プランバナン遺跡群12月9日、昨日はジョグ・ジャカルタに一泊して、この日はプランバナン遺跡などを観光しました。その後その日うちにバリ島に帰ってます。 こちらはボロブドゥールと違い、ヒンドゥー教の寺院になります。やはり世界遺産に登録されています。詳しい話はwikipediaとも比較にならないほど詳しい「私の好きなインドネシア」をどうぞ。 プランバナンは世界遺産ですが、プランバナンという名の寺院があるわけではなく、プランバナン地区にある遺跡群を総称したものです。我々が見たのは、世界遺産の登録されているプランバナン遺跡群全てではなく、その中の中心的な存在であるロロ・ジョングラン寺院です。このロロ・ジョングラン寺院をプランバナン寺院だと思っている人は多いでしょう。私もそうでしたから。 ロロ・ジョングラン寺院ロロ・ジョングランはこんな尖がった建物(聖堂)が特徴です。中央の大きいのが、シヴァ聖堂です。 後はヴィシュヌ聖堂、ブラフマー聖堂などがあるのですが、どれがどれだか分かりません。 ボロブドゥールにもありましたが、やはりこの手の寺院にはレリーフが付き物です。下の写真はラーマーヤナの一節、「ラーマと黄金の鹿」 と題されるもの。 シンタの美しさに心を奪われたラワナは彼女の誘拐を企む。手下のマリチャを黄金の鹿に変身させ、ラーマをシンタから引き離す。ラーマは鹿を追うが、鹿に矢を射掛けると、魔族の正体が現れる。 シヴァ聖堂の中央の部屋に安置されるシヴァ像。高さ約3mの巨大な石像です。 シヴァ神以上に、ロロ・ジョングランではシヴァの妻であるドゥルガー像の方が有名になっています。そもそも「ロロ・ジョングラン」というのは「細身の乙女」という意味で、このドゥルガー像のモデルになった女性をさしているようです。 象の頭をしたシヴァの息子ガネーシャ。富の神で、日本では聖天・歓喜天と呼ばれます。
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