『クトゥルフと帝國』 キャンペーン覚書

 

6話 「ソルジャー・アカデミー」

 

アンナといい雰囲気の桧前 西寺といい雰囲気の朝日

しかしそんな彼らの元に届く赤紙。応召に沸き立つ彼らの周囲。

召集前に朝日は西寺と旅行をして愛情を確認。婚約を交わす。

 

彼らは東京第一師団に召集されるが、なぜかすぐに宮城内の近衛師団司令部に異動させられる。

そこは高位の人間(西園寺公以上の地位)による肝いりで設立された「対魔部隊」だった。

 

彼らは士官候補生として3ヶ月の集中エリート特訓を受ける

彼らの他にも15名いて、全て怪奇現象経験者 中には後日の皇軍で名を馳せる西竹一や神重徳もいる

戦闘教練担当は人望のある31歳の騎兵中尉 栗林忠道

謀略教練担当は(毎度おなじみの)憲兵大尉 甘粕正彦が担当

 

そして先任教官の鬼塚軍曹によるシゴキ。彼は完全なサディストであり、教練ではなく、むしろ虐待。

へろへろに疲弊する探索者と士官候補生達。栗林中尉に直訴するも、なぜか対応は冷淡。

そのうちいちばん弱っていた新兵の1人、嵯峨野が失踪 → 病気静養のため除隊と発表される

 

弱みを握ろうと軍曹の宿泊官舎を探索。マスクのスペアと地下穴に人骨が(嵯峨野か?)

鬼塚のスパイである新兵の鈴木、じつは探索者の動きは筒抜けで、更なるシゴキを呼ぶ。

官舎に忍び込んだうちの一人、戸倉が司令部に呼び出された → そのままもどってこない

甘粕大尉に相談。甘粕はヒントをよこす「ほう、もうそこまで調べ上げたか。今度は医務室を調べたまえ」

 

司令部医務室から抜け道があり、地下室へ。そこで見つかる謎の冷凍保管器械

マスクのスペア 手術台 ホルマリンなど

鬼塚軍曹は、実はムーンビーストである。

甘粕が捕獲し「平凡な見せ掛け/仮面」の呪文をかけ、士官候補生を食ってもよい許可を与えていた

今度はシゴキに文句を言った下田が呼び出され、鬼塚(=ムーンビースト)に喰われてしまう。

演習中の事故 精神疾患 実家の都合 など。除隊に見せかけ、ごまかす栗林と甘粕。

このままでは1人ずつ食われていってしまう!

 

西・神・桧前・朝日、鬼塚の真相を暴き、ムーンビーストを退治すると

「おめでとう、卒業試験は終了だ」

「実際に生死を潜り抜けねば、本当の訓練とは言えぬ」

晴れて試練を潜り抜けた士官候補生たちは、少尉の階級とともに『ま号部隊』の一員に

以後彼らの活動は各地に広がることになる。

 

【人物】 

 

私立探偵 桧前 春佳(ひのくま・はるよし)

探索者その1

浅草に探偵事務所を構える。右手に「ハスターの印」を刻み込まれ、クトゥルフ神話に絡む事件だとそこがジクジク痛む。

以後、超常現象が彼の元に続々と起こるようになる。

今回は士官候補生となり、鬼教官に化けたムーンビーストを退治する。

 

浅草署刑事 朝日 時音(あさひ・じおん)

探索者その2

浅草署の切れ者刑事。武術堪能で車を運転できる。署長からはある程度のフリーハンド捜査権限が与えられている。

実家は京都のとある神宮職。コンビを組んでいた新人刑事西寺(実は西園寺公の孫娘)と晴れて婚約する。

今回は士官候補生となり、鬼教官に化けたムーンビーストを退治する。

 

新人刑事 西寺 光(にしでら・ひかる) 

本名西寺光子(にしでら・みつこ)。大政治家西園寺公の側室の娘の娘。つまり孫に当たる。

本人の希望で警官を職業に選ぶ。西園寺公の計らいで男装して浅草署に勤務、朝日刑事の直属の部下に。

今回は婚約者朝日の無事を娑婆で祈り続ける。

 

公爵 西園寺 公望(さいおんじ・きんもち)

西寺光の祖父。明治から大正にかけ、日本政治をリードした大政治家。元老として大正天皇を輔弼した。

1921年現在は政界を引退しているが、未だに隠然たる影響力を誇る。

今回は特筆すべき行動なし。

 

陸軍憲兵大尉 甘粕 正彦(あまかす・まさひこ)

1話にも登場。探索者桧前とは因縁深い間柄。彼もまた、左手に「ハスターの印」を刻み込まれている。

今回はま号部隊の設立に関わり、士官候補生の謀略訓練を担当する。

自らが捕獲したムーンビーストで士官候補生を襲わせるという卒業試験を計画・実行する。

 

陸軍騎兵中尉 栗林 忠道(くりばやし・ただみち)

31歳の新進気鋭な騎兵中尉。物腰は柔らかで品行方正。面倒見がいい性格で部下から慕われている。

今回はま号部隊の設立に関わり、士官候補生の武術訓練を担当する。

甘粕の卒業試験計画には心情的に賛同していないが、階級は彼が下のため黙認している。

 

先任軍曹 鬼塚 正(おにづか・ただし)

岩のような巨躯を持つ鬼軍曹。天性のサディストであり拷問愛好者。士官候補生たちに異常なシゴキを課す。

実は甘粕に捕獲されたムーンビーストであり、脱落した士官候補生を食料としていた。

桧前、朝日、西、神の4名によって退治される。

 

士官候補生たち(1) (桧前・朝日以外の生存者)

西 竹一(にし・たけいち) 陸軍士官学校出身。部隊のリーダー格。ハンサムで頭脳明晰、いわゆる学級委員タイプ。 ※実在の人物

神 重徳(かみ・しげのり) 海軍兵学校出身。薩摩弁の豪放な性格。剣術の達人。 ※実在の人物

原口 高也(はらぐち・たかや) 落語家見習い出身。口先の弁に長ける。鬼塚のスパイである鈴木の監禁に成功する。

間宮 健太(まみや・けんた) 古本屋出身。関西弁のひょうきんもの。部隊のムードメーカー。

六井 力(ろくい・ちから) 配管工出身。体力には自信あり。鬼塚軍曹の動きを止めるため落とし穴を作り上げる。

金田 一彦(かねだ・かずひこ) 小説家出身。栗林中尉に自分たちの窮状を訴える手紙を執筆する。

高橋 元就(たかはし・もとなり) 農家出身。動きがのろく、鬼塚中尉に一番の標的にされる。

都築 平(つづき・たいら) 猟師出身。無口。射撃訓練は上手で、栗林中尉にほめられる。

阿井 光輝(あい・みつてる) 消防士出身。夜目が利く。自分たちの元にやってくる鬼塚軍曹をいち早く察知できる。

大下 貫太郎(おおした・かんたろう) 弁護士出身。理屈っぽい。「それは法律では・・・」が口癖。

吉見 昌(よしみ・あきら) 小学校教師出身。厳しい訓練から脱落しかけていた。

 

士官候補生たち(2) (今回の犠牲者)

嵯峨野 義春(さがの・よしはる) 茶道家元出身。訓練から脱落。脱走したところを鬼塚軍曹に捕らえられ、喰われてしまう。

戸倉 裕也(とくら・ゆうや) 泥棒出身。錠開けのスキルがあり、鬼塚の官舎に忍び込む。しかし密告により後日それが鬼塚軍曹にバレて、喰われてしまう。

下田 耕平(しもだ・こうへい) 大学生出身。鬼塚の訓練法に異議を唱え、「2人で話し合おう」と鬼塚軍曹に呼び出され、喰われてしまう。

 

士官候補生たち(3) (その他)

鈴木 善三(すずき・ぜんぞう) 鬼塚軍曹のスパイ。実は甘粕によって用意された骸骨人間であり、仮面を被って人間として活動していた。

 

桧前探偵事務所助手 アンナ=アンダーソン

元は革命から避難してきたロシア皇女アナスタシア=ロマノバ。

現在は一市民として自由を謳歌している。

今回は特筆すべき行動なし。

 

シベリアオオカミ ビクトル

アンナの飼い狼。

今回は兵営までに朝日と桧前の使い慣れた武器を届け、対ムーンビースト戦の勝利に一役買う。

 

権蔵(ごんぞう)

桧前探偵事務所の雑用兼世話係 江戸時代を経験している江戸っ子

桧前を子供の頃より面倒見ている

今回は桧前の留守を預かり、探偵事務所の維持に努める。