拡張 MS-DOS 領域を削除

2002/02/10
 拡張領域の削除メニューを選ぶとまず以下のような画面になる。

[1. 削除の確認]
削除の確認

 拡張領域は一つしかないので、特に領域の指定が必要ないため、いきなり削除の確認を求められる。ここで[Y]と入力し、Enterを押下する。

[2. 削除完了]
削除完了

 これで拡張領域の削除は完了になり、作業を続行するため、「Esc」を押下する。

 


 尚、ハードディスク上に拡張領域がないのにこの作業を行おうとすると、当然以下のようなエラーになる。

[3. 拡張領域なし]
拡張領域なし

 また拡張領域内に論理ドライブが一つでもある場合も拡張領域を削除することはできない。その場合削除を行おうとすると以下のようなエラーになり、作業を進めることはできない。

[4. 削除不可]
削除不可
 
 従って、拡張領域を削除するときは、予めその中を論理領域を削除する必要がある。

 しかしここで非常に厄介な問題がある。拡張領域内にもしも「論理 MS-DOS ドライブ」でない論理ドライブがあった場合、つまりFDISKで認識できない種類のパーティション、例えばNTFSやLinuxのext2fsなどパーティション(これらを論理非MS-DOSドライブとここでは呼ぶ)があった場合、FDISKは矛盾した報告、動作を起こす。

 このような拡張領域に対して削除を行おうとすると、やはり上記のようなエラーになって削除できない。ところがその内部の論理ドライブを削除しようとすると以下のようなメッセージが出て、その論理ドライブの削除もできない。

[5. 論理 MS-DOS ドライブの削除不可]

 
 一方では論理ドライブがあるから拡張領域は消せないといい、他方では論理ドライブはないから削除できないという矛盾した報告をして、この領域に対して手も足も出なくなってしまうというジレンマに陥る。

 もし拡張領域内の最後空き領域または論理 MS-DOS ドライブがある場合、実はあるFDISKのバグ(「論理 MS-DOS ドライブ削除時の注意」参照)を利用してこれらの論理非MS-DOSドライブを削除してしまうことが可能だ。論理 MS-DOS ドライブ、また空き領域の場合は一旦そこに論理 MS-DOS ドライブを作成し、この拡張領域最後の論理 MS-DOS ドライブの削除を繰り返えすことによって、すべての論理ドライブを削除できる。

 拡張領域がすべて論理非MS-DOSドライブで埋まっていたり、空き領域や論理MS-DOSドライブがあっても最後が論理非MS-DOSドライブである場合は上記のFDISKのバグを利用した削除はできない。この場合は基本的にその領域を作ったツールで消すほかない。例えばNTFSがあるということはなんらかの方法でその領域を作ったはずだ。WindowsNTの「ディスクアドミニストレータWindows2000/XPの「ディスクの管理か、セットアップ時の領域作成フェーズなどでこの領域を消すことができるはずだ。

 もし削除だけが目的ならセットアップ作業を行って領域作成フェーズで当該領域を削除したら、そこでやめてしまってもいいだろう。またWindowsNT/2000/XPのセットアップ時の領域作成フェーズでは、NTFS以外の領域も消すことが可能だ。

 またLinuxのext2fsなどもLinuxインストール時に作ったはずなので、LinuxのfdiskDisk Druidなどでこの領域を消すことができるはずだ。またLinux以外のファイルシステムもこれらのツールで削除可能である。

 但し、もし上記の方法が実行できない場合はMBM区画テーブルエディタが便利だ。これを使えばどんな拡張領域でも消せる。他の方式よりも簡単なので上記方法が可能な場合でもこれを使ってもいいだろう。

 


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