トゥーラ遺跡
1990年3月12日 メキシコ・シティから日帰りで行ってきました。 テオティワカンよりは少しだけメキシコ・シティから遠いです。
トルテカ帝国の首都とする伝承があるそうですが、全盛期は、10世紀後半から11世紀前半。
ピラミッドBとその周囲の列柱構造などが、チチェン=イッツアの「戦士の神殿」とその周囲の列柱構造と酷似していることなど建築様式の類似性が長い間指摘され、伝播したとしたらどちらが先なのか論争が繰り返されてきた。最近、チチェンについては、南方に位置する中部地域の古典期の伝統の延長線上にあるという見方が強くなっているとのこと。
2016/4/23
戦士の像
|
この遺跡の特徴というか、シンボルは何と言ってもこの戦士の像。
アメリカ大陸には様々な時代の遺跡がありますが、こういう像は他では見ない特殊なものです。
|
|
一つを大きく撮ってみました。胸には蝶のような形の胸飾りをつけ、刀や投槍器といった武器を身につけています。投槍器というのはテオティワカンに始まるメキシコ高原の武器ですね。好戦的だったというトルテカ人らしいといえます。 |
|
記念撮影ですが、この戦士の像の大きさが分かる写真ですよね。
高さは4.6mもあります。 |
宮殿跡
|
列柱という説明もありますが、宮殿があってそれが壊れて柱だけが残ったということです。 |
ピラミッドB
|
戦士の像はこのようにピラミッドBと呼ばれる基壇の上に立っているのです。
ケツァルコアトル神殿とも呼ばれているようです。 |
ピラミッドC
メキシコと中米の目次へ
ホームページへ
|