南米
2019年8月16日から25日、休暇をとって家族で南米へ行ってきました。南米と言ってもペルーとブラジルとアルゼンチンのみ。それもブラジルとアルゼンチンはイグアスの滝のみでここが国境にかかっているので両国へ行くことになっただけで、これらの国の他の場所には一切行ってませんから、ちょっと南米旅行と言うには大袈裟なのですが。
一方ペルーはメインのマチュピチュの他、クスコ、ナスカ、リマなど著名な観光地は網羅しています。 とにかく行きたかったのはマチュピチュとイグアスの滝です。いずれも世界遺産人気では常にトップ10、いやトップ5に入るところ。マチュピチュはそのロケーションと佇まいから神秘性は群を抜いていて、恐らく古代遺跡での人気はエジプト、ピラミッドと双璧をなすくらいでしょう。
一方イグアスの滝は絶景という点ではやはり世界トップクラス。世界3大瀑布の中でもその規模は大きく他を引き離しており、一生に一度は行っておきたいところの代表です。
しかし南米は丁度日本から見て地球の裏側。日本から最も遠いところです。そのため当然時間はかかるので移動はかなり辛い。そのためどうしても行きたいこの二か所を一度に行っておきたいと思う訳です。同じ南米ということでこの二か所がセットのツアーは結構あります。しかしそれでもそれなりに離れていて、かつペルーは他にも見どころが多い。
そうするとどうしても9日間のツアーでは厳しいのか殆どというか全くありません。最低でも10日間になります。10日間だと5日の夏季休暇に前後の土日を使っても足りない訳です。そのため今回は初めてプラス1日有給を追加して10日間の休暇を取ったのです。
昨年インド旅行として、私一人ですが久しぶりに使った団体ツアー旅行。今回も10日間でこれだけ回るのは個人旅行ではほぼ不可能。当然ツアーに申し込みました。子供も一緒の団体ツアー旅行は初めてということになります。
しかしプラス1日有給とするには金曜日出発か、月曜戻りしかない訳ですが、なかなかこの日程のものが見つかりません。そしてやっと見つけたのが阪急交通社のもの。この会社を使うのは初めてですが、他に選択肢がありません。
また今回は非常にフライト時間が長いということで奮発して、半分だけですがビジネスクラスを利用しています。途中アメリカのロスアンゼルスで乗り換えるのですが、成田からこのロスまではANAのビジネスクラスを利用しました。
後述しますが、往路でとんだハプニングがあったのですが、その後は順調でとてもいい旅ができました。初めて使った阪急交通社ですが、なかなか良かったですよ。因みにツアーは21人。比較的多いそうです。
旅程
- 2019年8月16日(金) 往路 (機内泊、リマ仮眠泊)
午後に成田を立って、ANAのビジネスクラスにてアメリカ、ロスアンゼルスに飛びます。ロスでラタム航空に乗り換え。このトランジットでは旅行中断、帰国も覚悟したくらいのトラブルに見舞われたのですが(後述)、何とかクリアしてペルー、リマに飛びました。こちらはエコノミークラス。リマのホテルについたのはもう17日の明け方4時頃でした。自宅を出てから33時間が経っていました。
- 17日(土)曇り リマ観光 (リマ泊)
少し仮眠をとった後、世界遺産のリマ歴史地区観光。この日は観光はそこそこにして14時にはホテルに帰り寝ました。ここで時間に余裕があったのは助かりましたね。
- 18日(日)快晴 クスコ観光 (マチュピチュ村泊)
朝一で国内線でクスコに飛びます。世界遺産の旧市街を観光した後、大きな荷物はクスコに置いたまますぐさまバスと列車を乗り継いでマチュピチュ村に行ってしまいます。
- 19日(月)快晴 マチュピチュ観光 (クスコ泊)
朝から待望のマチュピチュ遺跡観光。昼過ぎにはマチュピチュ村に降りてきて、昼食と自由時間を挟んでまたこの日のうちにクスコに帰ります。
- 20日(火)快晴 移動日 (フォス・ド・イグアス泊)
この日はひたすら移動日。クスコから国内線でリマ。そしてリマから国際線でイグアスまで。イグアスではブラジル側のホテルに泊まります。
- 21日(水)快晴 イグアスの滝 アルゼンチン側観光 (フォス・ド・イグアス泊)
朝からイグアスの滝のアルゼンチン側に入国してのトレイル観光。ボート・ツアーもこの日にやります。また3国国境にも寄りました。ここは実質初の連泊で多少楽に。
- 22日(木)快晴 イグアスの滝 ブラジル側観光 (リマ泊)
この日はバードパーク・ツアー(オプション)とヘリコプター・ツアー(オプション)、そしてブラジル側のトレイル観光。しかしこの後この日のうちにペルーに戻ります。
- 23日(金)曇り後快晴 ナスカ地上絵観光 (機内泊)
早朝からナスカ地上絵ツアー(オプション)。バスでピスコまで行って、そこからセスナで遊覧飛行。終了後バスでリマに戻り、帰国の途につきます。
- 24日(土)、25日(日) 帰路
往路の逆でロスまではラタム航空のエコノミーで。ロスからはANAのビジネスクラスで帰国です。帰路のロスでのトランジットは嘘のようにスムーズにいき、ラウンジで2時間もゆっくりできました。また後の方がビジネスなのが往路よりもいいですね。何しろ私は翌日から仕事ですから。
基本的に忙しい旅でした。連泊は実質1回だけで、早朝5時位にホテルを立ったり、夜も21時過ぎとかにホテル着だったりも多いので、結局持っていったパソコンは一度も開きませんでした。部屋に帰ったらぐったりです。
INDEX
基本的には訪問順の時系列で観光地ごとに纏めましたが、イグアスの滝は2日かけているので分けてます。
- 旅行準備と往路 (8月16日)
往路ではとてつもないトラブルが発生します。いきなり帰国も覚悟したそのトラブルとは。
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リマ (8月17日)
世界遺産のリマ歴史地区をゆっくり見て回りました。

- クスコ (8月18日)
世界遺産クスコ市街を堪能。高山病は大丈夫でしょうか。

- マチュピチュ (8月19日)
この旅のメイン中のメインです。やっぱり素晴らしかった!

- イグアスの滝(アルゼンチン側) (8月21日)
やはり悪魔の喉笛は凄かったですが、ボートツアーも圧巻です。

- イグアスの滝(ブラジル側) (8月22日)
やはりヘリコプターツアーですよね。また滝を見上げるブラジル側もなかなかです。

- ナスカの地上絵 (8月23日)
結構探すのが大変でした。

- 帰路 (8月23日〜25日)
すべて終わって安心の帰路。

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