彩
皆さん、セックスしてますか?
夫婦って一体いつ頃までセックスするんでしょう?
50代まで?すごいですね。40代まで?そうありたいですね。
30代。…セックスしましょうよ。
そんなところが私の感覚なんですけれど、皆さんいかがですか?
彩さんは今年で40歳になります。
結婚歴も長くて、私にとってとても頼れる先輩ママであり、
夫のこと、夫の仕事のこと、子供のこと。
そして、自分のことも何でも話し合える良いお友達です。
40歳で、先輩ママって言うと皆さん、好い「おばさん」をイメージしませんか?
そんなこと全然ないです!
確かに、流行ってるアニメキャラクターの名前はさっぱり判らないし、
アイドルの名前を微妙に覚え間違えたりして笑わせてくれたりしますし、
二人子供を産んだウエストは近所のお姉さん!と言うわけには行きません。
そう言う意味では、「おばさん」かもしれないんですが…、
彼女はなんと言うか、色っぽいのです。
でも彼女は決してクラブのママさんの様ではないですよ。
なんと説明すればいいでしょうか?
クラブのママさんが、外に向かってフェロモンばりばり出しているとすれば、
彩さんの場合はそれが内にむかって出ているんです。
それがなんとも嫌味じゃなく彼女を素敵に見せている。
うふふ、「人妻の色気」ってやつでしょうか?
どうしたらそんな風になれるの?
話を聞いていると、それはどうやら
「セックス」にあるんじゃないかなあと思えてきました。
彩さんは割とオープンに性生活のことも話してくれます。
「定期じゃないけど、平均したら週一くらいかな。」
「喧嘩の後って、なんとなくしちゃう」
最初は、回数とか、そう言うことを言われると、
妙に具体的な感じがして、
思わず顔が赤くなってしまった私なのですが、
彩さんは 「夫婦なんだから当たり前でしょ?」
と、そんな私に呆れ顔です。
そう言えば、そうですよね。
「結婚」て、ぶっちゃけた話「この人とHします」って公認してもらうこと
見たいなものなんだから…。
子供の学費や、ダンナ様の愚痴の間に
さりげなくそんな話をしてくれる彩さんの
色っぽい事。
おもわずタイトな黒いスカートを「素敵ですね」って誉めると、
「悟がね、こう言うの好きなの」と、
少し照れたように笑っておっしゃる。
その時、ふと気づきました。
私自身、ダンナ様とエッチしてると、洋服に気を使います。
と言うか、「こんなのも素敵だなあ」と、
洋服やアクセサリーが気になるんですね。
それが、全然エッチしないと、そう言うところもかまわなくなる。
もしかしたらセックスと言うのは無意識のうちに
「自分が女である」
と言うことを思い出させてくれるものなのかもしれません。
育児に追われて、家事に追われて、仕事もこなして…。
気がついたら、簡単な日曜大工みたいなことまでやってのけたりして。
洋服とか、アクセサリーとか、
「そんなとこまで、かまってられない」
って気分になる時がある。
でも、そう思いながらも、
「これでよし」と覗いた鏡の中の、
完璧に「中性」と化した自分を見ながら
スカートのウエストを気にしながら鏡の前に立っていたころの自分を、
異性のために服を着ていたころの自分を思い出したりしませんか?
お互い異性として友達以上の感情を抱き、引かれあったんですよね。
全てはそこから始まっているんですもの。
常に
「自分は彼にとって異性である」「女である」=女としての色っぽさ
と言うのを忘れない
ことが、お互いにいい関係でいる基本のような気がします。
もちろんこれは男の人にも言えることですけれど。
すっかり「同居人」になってしまって、
いびきはうるさいし、足は臭いし…と思っているあなた。
「腹はたるんできたし、胸の位置は下がってきたし」
と思われてるんじゃないかなあ?
すっかりそんな気の無い人だとしても、
そんなふうに思われたら悲しくないですか?
「すっかりおじさん臭くなったんだから、格好くらいちゃんとして」
と、小奇麗に磨いた靴で会社に送り出してあげて。
たまにタイトスカートはいて見ませんか?
日ごろ、自分がいかに股を広げて、おなかをリラックスさせて
生活していたか、痛感します。
磨かれた靴で出かけるのが、どんなにすがすがしいことか
気づき始めたパートナーは、
きっと、キッチンに立っているあなたの姿を見つけて、
「すっかり、たるんじゃったよなあ」
と言いながら、やさしくあなたのおなかをさすってくれると思います。
自己顕示のためのセクシーさと言うのは、
あまり素敵なものではないなと思うのですけれど、
自分の性別を忘れていないと言う色っぽさは
人を素敵に見せるのだなと彩さんを見るといつも思います。
「でも、ずぅっと(エッチ)してなかったら、誘い難くない?」
聞きにくくて、わざとおどけて質問する私。
彩さんは少し考えてからこう答えてくれました。
「とりあえず、手をつないでみたら。」
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