それでも新幹線に乗りたいですか?
このメルマガでもしつこいほど言っているし、それでなくてもご存知の人は
多いと思うが、
台湾鉄路の次代のホープは日本からやってきた
新幹線である。
見た目はこんな感じ。 http://www37.tok2.com/home2/gokigen/seeing/kanko.htm
台湾の嫁を長く読んでくださっている たーむぅ さんがとてもきれいな映像を
送ってくださったので使わせていただいた。
事後報告で申し訳ないが、たーむぅ さん、どうもありがとう。
緑や青の新幹線にすっかり慣れてしまっている私の目には、最初、
「なんだこりゃ?」
まるで庭でたまたま突然変異の黄色いかえる(いるか?)を見つけたような
衝撃を受けたのだけれど、見慣れてくると、この色もいいもんでござんす。
台湾の暑い太陽に、よく似合った色合いだ。
ということで私は結構気に入っている。
で、今回のお題でありますが、「それでも新幹線に乗りたいですか? 」
もちろんまだまだ開通しない台湾新幹線のことである。
「結局、台湾新幹線は安全なわけ?
大丈夫? 」なんて事を気にしながら、
ま〜、ノリとしては「台湾人の悪口2」てな感じですが、よろしかったら
お付き合いいただきたい。
ご存知のとおり、新幹線は、日本でもそうであるように新幹線専用の
線路が必要なわけだけど、
(つばさなどのミニ新幹線は在来線に乗り入れている特別型)
こっちだって新幹線を通すのだから、ただ新幹線作って運んでくるだけじゃなく、
ちゃんと業者が来て、それに伴う新幹線用路もつくっているのである。
高架橋作って、線路載せてってね。
ということで、台湾の新幹線高架橋ってこんな感じ。
http://www37.tok2.com/home2/gokigen/seeing/kanko.htm
なかなかりっぱでしょ?
こういう立派なものを作るときって言うのは、もちろん材料費や人件費だけじゃなくて、
いわゆる工具費というのも必要ですね。
釘と板だけあって、さてどうするか?そこに落ちてる石で打つにしても限度がある。
やっぱり、かなづちは無ければ準備しなければならない必需品なわけであります。
と、思うのは私が日本人だからか?
高架橋の上に線路を上げるクレーンの代金を提示した企業に台湾の人は 言うのよねえ。
「あ〜、それ。必要ないです。うちは人力でやりますから。」
はい?
た、確かにエジプトはピラミッドも人力で作り上げたものだ。
ジャッキーチェンの映画では、中国の建設中の建物の足げたは、
竹で出来ていて、
一瞬、「…ありえないだろう」と思うのだが、それは実際にも
あることらしいし。
でも、それと、この、線路を、見上げても見えないこの高架橋の上に持っていくのは、話が別なんじゃない??
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どうしても、人力で大丈夫とがんばる台湾側を止めたのは、この言葉。
「人に担がせて、事故起こしたらどうするんですか?
物が物だもの。
一回事故起こしたら死ぬのは一人と言うわけには
行かないですよ。
一回でも事故起こして遺族に賠償金払うこと考えたら、
機材買ったほうが断然安いですよ」
機材より金がかかるといわれて納得する。いや、わかり易い。
わかり易いが、本当にこの言葉は説得力があったのか?と、ちょと疑問も のこる台湾の嫁。
只今作っている高雄のMRTだって、ポロポロ人は事故死している。
ぶっちゃけ、日本が考えている程にそう言う事に対して保障はあるのか
と思ってしまうのだが、
まあ、機材はそろったのだからよしとしよう。
と言うか、私も「実のところ、なんで機材買う気になったんですか?
」と聞いて 見たいのだが、
本当のところを答えてくれそうな知り合いもいないので、
この話はもっと突っ込みたくても、突っ込めない。
ともかく、台湾まではるばる技術指導をしに来ている皆さんだって、
クレーンで「グィ〜〜〜〜ン。。。ドン!」で済んでいたものを、いきなり
手作業でお願いしますと言われても、
どう指導してよいかわからなかったことだろう。
(え?そんな事になったら、そこまで面倒見ないって??)
ともかく機材がそろってよかった良かった。
だったら、新幹線は日本で作ったものを持って行ったんだし、
線路はともかくつながったんだし、
じゃあ、もう、問題はないじゃない?
さっさと時刻表作って走らせようかと言いたいのだけれど、
そうは行かない話がちらほら聞こえてくるのが面白い。
台湾新幹線、逆走行ありだそうです。
私もこの話を聞くまで知らなかったことなので、もしかして私のように
「逆走行ってなに??」と思われる方のために説明すると、
線路って言うのは当たり前だけど上り用と下り用が分けられている。
で、たまに車両故障なんかで立ち往生した際に、逆の線路を使って迎えに行く
のだけれど、
お客さんを乗せた後に、最寄の駅が逆走行になる場合だけ、
逆走行するそうだ。
それも、最寄の駅に行くだけなのだから急ぐ必要もなく、
日本では、その場合
制限速度が時速100KMと規定されているらしい。
個人的には「故障の際の逆走行の時速」なんていうのが規定されているだけでも、
…良いんじゃないの?そんなの適当でも??
なんて思ってしまうのだけれど、それって台湾人的発想かねえ?
っていうか、故障があって、非常用列車で戻ってくるんだもの、のろのろ
走るのが相場じゃない??
100KMというのは、もしかしてせめて そのくらいは出して、ちんたらしない事!!ってことか??
と思っていたら、なんと台湾は300KMだそうです。
さすがに台湾の嫁もびっくり。
台湾の人なら、300KM出していいって言われたら、300KM出すよなあ…。
でも、300KMだして、果たして最寄の駅で、ちゃんと止まれるのだろうか??
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って、普通に考えたって、最寄り駅まで300Kで走るなんて無理だって。
300kまで加速する前に、着いちゃうでしょうが。
と思ったら、300kとは、同時進行同時出発の新幹線のことを言うそうだ。
皆さんわかるだろうか? この意味。
先週も言ったけれど、新幹線の線路は上りと下りで分かれているのである。
日本の場合、それをわざわざ決まりを破って逆走行するのは、車両故障などの
アクシデントがあった場合だけ。
それをこの台湾では、「繁盛記には線路を一方通行させる」らしい。
日本で言ったら、盆、正月でしょうな。ゴールデンウィークは今や帰省するというより
旅行するという感じだろうか?
こちらは家族の集まり大事だもの。
正月と言ったら、海外に住んでる
息子娘まで帰ってきますからねえ。
過年(正月)、端午節(端午の節句)、中秋節(十五夜)あたりは、はずせない
家族団らんの日。
加えて、父の日(8月8日)は結構無視されるものの(笑)
母の日(5月第2日曜日)にプレゼントと共に実家へ帰って、食事を共にする
親孝行な社会人も少なくないのだ。
と言うことで、サービス精神旺盛な台湾高鉄はそんな民族大移動の時期には、
新幹線を思い切って二線路とも同じ方向で走らせ、大人数を短時間で移動させま
しょう!!と言うことらしい。
親切と言えば親切。だが、ただ単に、客の少ない反対方向に走らせるより
そっちのほうが実入りが良いからでしょう?親分。
と言い切ってしまいたい台湾の嫁。
みんながみんな南部出身で、北部台北に働きに来ているというわけではない。
北部から南部に嫁に行ったものも居れば、今は科学園地と呼ばれる、
台北以北に点在する工業地帯に単身赴任の北部の人間だって多いもの。
絶対数は少ないとはいえ、北上したい利用客はどうしてくれる!
と、
利用客の視点で心配する私に、この話を教えてくれたA氏は言うのである。
「というか、F1レースも真っ青でしょうね。時速300キロですよ。
運転士同士、意識しあうなって言うほうが無理です。お互い負けては
居られないって、
新幹線の最高速度、更新してしまうかもしれません(笑)」
う〜ん。彼は、冗談で言っているのかもしれない。
でも、私は冗談に思えない。
日本というのは、JRの時刻表が改正されるたびに、その日の0時かっきりに
ネット上の
時刻検索もしっかり時間が改正され、以前のように「改訂版JR時刻表」と
首っ引きにならずとも、
出発駅と到着駅を入力するだけで、最短時間から、最低金額
などバラエティーに跳んだ移動法が表示される国だ。
コレって、何より電車が正確に来るからでしょ?
台湾ではありえない。始発駅の出発時間はともかく、到着時間は長距離
(と言っても500キロ程度)乗っちゃうと
10分20分という差が出ても変じゃない。
その上、こちらの時刻表は今年に入ってもう10回も変わっているのだ。
台湾鉄路はメディアからの質問に対して、
「お客様へのより良い安全性と便利性を
目指しておる結果です。が、ご迷惑をおかけしている部分に関してはまことに
申し訳なく・・・」
なんて言ってますが。
まだ9月なのだ。ということは一ヶ月に一回以上のペースで替わる時刻表。
ないも同じです。
っていうか、その毎回改正される時刻表、駅で「売って」いるのが
やっぱり最新版。
ただじゃないっていうのが腹立つねえ。
ネットなんか、更新追いつかなくて信用ならないし。
はっきり言って、ふざけてんの?? って気分にならないのか?台湾人。
私が常時利用者なら、やってられないんだけど。
そんなだもの。毎日、線路が空いているから、走るか〜的あいまいさで運転している?
とも思えそうな彼らに、時間に忠実に。速度に忠実に。なんて感覚があるのか?
台湾人でなくても、隣に同じようなのが走っていたら、意識するのは普通の感覚
だろうしなあ。
最高速度更新くらいならいいけど、カーブ曲がりきれなくて、
新幹線の脱線事故なんて、怖すぎるぞ。
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そんなの、やっぱり危ないよね。 なんて思って、ふと考える。
よくわからないけれど、同じ方向に300Kのスピードで走って、
空気の抵抗とか、摩擦とか、そういうのは大丈夫なんだろうか??
でもまあ、そんな新幹線同士が、上り下りですれ違っても大丈夫
なんだから、問題ないんでしょうね。
新幹線は、と言っても、他の国の高速電車もみんなそうなのだけれど、
ただ速い電車を開発しただけでなく、そう言った騒音とか、すれ違うときの
空気抵抗とか、
そういうところ全てを考えて作ってあるのがすごいなあ
と思う。
私みたいなまったくの素人でもそう思うのだ。
しかし、どうやら台湾は、上り線路を300kmで走りながら、 下り線路の補修するということも申していたようである。
小さな小道で車が50K程度のスピードで通り過ぎて行ったって
チビを連れている私はヒヤっとするのだ。
路上駐車も多い小道でこのくらいのスピードというのは、歩いている人間には
暴走しているようにしか、感じない。
その観点から考えて、上り線路を300kmで走る新幹線の隣で補修作業って
可能なのだろうか??
高架橋だって、作っているのはどう見ても一つだけだ。
(上り下り別々に建てているわけではない。)
そして、A氏は続けるのである。
そんなことをしたら、作業員全員、皆殺しですよ。
まず、どんなに逃げてても、軌道上に居たら、
間違いなく、人間は吸い込まれます。
やっぱり、そうだよねえ。
って言うか、言われなくても、度素人でもそのくらい想像付くと思うんだけど。
一体誰が、そういう返答をしたのかは知らないけれど、
一介の台湾の嫁でさえ想像が着きそうな事を、なぜに仕事にかかわっている
あなたは気が付かないのか??
こういうところは、台湾て、本当面白いよねえ。あほだねえ、なんては
思わない。
私みたいに、当てずっぽうで、何も考えていない人間が言うのもなんだけど、
もう少し頭使えよ。真面目に仕事しろよっていいたくなる。
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