モロッコ
モロッコは当初旅の予定には入れていませんでした。しかし先進国よりもこうした
途上国の方が遙かに面白いという
友人の強い勧めで、ヨーロッパ旅行の途中に入れてみたのです。
しかし行って本当に良かったです。
イスラム世界は我々日本人には馴染みが薄いので、様々な情報が氾濫して、
まるで行ったことがあるような感覚になっている欧米よりも遙かに
エギゾチックに感じます。
あの
コーランの響きは異国にきたということをしみじみと感じさせてくれました。
また
砂漠も、湿潤地帯である日本に住む我々にはなじみがなく、未体験ゾーン度が極めて高いです。
そういった意味でも、この旅は非常に印象に残る旅となりました。
ただやはり途上国ということで様々な不安があります。そこでスペイン、
バルセロナで知り合った
男性一人、女性二人組みとの計4人で一緒に行こうかという話になりました。
しかしそれぞれまだスペインで回りたいところもあったので、一旦バルセロナで別れて、10月17日にマドリッドの
有名な宿アマデオで
待ち合わせて最終決定しようということになりました。
本当に落ち合えるのか半信半疑でしたが、10月17日にアマデオで会えて、そのまま皆で一緒に
セゴビアに向かいました。
セゴビアではまた翌日セビリア行きのマドリッド発の列車で落ち合う約束をして、別れ予定通り18日に合流してセビリア、
コルドバを旅した後
アルヘシラス港から地中海を渡りモロッコへ向いました。
通常アルヘシラスからだと
タンジェ港へ向うのが一般的ですが、一旦
スペイン領セウタに入りました。
距離的にはこちらの方がずっと近いのですが、なぜそのような選択にしたのかは覚えていません。そしてそこから陸路で
モロッコに入国し、
テトゥアンへ向いました。10月21日のことです。その後
フェズ、
メクネスを回った後、
アトラス山脈を越えて
エルフードへ。ここで
メルズーガへの日帰り砂漠ツアーに参加します。
その後
トドラ谷と行き、再びアトラス山脈を越えて
マラケッシュへ。
さらに
カサブランカ、
ラバトと北上し、最後
タンジェから
船でまたスペイン、アルヘシラスに11月5日に戻りました。16日間の旅です。この旅の行程については「
1990年 モロッコ旅行」をご覧下さい。
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