アテネはギリシャの黄金時代に長くギリシャの中心都市として栄えたため、 最もギリシャ的なものが集まっています。ギリシャ的なものとはもちろん古代ギリシャの遺跡などです。
アクロポリスの丘などは実に紀元前500年頃のものであり、日本ではまだ縄文時代です。この時代に民主政治を行いえたのはなぜだったのでしょうね。
アクロポリスの丘の上にあるアテナイの守護神であるギリシア神話の女神アテーナーを祀る神殿です。
紀元前447年に建設が始まり、紀元前438年に完工、装飾等は紀元前431年まで行われました。
結構壊れた感じで、最初は工事中なのかと思ってしまいました。
やはりアクロポリスの丘の上にある神殿。 紀元前5世紀末に完成したイオニア式建築の代表作で、かつてはアテナの女神像が安置されていた。
名前はギリシア神話の英雄エリクトニオスに因んでいます。
カリアティードと呼ばれる6体の少女の姿の柱像です。
最も細い部分は首で、彫像でありながら玄関の屋根の重さを支えるように設計されています。
ギリシャには多数のアクロポリスがありますが、アテネのアクロポリスは一般的に「アクロポリス」で通じるます。
2007年3月26日、アクロポリスは正式にヨーロッパの文化遺産リストに卓越した遺産として発表されたました。
ちょっと角度を変えて。
アクロポリスはアテネの海抜150 m (490 ft)の平らな岩の上に立っていて、3ヘクタールの面積があります。
これはアクロポリスの丘の上からのアテネ市街の眺めです。
向こうに後述するリカヴィトスの丘が見えます。
アクロポリスの丘の南西麓にある屋外音楽堂、劇場です。
161年に、ギリシア人の貴族でローマの元老院議員であったヘロディス・アッティコスが、妻のアスパシア・アニア・リジラを偲んで建設した施設で、アクロポリスの南西斜面を利用して建てられています。
やはりアクロポリスの丘の麓に建てられていた大型野外劇場で、「ディオニューソス・エレウテリオス」(自由の神)の聖域の一部を形成していました。
ワインと豊穣の神に捧げられており、ディオニューシア祭の開催地だったとか。アイスキュロス、ソポクレス、エウリピデス、アリストパネスといった古代の劇作家はこの祭りで作品を競ったそうです。
アゴラはアテネの中央北西部に位置する、周囲に様々な公共施設が配置された広場・市場であり、市民交流の場でもありました。
こちらはアグリッパ音楽堂の入り口に立てられたトリトン(魚の尾をつけたもの)と巨人(蛇の尾をつけたもの)の柱です。
これも一応アゴラ内にあるのですが、紀元前449年に建てられ始め、紀元前416年から415年頃に完成しました。
鍛冶屋や窯業者が集まる地区に建てられたため、炎と鍛冶の神とされたヘーパイストスを祀る神殿となったとか。
パルテノン神殿よりもずっと保存状態が良かったです。
アクロポリスの東側にある門で、記念碑的な凱旋門とされています。
巡察旅行でアテネを訪れ多数の公共建築物等の再建に力を注いだローマ皇帝ハドリアヌスの功績を称えるためのものでした。
アクロポリスの東側にある神殿で、オリュンポス十二神の中の最高神であるゼウスに捧げられた神殿です。
紀元前6世紀、僭主政のアテネの時代に建設が始まりましたが、古代の世界で最大級であった神殿は完成させることができず、2世紀にローマ皇帝ハドリアヌスにより成し遂げられたとか。
海抜277mの丘で、アテネ市街地で最も標高が高い丘です。ケーブルカーで登ることができます。
手前に見える新しそうな建物はアッタロスの柱廊です。大元は紀元前に作られましたが、その後破壊されて、1950年代に再建されたのでこんなに綺麗なんですね。
これはそのリカヴィトスの丘から眺めたアテネ市街の夕景です。
アクロポリスの丘が下の方に見えますね。
シンタグマ広場から、アマリアス通りを渡った向かい側にあるのが、ギリシャの国会議事堂の前にあります。
衛兵の交代があるのというので見に行きました。
これが残念ながらいくらネットで調べても何なのか分かりませんでした。キリスト教会だと思うのですが、知っている方がいたら教えて下さい。
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