マッコイがよくやる海外未訳RPGのルール序文(Introduction)を集めてみました。
背景世界がよくわかるかもしれません。
縁があれば、コンベンションでお会いしましょう!
7th Sea
出版社:Alderac Entertainment
Group
ジャンル:大航海時代もの
※注;Villain用のArcanaはHeroと同じにしてあります。
7th Seaとは何か?
それはスワッシュバックラーと魔法、海賊と冒険、外交と策謀、考古学と探検の世界です。そして銃士隊(マスケッティーア)、海賊や私掠船団、太古の魔術と失われた文明、影に潜む恐怖と普通には見えない何かが存在する世界でもあります。
全てを言い表すことはできません。一つ一つ掘り下げていきましょう。
<スワッシュバックラーと魔法の世界>
貴族の生命を守るだけでなく、名誉と清廉の美点を持ち、何よりも同志との友誼を篤く護る銃士隊の世界。鋭く研ぎ澄まされた刃と、突き刺した剣と同じくらい痛烈に応えるウィットの世界です。
そしてここはまた、全てに勝る力――魔法(ソーサリー)が貴族によってコントロールされている世界でもあります。暗黒魔術の脈動は貴族たちの心臓の鼓動そのものであり、太古の昔より彼らはその力を与えられてきました。彼らは天候を支配したり、他者の姿を獣に変えたり、幻術を使って偽りの姿を本物のごとく見せてきたりしました。
ハードな鉄剣の力と影の如き魔法の力は共存してきたのです。それが7th Seaの大前提です。
<海賊と冒険の世界>
おそらく他のどの世界よりも、7th Seaの世界は、あなたに健全なる富をもたらす未知の領域が広がっているでしょう。
7th Seaの海域は盗賊たちの群れで埋まっています。彼らは全て一つの信条の下に動いています――それは自由です。魔術を用いる貴族たちの圧政からの自由、行いに足かせをはめる教会権力からの自由、貪欲な領主や金貸し商人からの自由です。海賊たちは自らの望むままに帆を揚げ、他の7th
Seaの人々が誰も知り得ない自由な人生を謳歌するのです。
教会権力の衰退とともに、未踏査の地を探検し盗品や略奪品を持ってこさせるために、各国のキングやクイーンは向こう見ずな冒険者として彼ら海賊を雇い上げるようになりました。もちろん召し上げられた海賊たちは、これらの冒険が報酬に合わない場合、すぐに黒旗を揚げて元の稼業に戻ることでしょう…
<外交と策謀の世界>
7th Seaの世界は、王国(キングダム)が国家(カントリー)となる瀬戸際にあります。ナショナリズムが各国民男女の心の内に増長し、新種の闘争――内密なる静かな戦争――のやり方が、世界で発見されつつあります。王や女王の宮廷の中で、かつらをまとった外交官が、絹やレースのカーテンの内で列強間の問題を解決するのです。もちろんこの外交戦が失敗に終われば、正々堂々とした冷たい刃による決闘が待っているでしょう。
密偵(エスピオナージ)という商売がこの世界で生まれつつあります。この危険な仕事を隠すために芸術家の訓練を受けた男女は、自らの美で敵国の機密を略奪し智慧を盗み見て…自らの王と国家のためならば何もかも進んで行うのです。
<考古学と探検の世界>
この世界の各国の歴史より前には、失われた太古の文明が広がっていました。何千年もの塵と歴史の波の下に覆い隠されていた、朽ち果てたサイルネス文明の都市遺跡がときどき見つかります。そこには現在の人類が見たことも手を触れたこともない古代の秘宝が残っていることなど、誰が知っているというのでしょう?
自らを「考古学者(アーケロジスツ)」と呼ぶ男女は、各国の王や女王に雇われ、今まで見たこともない財宝を持ちかえり、高貴な者の手に差し出すことを生業としています。危険に満ちた古代の遺跡を怖れない彼らの英雄談は全ての宮廷で熱望され、ロマンチックな伝説として全世界を駆け巡ります。民衆のヒーローとして賛美される彼ら考古学者は、自分たち人類の起源、そして宇宙生成の秘密をも紐解くカギとなる古代サイルネス文明の秘密を発見して解き明かそうと望んでいるのです。
<おわりに>
手短に説明しましたが、これが7th Seaの世界です。
ここは我々の現実世界と非常に似通っていますが、実在した同年代の歴史とは大きく異なっています。7th Seaの世界には探検すべき新世界が広がっています。あなたは剣を携え、盾を磨きつつこの覆われた地表をはがしていかねばなりません。
あなたの名を刻み込むために。
ジーアの世界において。