マッコイがよくやる海外未訳RPGのルール序文(Introduction)を集めてみました。

背景世界がよくわかるかもしれません。

縁があれば、コンベンションでお会いしましょう!

 

ORK!!

 

出版社:Green Ronin Pubrishing

ジャンル:ファンタジー(なのか?)

※注;オークしかできません。

 

「美しき者、その名はオーク。」 ――高名なオークの哲学者

 

 オークだ。

 

 我々全てがその名を聞いたことがあるだろう。しかしそれに関する思い出で癒されたことは、まずない。オークの身長は180cmほどで、我々より若干背が高い。そして緑色の肌で、鋭い牙、同じ手の他の指と向き合わせにできる親指を持つ。2つ以上の頭を持つ者は今までいない。彼らはひどく不快な衣服をまとい、たくさんの武器を背負っている。オークは闇の中でも目を見通せると信じる者もいるようだが、真相は闇の中である。オークがぎっしり詰まった部屋で明かりを灯した場合、あなたは彼らが闇の中で何を見ていたか、充分に聞かされることになるだろう(警告:鎧を着ていたほうがよい)。

 また、彼らは自然界の分解システム担当者として驚くべき働きを見せる。彼らは何でも見境なく、際限なく、食べ尽くす。岩、樹皮、シマウマ、傘、他のオーク、何かしら焼いた物、焼いたシマウマ、タール、銅線、靴、フルーツケーキ、その他いろいろ…。彼らの雑食性は、不自然なまでの活発な新陳代謝と深い関わりがある。よってオークはいかなるときでも空腹であり、前を横切ったものほとんど全てを捕食しようとする。しかしながら、ブロッコリーだけは食べることができない。この邪悪な嫌悪すべき野菜に対して、オークの消化器官は見事なまでに適合していない。何らかの目的または偶然の事故によりブロッコリーを食したオークは、爆発する!

 オークは卑劣で意地の悪い生物であることも忘れてはならない。彼らは正当な理由もなく他者を傷つけることを好む。彼らは戦闘と殺戮と手足をもぎ取ることを愛している。彼らはあなたの物を全て借りようとするし、また借りた物は決して返そうとはしない。もし彼らがあなたに花を差し出したならば、それはトリックだ。密かにあなたを食ってしまう算段を企んでいるのだろう。

 一般的な概念として、オークは太陽を嫌悪している。しかし太陽を破壊する研究を行っている学者のオークならば、日光の下でも平気である。ただ、オークの知識階級は全てトロールに食い尽くされてしまったのであるが。

 どうも話が脇道にそれているようだ。我々はこのように愚鈍な生き物と本気に取り組むことができる。彼らはこの世には存在しない。しかし、誰もが潜在的にオーク的素質を持つと言ってよいだろう。我々の種族全てに覆われた文明世界の呪縛は、吐く息をフレッシュミントの香りにさせ、オーク精神は心の奥深く追いやられてしまった。しかし、あなたの心の中でオークは外に出たがっている! 我々は、あなたが刑務所に入りたいのでなければ、それを解き放てとは言えない。しかしそれでもなお、我々はオークとして悪をアピールする魅力を、否定することができないのだ。

 オークになるということは、粗野で騒々しく攻撃的、かつ卑屈で怒りっぽくなることである。オークは単にあなたの帽子が気に入らないというだけで殺そうとし、胸骨を叩き割って心臓を取り出して貪ろうとするだろう。彼らは誰もがナンバーワンの座を求め、他の誰をも欺こうとするだろう。そこは明らかに病んだ精神が支配する王国なのである。

 

 まだ楽しく聞こえているだろうか?

 

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