仮想ネットワークアダプタの追加
[ハードウェアの追加ウィザード]
仮想ネットワークを追加するには、ホストOS上(ゲストOSでないことに注意)にハードウェアデバイスを追加する必要がある。ハードウェアの追加というと、もう一枚ネットワークアダプタカードを買ってきて、パソコンに刺さないといけないと誤解するかもしないが、仮想なので実体は必要ない。ただしデバイスのインストール方法はあたかも物理実体が存在しているかのように行うことになる。
通常物理実体のあるハードウェアを追加した時のようにコントロールパネルのハードウェアの追加アイコンをダブルクリックして行う。(もっとも本当に物理実体のあるハードウェアを追加した場合、OS起動時に自動認識されて、自動的にハードウェアの追加ウィザードが動くので、実際にコントロールパネルのハードウェアの追加をダブルクリックすることは少ないだろう。何らかの理由でOS起動時の自動実行時にウィザードをキャンセルし、もう一度やり直す場合などくらいしか行われない)
ハードウェアの追加アイコンをダブルクリックすると早速次のような開始画面が表示される。
[ハードウェアの追加ウィザードの開始]
勿論ここでは、「次へ(N)>」をクリックして進む。
[ハードウェアの検索]
実際にパソコンに追加された新しい物理デバイスを探そうとする。勿論見つかるはずはないので次のような確認画面が表示される。
[ハードウェア接続状況の選択]
ここでは「はい、ハードウェアを接続しています(Y)」を選択する。実際にハードウェアを接続していないからといって、「いいえ。。。」の方を選択してはいけない。そうすると、ウィザードがここで終わってしまうのだ。ここは必ず「はい。。。」の方を選択して次へ進むこと。
[新しいハードウェアデバイスの追加]
既に接続済みでドライバなどがインストールされたハードウェアがリストが表示される。このリストから「新しいハードウェアデバイスの追加」というエントリを選択する。Windows XPでは図のようにリストの一番下にあるので注意。
[ハードウェアの種類の選択]
次にハードディスクの種類(カテゴリ)の選択画面になる。勿論「ネットワークアダプタ」を選択する。
[ネットワークアダプタの選択]
ネットワークアダプタの選択では、左の「製造元」リストから「VMware, Inc」を選択し、その選択によって表示される右の「ネットワークアダプタ」リストから、今回追加する仮想ネットワーク「VMware Virtual Ethernet Adapter (for VMnet2)」を選択して進む。
[インストール開始]
インストールを開始すると次のような警告が表示されるはずだ。
[インストール時の警告]
これはドライバのインストールの時に見たことがある方も多いだろう。文章を読むと恐ろしい感じを受けてしまうかもしれないが気にすることはない。無視して「続行」しよう。
[追加ウィザードの完了]
以上で完了である。
もっとVnet3やVnet4なども追加したいときも、同様の手順である。