8月23日(日) パリ市内観光 (エッフェル塔とルーブル美術館)
2017/8/15
エッフェル塔
この日は私の誕生日ですが、朝から若干天気が良くなくて、今にも雨が降りそうです。エッフェル塔は結構並ぶという情報だったので、開館前に行こうということで少し早めに出ました。
エッフェル塔が見えてきました。

並んでいる時に撮った下からの眺めです。

既に雨降りで眺めは決してよくありませんが、とりあえず最上階の展望台まで行きました。

ここでお決まりのポーズ。ママは怖くて出れません。雨も降ってますし。

天気が良かったら、この後、エッフェル塔全体をバックにいい場所まで行って記念撮影をするところですが、下のような写真で済ませます。

早々にエッフェル塔を後にして、ちょっと所用で一旦アパートに戻った後、歩いてルーブルへ向い、そのそばで昼食です。ハンバーグステーキを食べたのですが、正直まずかったです。何かシャケを食べているようでした。

ルーブル美術館
昼食後はルーブル美術館。前回(と言っても16年前の1999年9月ですが)来た時は家内と二人だけで、パリのみの滞在で美術館を集中的に見たため、ルーブルも1日半くらいかけました。そのため主だった展示物は殆ど見ています。今回、息子は初めてなので、有名な絵画と我々二人ももう一度見たい絵を中心に的を絞って見学しました。
入り口のガラスのピラミッドでお決まりの撮影。あまりピラミッドを摘んでいるようには見えませんね。

あまり計画的に回ってないのですが、一応見た順に掲載します。勿論これが全てではありませんが、撮った写真は著しくピントがずれて見るに耐えないもの以外は全部載せてみました。一部は写真は撮ったものの、よく分かってなくて、作者と作品名を調べるのに苦労したものもありました。最後はgoogleの画像検索で見つけてます。
まずは何といっても、ルーブル屈指の名画、レオナルド・ダ・ヴィンチの「モナリザ」です。ここだけはすごい人だかりでなかなか真ん前まで行けません。

ダ・ヴィンチの絵では、モナリザより、こちらの「聖アンナと聖母子」の方が個人的には好きです。

同じくダ・ヴィンチの「洗礼者ヨハネ」

こちらはやはりイタリアルネッサンスの巨匠の一人、ラファエロの「美しい女庭師」。

ルーブル1の大きさを誇るのが、ヴェロネーゼの「カナの婚礼」。

アルチンボルドの「春夏秋冬」。2017年に日本に来てましたね。

カラヴァッジョの「女占い師」

グッド・レニの「ゴリアテの首をたずさえるダヴィデ」

ジョヴァンニ・パオロ・パンニーニの「古代ローマの景観図のギャラリー」。この絵は何となく撮ったので、作者と作品名を調べるのに苦労しました。

レーバーンの「花を持っている少女」

ロレンスの「ジョン・アンガースタインの子供たち」

しかし何といってもルーブルで一番好きなのは、19世紀の絵画で特に通称大作の間と呼ばれる部屋にある19世紀前半の絵画です。
これはドラクロアの「民衆を率いる自由の女神」です。1999年に日本に来て上野の東京国立博物館に見に行きました。その時は1時間も並んでやっと入れて、それでも絵の前ではゆっくりすることが許されず、10秒程度でそそくさと先を促される始末。絵の前での記念撮影などあり得ない所業でしたが、今回はこんな感じ。

同じくドラクロアの「サルダナパールの死」
「アルジェの女たち」

実は私が一番好きな絵。ジェリコーの「メデュース号の筏」です。

この部屋にはダビッドの大作「ナポレオンの戴冠式」もあります。

しばらくダビッドの絵が続きます。まずは「皇妃ジョセフィーヌ」

「レカミエ夫人」

「ホラティウス兄弟の誓い」

「サビニの女たち」

アングルの「クランド・オダリスク」

ここで大作の間は終わりです。
しかし引き続きやはりダビッドの「マラーの死」。ただこれはコピーです。オリジナルはダビッドがナポレオン失脚後に亡命したベルギーにあります。何年か前に日本にも来てます。ダビッドの「マラーの死」はフランス革命のジャコバン独裁時代にプロパガンダのため多数のコピーがダビッドの弟子によって作られたようです。そのうち4枚ほどが現存しており、多くがフランスにあります。ルーブルにあるこの絵もその一つ。

アングルの「トルコ風呂」

同「ヴァルパンソンの浴女」

グロの「アルコレ橋のナポレオン」

こちらはママがルーブルで一番お気に入りの絵画。ジェラールの「クピドとプシュケ」

ルイーズ・ヴィジェ=ルブランの「スカブロンスカイア伯爵夫人」。この絵も多少調査に苦労しました。

ブーシェの「ウルカヌスがウェヌスにその息子アイネイアスのために造った武器を贈る」

ヴァトーの「ピエロ」

同じくヴァトーの「シテール島への船出」

ダビッドの「レイモンド・ヴェルニナック夫人の肖像」。こちらも調査に少々苦労しました。

ゴヤはマドリッドのプラド美術館に沢山所蔵されていますが、ルーブルにも少々。「ソラーナ侯爵夫人」

ルノアールの「読書」。ルノアールの絵は基本的にオルセー美術館にありますが、ルーブルにもあるんですね。

シャンパーニュの「1662年の奉納画」

ラ・トゥールの絵も非常に好きです。この光の使い方が秀逸。「灯火の前のマグダラのマリア」。ただ一番好きなのは「大工の聖ヨゼフ」だったのですが、見当たりませんでした。他のサイトの情報によるとラ・トゥールの部屋は少し前に閉鎖されたらしく、少しでも見れたのが御の字のようです。

ラ・トゥールの絵として、構図的に好きなのがこの「いかさま師」です。

ルナンの「農民の家族」

「浴槽のガブリエール・デストレー姉妹」です。ちょっと笑えますよね。

ヴァン・ダイクの「狩場のイギリス国王チャールズ一世」

レンブラントの「自画像」

この「メディシスのギャラリー」は圧巻です。ルーベンスの24枚の大連作「マリード・メディシスの生涯」を一挙に展示した部屋です。

その中でも代表作とされるのが、この「マルセイユ上陸」です。

絵画以外はあまり興味ないのですが、折角なので少し見て回りました。
「アッシリアの有翼牛の門」

言わずとしれた「スフインクス」

さて次は一応ルーブルにきた以上、息子のためにも見ておかないといけないということで。。
「ミロのビーナス」

「サモトラケのニケ」

もう大分歩き疲れたので、この後は特にどこにもよらずにまっすぐアパートに帰りました。
08時過ぎ アパート出る
08:40 エッフェル塔着
09:00 会場
09:30 エレベータ乗る
10:15 エッフェル塔出る
一度アパートに戻る(俺が傘を忘れたなど)
11時半頃出る
11:45 レストランで昼食
12:50 ルーブル美術館着
13:20 モナリザ
13:50 大作の間
15:35 彫刻
16時過ぎ ルーブル美術館出る
17時前 アパート戻る
親子丼(自炊)
22時頃寝る
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