レシート宝くじ
台湾のレシートには宝くじがついているのをご存知だろうか?
と、知らない人のほうが当たり前か(笑)
コンビニやスーパーで買い物をするともらえる、あのレシートは統一発票
と呼ばれていて上のほうに通しの番号がついているのだ。
(あ、市場や夜市など、そもそもレジなぞないところでは、もらえないが)
それが宝くじの番号で、この宝くじは2ヶ月に一度抽選される。
当選金額は特等の200万元(700万円弱)から始まって(前後賞はないよ)
6等の200元(700円弱)まで、お金を払わず、ジャンボではないが
結構夢(ドリーム)を見れちゃう、
庶民の楽しみだ(^O^)
ジャンボな夢を見たい人はせっせと投資をして台湾ロトを買う。
家の爺のように。
こちらはさくっと1億(3,3億円)なんて言うのも夢じゃない。
がんばれ、爺。
何故にレシートに宝くじが?と思われる方。
すっかりそれが定着して当たり前のようになっているが
一説には
「レシートを捨てない習慣」をつけるため
と言うのを聞いたことがある。
今でもそうだが、台湾には「ばあちゃんが一人でやってる」
雑貨屋とかラーメン屋とかアイス屋台なんてごろごろしている。
別にばあちゃんだけじゃないのだが(笑)
まあ、こじんまりとした
個人商店と言うことだ。
ばあちゃん一人でちまちまやっているとは言え、それで養われている
家族あり、
納税の季節になれば確定申告は必要なのだが…
所詮ばあちゃんが趣味で始めた店である。
(基本的に調理師免許も美容師免許もないのだ。ここは)
やろうと思ったら誰でもなんでも開けるのだ。(開くだけなら)
そして何もわからないばあちゃんは手元にある現金で仕入れをし、
物を売る。
手元に残った現金が多ければ黒字。少なければ赤字の単純計算だ。
当然確定申告??の世界であり、お役人に言われて出向く役所には
帳簿無しである。
困ったのはお役所。
こりゃ税金を払えと言ったって、何を基準にしていいのかわからない。
難しい話をしても無駄なので、とりあえずレシートをとっておけと指導
するのだが、
どうしてもお釣りに気が行ってしまって、
それについてきた紙切れは無意識に捨ててしまう。
で、レシートを捨てないようにさせる苦肉の策として登場したのが
宝くじ付きレシートという訳。
実際、レシートに宝くじがつくようになってからは、道端に
捨ててあるレシートの数が
ぐんと減ったというのは
今はもういないパパ方のばあちゃんの話である。
利用できるものは利用し尽くす、元祖リサイクル人種チャイニーズ
思考を良く理解した、
うまい考えだなあと私は思うのだが、
まあ、これが本当の話なのかどうかは定かではない(笑)
さてさて、家のテレビの上に置いてあるレシート箱も一杯になってきた。
と言うことはそろそろレシート抽選も近いぞ!
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さてさて、テレビの上に置いてあるレシート箱も一杯になってくると
そろそろ抽選の時期だ。
日本ではレシートなんてマメな主婦の家計簿に張ってあるか、
もしくはスーパーのパッキングテーブル脇のごみ箱に捨てられる物
と言うイメージだが、
こちらでは何処のうちにもこの 「レシート箱orカンorビン」
(なんでもいいのだ、レシートが入れば)
がある。
そりゃそうだ。
もしかしたら200万元の価値があるのだもの。
毎奇数月の26日、それが抽選日。前2ヶ月分もレシートが抽選対象だ。
(3月抽選なら1、2月分のレシート)
さてさて今回はどうなる事やら。
だめ、だめ、だめ…。これは惜しい(と言ってもビリッけつの200元
下3桁ヒット)
あ、これは2番符号違いだ。
ん?これは1違い。
ああ、連番なのね。
あらかじめ宝くじナンバーが印刷されているこっちのレシートは
長さが決まっている。
物を沢山買うと一枚には印刷しきれず 2枚3枚と印刷し終わるまでレシートを連番で何枚も使うのだ。
と言う事は、次はもしかして当たり?!
やったぁ!!下3桁当たり(可愛く200元!)
ン?いや下4桁あってる??
ンン??違うぞ!下5桁あってるぅぅぅぅ!!
と言う事は、えっと、4等、4000元だあd(^-^)!
大喜びで何度も番号を確認する私。うれしいなっと!
当たったレシートには裏の該当部分に、
該当金額、住所氏名、IDナンバー
電話番号を書き銀行に持っていけば取り替えてくれる。
ふってわいた4000元、税金を差し引いても3000元(一万円程度)には
なるだろう。
(1000元以上には税金がつくのよ)
うれしいお小遣いだ♪
何に使おうかな。
ゲームがしたいと言ってぐずる太郎を引きずって
(そうなのだ。こやつのお出かけには予約が必要なのだ。
急なお出かけは予定していたゲームやDVDに影響が出るので
めちゃくちゃぐずるのだ)
ご機嫌で銀行へ向かう。
途中太郎なだめに「欲しい物買ってあげるよ~♪」と言ったら
「ゲームソフト」と言われた。
…それは出来ない。
当たった金額殆どそこにつぎ込んでしまう
事になる。
すかさず却下され、更に不機嫌な太郎(笑)
「換金お願いします!」
にこにこ顔の私に行員さんも
「いくら当たったの〜?」と聞きながら、
すかさず 「すごい!五桁もあってるよ、これ」
「はいd(^-^)!」
思わず、隣のカウンターのお姉さんも覗きにやってくる。
すごいね。ラッキーだね。私なんか当たった事ないよ。
を連発しながら居留証を確認し、印紙を貼るおばさん。
書類の記入欄のところで、ハタ、と手が止まった。
「購買金額が、ない」
はい?
「と、言う事はレシート(領収書)とは認められないから
お金は払えない」
はいはい?
私の当選レシートは量販店で買い物した時の物で、3枚続きの
一番最後だった。
そしてそこに記入されているのは
「レジ担当者NO. 038」
「購入日時 ××××/××/××」
これだけだったのだ。
確かに、…領収書とは言えないかもしれない。
「でもこれは確かに公共に発行されてる「統一発票(レシート)」で
偽者でも偽造でも、なんでもないんだけど」
「わかるけどね。ほら、これは領収書に対しての懸賞賞金だから」
…4000元だぞ、おい。
「何か、解決策はないんですか?」
「ないねえ。ほら、決まりだから♪」
とおばさん。
「そう言えば昨日1000元当たったって来たおじいちゃんも
同じケースでお金もらえなかったよね♪」
と隣の姉ちゃん。
なんだかうれしそうなのは気のせいか??
「ま、そう言うわけだから、仕方がないのよ。ほら、決まりだから♪」
…妙に気に食わない「決まりだから♪」の一言。
納得いかな〜い(--)ム!
と言う顔をしていると、二人の行員さんは
「そりゃ、悔しいわよね。ま、私達もどうしようもないからさ、
納得行かなかったら本社の方に連絡して。
これ、住所と電話番号。
なんだったら北京語の通じる旦那さんに電話してもらえばぁ?」
と挙句のはてに私の北京語までけなされて(?)帰って
来たのであった。
確かに上手くはないけどさ。
ま、「これがれっきとしたレシートである限り支払われるべきだ」
とか、
「レシートの長さが決まっている時点で、こう言う事態は
予想できただろうから、
何らかの対処をするべきだ」 などと、
さんざんへ理屈を並べたのだから、向こうが
面倒くさくなるのも無理ないが。
結局、私と話すとき以外は皆台湾語で話す(私にゃわからん)
という
いつもの手で、状況的にも不利だと感じた私は
とりあえず住所と電話番号を手に退散したのでございます。
たろじろママ、 果して4000元ゲットなるか?!
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納得がいかないと思いつめても何の解決にもならない。
さっさと気持ちを入れ替えて次の解決策を見つけなきゃ。
家へ帰って、まず一番先に頼るのはやっぱりパパ。
あ、ずるい?(笑)
いやいや、利用できるものは何でも使う。
会社に電話したけれどいない。ということは外だな。
携帯に電話する。
「今どこ〜?」
「なに?西門町で昼ご飯」
あら♪なんてグッドタイミング。
「ね〜西門町に○×銀行の本店があるんだけどちょっと行って来てくれない?」
「なんで?」
というところで先の銀行でのいきさつを話す。
元祖納得のいかないことにはとことんこだわる奴、
パパである。
話を聞き終わるや否や
「おし!わかった!!」
と頼もしい返事とともに電話は切られた。
…一時間後電話がなる。
「行って来たらさ〜」
思いっきり明るいパパの声。
本店に行ったら「それはよくあること」と言われたそうだ。
その場合当選のレシートと連番だったはずの前のレシートを
一緒に持参してもよし、
前のレシートがもうなければ
購買先に言って向こうの控えをコピーしてもらい
確認印を押してもらえばそれでいいと言うことであった。
なんだ。ちゃんと対処法があるじゃないか。
早速買い物をした量販店に問い合わせると
「レシートは二ヶ月も前のもので、もう倉庫のほうですね。
ちょっと時間はかかりますが大丈夫ですよ♪」
となんともさわやかなお返事を頂いた。
時間がかかると言われた控えのコピーも翌朝にはメールされていた。
何だ。早いじゃん。
私はそれを印刷し銀行へ向かう。
道すがらその印刷されたものを眺めてみる。。。
レシートが3枚連なってあり、空きスペースには
量販店の営業承認NO(これが大事)が入ったハンコ。
…私にゃ無理だが、パソコンに強い人ならいくらでも偽造できそうだなあ。
こんなんで証明になっちゃうんだろうか?
銀行に到着すると、もちろんそんな不安はおくびにも出さず中へ入る。
入り口のところですでに私のことを見とめた
先日のおばちゃん姉ちゃんコンビは
「また来たよ」
「そりゃそうさ。4000元だもん」
と言っているのがわかる。
おいおい。聞こえてますよ。客商売でしょうが。
「本店に行ってきました。これで換金できるそうです」
と、コピーを見せる。
「本店がこれでいいって言ったの?」
「はい」
私がそういうとおばちゃんはコピーをチラッと見ただけで
あっさり交換してくれた。
おいおい、人に聞いただけで自分で本店に確認しなくていいのかよ。
って、規則はどうした規則は。
っちゅうか、いたいけなガイコク人もてあそんで楽しんでたか??
と、
突込みどころは満載だったが、なんともこのコンビはいけ好かない。
かまうだけ時間の無駄な気がして無視をする。
無言で手続きは終わり、 税金800元を差し引いて…
無事3200元ゲットしたぞ!
やった♪
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