深海の悪魔

 

 

 

 

キャラクターコンバート&タイタンの歴史(5 --Demons of the Deep--

 

 さあ新シリーズですよー!( *‘∀‘ )

 

 Fighting FantasyリプレイブログLivre dont vous etes le heros(君が英雄になれる本)」は、今日からファンタジー編になります。

 スティーブ・ジャクソン(米)著、鎌田三平訳。『深海の悪魔(Demons of the Deep)』のスタートです。ということは、そう、ブ リ ッ ツ 君 の登場だあー!

 愛する者をラザ・・・(げふんげふん)・・・によって失い、自暴自棄となったブリッツ君。前回の「海賊船バンシー号」では極悪海賊にアライメント&クラスチェンジして、内海をブイブイ荒らし回っていました。しかしその渦中でブリッツ君以上に凶悪な最強の大海賊、ブラッドアックス船長の財宝を横取りしちゃったのが運の尽き。

 追い詰められて絶体絶命のところから話が始まります(;´Д`)ノタスケテ~

 しかしそこは悪運が強ーーーーぃ彼のこと。スマキにされて沈(ちん)しちゃった地点は、何と古の時代に海底に没した都市アトランティスだったわけで・・・

 さあどうなるのかワクワクしますね!マッコイもアニメ「瀬戸の花嫁」のDVDを借りて、人魚族の生態に関しては予習十分です!!(←何の足しにもならねーよ)

 

 それでは前回「海賊船バンシー号」終了時、ブリッツ君のステータスを確認してみましょう。

 

 【原技術点11 原体力点20 原運点13

 

 と、なっています。ハウスルールの達成点4点溜まってます。達成点5点で原技術点+1にということにしてるから、今回の冒険を生き残ればいよいよ神の領域に・・・(´・∀・`

 次にルール確認。といってもFFのオーソドックス・スタイルで、戦闘も運試しもいつも通り。そのほかに特別ルールはありません。

 しかし原点回復薬はなーし!食料は体力点+410食分です(当Blogのハウスルールだった食料5個制は廃止となりました)。

 

 それではちゃっちゃとまいりましょうかー。

 舞台はタイタン世界のポート・ブラックサンド近海です。

 大海賊ブラッドアックス船長の襲撃を受け、燃え盛っているサンフィッシュ号(旧名バンシー号)に、ズーーーーーーム・イン!(σ゚∀゚)σ って、死語だよな・・・

 

* * * * * * * * * * * * * *

 

 おっと、ちょっと待ったぁ。超絶久しぶりですが、タイタン世界の紹介コーナーだよ。

 タイタンの歴史の続きだね。前回の投稿は・・・ししし、73日でした(゚Д゚)

 ずいぶん間があいちゃいましたが、前回は未曽有の大戦乱「魔法大戦」における暗黒大陸クールの趨勢について記したな。混沌軍の大攻勢とその撃破について。

 今回は同じ「魔法大戦」でも、アランシア大陸で行われたことについて、記すとしよう。

 

 混沌陣営のアランシアにおける最初の攻撃は、今日のゼンギス近郊にあったゴールドラン国の首都、ガル・ゴールドランへの襲撃だ。それまでにも賢者たちは様々な予兆を感知していたのだが、その使者がゴールドランに着いた時には手遅れだった。あっけなくガル・ゴールドランは陥落してしまう。

 混沌の軍勢の分遣隊は次にドワーフ族の聖都ファングセインへと向かった。だがドワーフたちは手ごわい種族だ(もちろんこのときもだ)。彼らは圧倒的な数だが臆病者のオークやトロールばっかりの混沌軍を相手に2週間持ちこたえた。そしてついに要塞から撃って出て、3日間の白兵戦の後に、あっさりと侵略者どもを撃破したのだ。

 そこでドワーフたちは考える。混沌の軍勢がこんな弱いはずはない。本体はどっか別のところにいるんじゃないか?と。そう考えて彼らは、西の地の善良な人間たちを援護するために進軍を始めた。

 

 そう、混沌軍の本隊はフラットランドを横切り、山火事が森の木々を舐めつくすように西アランシアに迫っていた。ついに奴らはトロール牙峠までやってきたのだ。

 だがここで不定形の化け物どもを押しとどめたのは、サラモニスの魔法使いたちだ。

 サラモニス軍が勢いに押されて後退し、悪の大軍勢が余勢をかって戦列が伸び切った、その絶妙のタイミングだった。ヨーレの大魔術師と5人の魔法使いは、峠のいちばん狭い地形のところで、炎の壁を作って悪の大軍勢を2つに分断したのだ。

 こうなると混沌の軍勢は巨大なだけに融通が利かない。前方の軍は反転したサラモニス軍に押し返されて炎の壁に追いやられ、一方、反対側の後方の軍は止まろうにも止まれず、味方に押されて次々に炎の壁に身を投じるのだった。

 結局、混沌軍はトロール牙峠を抜けなかった。しかし西アランシアの危難は続く。

 奴らは撤退した先の月岩山地において闇エルフの援助を受けたのだ。この狡猾な魔法戦士団は秘密の地下道を抜けて異教平原へと忌まわしい軍隊を案内する。そして混沌軍は西アランシア随一の都市、古代より栄え続けるカーセポリスへ突進した!

 その敵の動きに気づいた、トロール牙峠の英雄たちもまた、急ぎ軍を転回させてカーセポリスへ急行する。

 こうして「魔法大戦」のクライマックスともいえるカーセポリス包囲戦が始まる。

 

 美しい都カーセポリスは魔女の大釜のような状況になった。

 この都では女子供含めて18000人の市民たちが守りについていた。しかし都市を包囲したオーク、ゴブリン、大コウモリ、闇エルフ、混沌の落し子、その他ありとあらゆる魑魅魍魎たちは数えきれないほど、まさしく無尽蔵にいくらでもいて、しかも投石器や破城槌、攻城塔までが幾重にも並んでいた。

 押し寄せる混沌の奔流の前に防御側は甚大な被害を出し、3日で外壁が放棄される。その後は凄惨な市街戦が展開された。カーセポリス市民の勇戦で、邪悪な軍隊は1つの街路を占領するごとに何百もの死体を出した。しかしそれでも2週間で市の4分の3が灰燼に帰し、人々の3分の2が死んだ。

 11日目にして内壁も粉砕され、ついに防衛軍の残存は王宮の周りに集まり、あとは全滅を待つばかりとなった・・・。

 

 この戦さの展開は開始後15日目で劇的な変化が起きる。

 ファングセインから長駆したドワーフ軍と、ダークウッドの森や夜の森のエルフ軍が到着し、混沌軍の包囲網の背後から不意打ちで急襲を仕掛けたのだ。

 ドワーフの鬨の声とエルフの魔法の光。勇気を取り戻したカーセポリスの防衛軍も、市内から出陣して逆襲に転じる。それはあまりにも無謀な突撃だが、最後の賭けだった。

 迎え撃つ邪悪の大軍の前に、この少数の軍勢は容赦なく叩き潰された。しかしその誇り高い玉砕は無駄ではなかった。死を覚悟した突撃、その猛然たる武勇の前に、オークやゴブリンたちの士気もついに綻びが生じて戦線が崩壊し・・・

 とうとう混沌の軍勢は、この都で集中して粉砕された。一敗地に塗れることになったのだ。

 全てが破壊され、生きとし生きる者が死に絶えたカーセポリスに、残されたのはエルフとドワーフの兵士だけだった。彼らは頭から爪先まで血飛沫に覆われていたが、とにかく混沌は駆除された。

 邪悪に対する戦争は終わった。ここに「魔法大戦」はついに終結したのだ。

 

 というところで今回はここまで。

 次回はタイタンの歴史の最終回。大戦後の新しい時代の幕開けについてです。お楽しみに!(^v^)ノ

 

 

 

大海賊ブラッドアックスのもてなし --Demons of the Deep--

 

【技術点11/11 体力点20/20 運点13/13

 

 そーなんだよ、今回、いきなりヤベェのよー!(@o@)

 

ブリッツ「じゃあ、俺様が剣を下せば、こいつらの命は助けてくれるんだな?」

ブラッドアックス「おう!俺も海賊の中の海賊、ブラッドアックス様よ。ウソはつかねえ」

ブリッツ「よっしゃ、わかったよ・・・」(がしゃん、と剣を甲板に置く)

 

 ここは灼熱の太陽が照りつける大海原。沈みゆく俺の船の甲板。

 30人くらいはぶった斬ったが、そこまでだった。フッ(´ー`

 

 俺様の名はブリッツ。

 かつてはアランシアでそこそこ名の知られた冒険者だったけど、いろいろと面倒くさくなっちまってリタイア。つい最近までは暗黒大陸クールの内海ってところで、海賊になってブイブイ言わせてた。

 ところがライバルと略奪競争をしているときに悪ノリして、俺以上の凶悪な大海賊ブラッドアックス船長の財宝を横取りしちゃったんだよな(ここらへん、前回の冒険「海賊船バンシー号」を参照してくれ)。

 その結果自業自得なんだけどさ・・・報復の襲撃を受けて、あっという間にサンフィッシュ号(旧名バンシー号)はズタボロにされて、俺の部下はバタバタと殺られちまった。

 敵は100人強、こっちは俺含めて15人くらいしかいなかったもんな。しかもブラッドアックスの部下どもは全員がムサ苦しくて凶暴ときてやがる。

 決死の抜刀突撃で何とか一矢報いたものの、とうとう囲まれた。そしてわずかに生き残った元手下のダグラスとブルズアイとマサムネ、捕虜にされたそいつらの命と引き換えに、俺は降参するしかなかった・・・ま、そういうわけだ。くぅぅー!!(><)

 

ダグラス(帆桁に逆さ吊り)「キャプテン、捕まっちまって、すいません・・・」

ブルズアイ(同じく逆さ吊り)「くそー!俺の命なんかどうでもいい、逃げてくれキャプテン・ブリッツ!!」

マサムネ(こいつも逆さ吊り)「不覚!この上は、腹を切る!!」

 

 今や3人だけとなった俺の手下はポロポロ涙こぼしてる。

 しょうがねえよなぁ・・・見捨てるのもかわいそうだしなぁ・・・( ´・_・`)

 

ブラッドアックス「そうそう、こいつらは俺の手下にしてやる。なかなかの戦い振りだったから、殺すには惜しいタマだゲヒャヒャヒャ!」

ブリッツ「じゃ、じゃ、じゃあさ、俺も手下にしてくれよ?」

ブラッドアックス「んー、どうしよっかなーーーー???」

 

 ブラッドアックスは、わざとらしくニヤニヤと笑いながら近づいて・・・ガスッ☆俺の後頭部をぶっ叩きやがった!!きゅーん。頭の中で火花が散り、意識が切れる・・・

 

 潮水を顔にぶっかけられて目が覚めた。

 俺様の船、サンフィッシュ号は跡形もなく海に沈んでいる。そして俺の身柄はブラッドアックスの率いる海賊船トロール号に移されていた。帆柱に縛りつけられて身動きできない状態だ。

 「おやおや、勇敢な船乗り様がお目覚めだぞ!」坊主頭の大男、ブラッドアックス船長がのしのしと近づいてくる。てめえこのクソ(以下自粛)痛ぇじゃないかよーこの縄をほどきやがれええ!!(゚Д゚)

 俺はじたばたするが、ブラッドアックスは余裕の態度だ。ムカつくことにからかいながら、上品ぶった挨拶をするのだ。

 

ブラッドアックス「本来なら貴方様も吾輩の部下に加えたいのですが、それではお気に召しますまい。となると、いかがいたしましょうか??」

手下A「船底くぐりをさせようぜ!」

手下B「旗の代わりに帆柱のてっぺんにくくりつけやしょう!」

手下C「こいつを餌にして、サメ狩りをしようぜヒャホオオーイ!」

 

 好き勝手言っちゃって、もう!!(;´Д⊂)

 俺様の元部下、シューンと縮こまっているダグラスとブルズアイとマサムネ以外は、みんな大はしゃぎだ。公開惨殺ショーが見られる期待でハァハァしてやがる。しかしここで、ブラッドアックスは調子に乗ってる手下を一喝して黙らせた。

 

ブラッドアックス「貴様らはなんて野蛮なんだ、恥を知れ!!」

手下ども「・・・(しーんとなる)・・・」

ブラッドアックス「この旦那は大海賊ブラッドアックス相手に奮戦し、多くの手下を倒したのだぞ。このような勇敢な男には敬意を払って・・・無傷でこの船から出て行ってもらおう!!」

 

 え、マジ?逃がしてくれるの??(・∀・)

 

 「まず、剣をお返ししましょう」ブラッドアックスは甲板に投げ出されていた俺の剣を腰の鞘に戻してくれる。ラッキー!武器を取り戻したぜ!!

 「次に、当座の食料もさしあげます」ブラッドアックスが指を鳴らす。すると申し訳なさそうに、こいつの部下になって命を拾われたダグラスが、食料が10食分入った革袋をベルトに結び付けた。OKOK。ちょっと身体が重たくなったけど、漂流すると困るもんな。こんぐらいは必要よ。

 

ブリッツ「ブラッドアックスってのも、心が広い親分じゃねえか♪」

ダグラス「キャプテン・ブリッツ、すまねえ・・・」

ブリッツ「え?だって、逃がしてくれるんだろ?」

ダグラス「いや、こいつは錘(おもり)でさあ・・・」

 

 ぎくーり。なんか嫌な予感がするぞーう(*・Д・*)

 おかまいなしにブラッドアックスは得意げに話を続けてきた。「そうそう、縄を解いてさしあげましょう」そう言って短剣を抜き、帆柱に結び付けられていたロープを切る。だが俺の手首は、まだ後ろ手に縛りつけられたままだ。「手首の縄を解くのは勘弁してもらいましょう。あなたはとても危険な方だから!!」ときやがった。おいちょっと待てよ、貴様・・・

 

ブラッドアックス「最後に、あなたを自由にしてさしあげましょう!!」

 

 ブラッドアックスは俺様のケツを蹴り上げながら、引きずって船尾に連行する。

 ちょwww待っwwwwwいやんwwwwww(;д;)

 海賊の手下どもはニヤニヤしながらついてくる。それでもなお、ダグラスとブルズアイとマサムネはしょんぼりしてたけどな。

 

ブラッドアックス「残念ながら、救命ボートは予備がありませんので、貸してあげるわけにはいきません。ですから・・・」

ブリッツ「で、で、で、ですからぁ・・・?(((((( ;゚Д゚)))))ガクガクブルブル」

ブラッドアックス「泳いでお帰りくださーい!!」

 

 ブラッドアックスは俺の背中を思いきり押した!俺は舷側を越え、勢いよく海に落ちーる!

 

 ど っ ぼ お お お お ん !

 

 慈悲深いブラッドアックス様が下さった贈り物の重さのために、俺の身体は容赦なく海中に引き込まれる。後ろ手に縛られてるから水かきもできねえ。なのでブクブクと沈んでいくしかない。はるか上では、海賊どもが大声で笑っているのが聞こえる・・・

 

 くやしいのうwwwくやしいのうwwwwwギギギwwwwwwww

 

 

 

優しい人魚のお姉さん --Demons of the Deep--

 

【技術点11/11 体力点20/20 運点13/13

 

 ぶくぶくぶく・・・沈んでいく・・・

 後ろ手に縛られた縄は固く結んであってほ ど け な い 。 チキショー!(`Д´)

 海底に近づくにつれ光は薄暗くなり、何もかも青緑色に包まれていった。サンゴ礁が下に見える。いや、これはサンゴ礁じゃないな。

 都市の残骸だ!

 海底に崩壊した都市遺跡が眠っているんだ。こんなとこが俺の墓場か・・・ごぶっ!

 とうとう息がこらえきれなくなって、俺は口を開けた。身体の中に海水が入ってくる。もがいたがやっぱりダメポなので、ついに俺は覚悟をきめ・・・きめ・・・(ぱあっ!)・・・あり???

 息 が で き る ぞ う ? ( ̄□ ̄;)

 俺が沈められた場所は、サンゴや海藻に覆われた中庭のような場所で、足が海底に着いた瞬間、まばゆい光がぱあっと身体を包んだんだ。

 見回してわかった。この中庭全体に巨大な魔法陣が描かれている。俺はちょうどそのど真ん中に着地したのだ。

 俺は傍のサンゴに近づいて、その尖った角に手首の縄をこすりつけた。ぶちっ。縄が切れる。そうしたら次は足首の縄を外す番だ。ついに身体の自由を取り戻したぞ。やれやれ!

 だけどなんか・・・首回りがなんかモゾモゾする・・・妙に思って剣の刃を鏡代わりにして映してみると・・・うわーお!俺の首に魚のエラが生えている!( ゚Д゚)

 ここの魔法陣の魔力効果によって俺の身体に異変が起きていた。そう、俺は人魚みたいに水中で息ができるようになったのだ!!

 

 なんだかよくわかんねえが、神様連中はまだ、俺に「死ぬな」って言いたいらしい。

 運がいいことに、食料を入れた革袋は防水加工だった(たぶんダグラスが気を回してくれたのかもな)。それに剣もある。

 海面に泳いで戻ってブラッドアックスに仕返しすることも考えたが、やめた。凶悪な海賊団を相手にたった1人じゃ、多勢に無勢だ。くやしいのうwwwギギギwwwww

 だとすれば、これからどうしようか???(_)

 この中庭は海藻やサンゴで覆われているのだが、濃い赤と緑色のタイルで描かれた魔法陣だけは、汚れ一つなく輝いている。あたりの建物は灰色の石造りだ。随分古めかしい建築様式だな。特にその中の1つは、とても大きくて高い建物で、あまり崩壊していない。

 おっ?その建物の中に、なんか動く者がいたぞ??

 知性がない魚のような動きじゃない。俺は誰かに見張られていたみたいだ。気に食わねえな機先を制してやるか。

 俺はその建物の中に侵入する。おうおうおう!俺を覗いていたのは誰でい!(・ω・)

 中にいたのは・・・

 

 美しいマーメイドでした(*゚∀゚)=3フォォォ

 

 裸の胸に貝殻というせくすぃーだいなまいつなバディに俺の目は釘つけさ。もちろん剣を収めて敵意がないことを示す。人魚はにっこり微笑みかけてきた。

 

ブリッツ「いやぁすいません。いきなりあなたの住み家に乗り込んじまって(*´∀`*)

人魚「あなたの行動は賢明でしたわ船乗りさん。このアトランティスには邪悪な怪物がたくさん潜んでいますから、剣を構えるのは恥ずかしいことじゃありません。この大聖堂の窓からあなたが降りてくるのが見えたので、私はこうやって待っていたのです」

ブリッツ「待っていただなんて照れるなぁもう(*^-^*)ゞ・・・あ、だけど、どうして俺は水の中で生きているんでしょう???」

人魚「それはですね、あなたは・・・」

 

 マーメイドの姉ちゃんはきれいな声音で答えてくれた(不思議なことに、水中でも音が聞こえるのだ)。

 俺は運良く魔法陣の中に入って強力な魔法に守られることになった。それは俺の身体に、人魚族と同じようなエラを造る魔法だ。夜が来るまではそのエラで水中呼吸ができる。

 しかしエラが生えているうちは、決して海面に上ってはならない。なぜならいったん空気を吸えば、その時点で魔法の効力は消えてしまうからだ。

 なのでいちばんいい方法は、これから1日エラが生えているうちに水中を歩いて、ここからできるだけ遠く離れることだろう。そして海面上にいるブラッドアックス船長の海賊船からなるべく離れたところで水面に浮上して、あとはなんとか陸地まで逃げ帰ることだ・・・と・・・。

 いやだめだ。それじゃ腹の虫がおさまらねえ。( ゚`A´゚ )

 

ブリッツ「おれは海賊に復讐したいんだ!!」

人魚「せっかく助かった命じゃないですか」

ブリッツ「だけど・・・だけど・・・くやしいのうwwwくやしいのうwwwwwギギギwwwww」

 

 は◎しのゲンみたいに歯がみして悔しがる俺に対して、「しょうがないなあ年下の男の子は」みたいな感じで人魚のお姉タンはふふふっと笑うと、また優しく語りかけてくる。

 

人魚「そうできる力と策があるなら、復讐するのもいいでしょう。このアトランティスにあなたが来たのは、決して偶然というわけではなさそうですから」

ブリッツ「おうよ!そーすっと、俺はどうすればいいっすか?」

人魚「これだけは教えてさしあげましょう。黒い真珠をお探しなさい!それは強い魔力を秘めていて、あなたが海賊を打ち負かすのを助けてくれるでしょう」

ブリッツ「OK、黒い真珠だな、わかったぜ!」

 

 さらに人魚は胸にかけていた貝殻の首飾りを外して、俺にくれる。こいつは幸運の首飾りで、運試しの結果が1回だけ自動的に吉になる。運点も減らさなくていい。だが使えるのはあくまでも1回だけだ。

 いやぁ海底はけっこういいとこバイ(´∀`)

 でもどうして、このキレイな人魚は、俺に親切にしてくれるんだろう???

 

人魚「あなたはここの冒険で様々な力を手に入れるからです。その力で・・・」

ブリッツ「ブラッドアックスの野郎をギッタンギッタンにしてやるぜ!」

人魚(ゆっくり首を振り)「いいえ。その後・・・それ以上の・・・敵を打ち負かす必要があるのです。そのためにきっと役に立つはずです。私どもアトランティスの魔法の力は」

ブリッツ「・・・???」

人魚「それでは幸運を祈ります」

 

 人魚は不思議めいた言葉を俺に投げかけた後、投げキスをして、尾びれを振って窓から外へ泳いでいってしまった。

 さて・・・と・・・。

 この部屋の中には興味を惹くものは何もない。階段が上の階に続いている。それと、暗い縦穴が下にも続いている。

 ようっし、まずはこの建物の中で、他にめぼしい物がないかあさるとすっか。まずは日の光が明るい上の階からだ。そしてとりあえずやることは黒真珠を集めることだな。

 道筋も決まったし、俺は明るい気分で階段を上っていくのだった。

 

 

 

さっそく黒真珠が4つ! --Demons of the Deep--

 

【技術点11/11 体力点20/20 運点13/13

 

 階段を上りきると2階の部屋に続く戸口があった。もっともドアそのものはとっくの昔に腐って消えている。向こうの部屋の中は貝と海藻ばかり・・・ん?

 銀色に光るでっかい魚が近づいてきた。全部で3匹。ほっそりした流線型の体つきで長さは人間くらい。そして鋭い歯とギロリと光る眼は完全な肉食系。俺に怯えることなく「エサだエサだ~!」と言わんばかりに突進してきて周りを泳ぎ回る。

 うわっとこいつらはバラクーダ(Great barracudaだ!さっそく戦闘だぜ!!

 

【バラクーダ1 技術点6 体力点4

【バラクーダ2 技術点6 体力点6

【バラクーダ3 技術点5 体力点6】 

1R (バラクーダ1/15)(ブリッツ/16) バラクーダ1/体力点-2

2R (バラクーダ1/15)(ブリッツ/19) バラクーダ1/体力点-2 ←KiLL!!

 いくら肉食でもしょせんは魚!人間様に適うと思ってるのかオラオラオラ(´`ω´)/

3R (バラクーダ2/13)(ブリッツ/17) バラクーダ2/体力点-2

4R (バラクーダ2/15)(ブリッツ/21) バラクーダ2/体力点-2

5R (バラクーダ2/13)(ブリッツ/16) バラクーダ2/体力点-2 ←KiLL!!

 戸口を背にして一度に一匹ずつ戦えば、こんな奴ら目じゃないぜ!!

6R (バラクーダ3/11)(ブリッツ/15) バラクーダ3/体力点-2

 さぁ3匹目もちゃっちゃと片付けるザンスよ~♪

7R (バラクーダ3/11)(ブリッツ/1ゾロ) ブリッツ/体力点-3

 へぶっ!!(*゚д゚*)

8R (バラクーダ3/15)(ブリッツ/18) バラクーダ3/体力点-2

9R (バラクーダ3/15)(ブリッツ/17) バラクーダ3/体力点-2 ←KiLL!!

 

 お尻かじられたウワァァァン (ノД`)

 ひりひり痛む尻を血止めして、泣きべそかきながら部屋を調べると、床に金貨4が落ちていたぞ。それらを拾って革袋にこっそりしまう。

 前の冒険じゃ金貨千枚近く(正確には金貨990枚)荒稼ぎした海賊の俺様が、ここじゃオニカマスにケツをかじられ金貨4枚・・・落ちぶれたものよのう・・・(´д`)

 まあ気を取り直して、だ。今度はこの建物の地下も調べてみるか。

 

 俺は階段を降り、人魚のいた部屋を抜けて、地下に伸びる縦穴を下る。

 すると海底から4メートルほど下で廊下のような横穴にぶつかっていた。この横穴を右か左か・・・うーんと、ヤマ勘で左!

 こっちの穴は緩やかな登り坂だ。煉瓦の壁に光る藻が生えているから、なんとか前方が見える。だが進んでいくと石の扉で行く手が塞がれていた。

 うーんしょ!俺はこの扉を開ける。

 暗い部屋だ。その中にぼんやりと見えるのは・・・不気味に光る2体の骸骨!

 こいつらはぎくしゃくした動きで錆びた剣を構え、問答無用で俺に迫ってくるぞ。そーいうことなら上等だ返り討ちにしてやらあ!カモーンщ(゚Д゚щ)

 

【骸骨1 技術点8 体力点5

【骸骨2 技術点7 体力点6

1R (骸骨1/12)(ブリッツ/19) 骸骨1/体力点-2

2R (骸骨1/14)(ブリッツ/21) 骸骨1/体力点-2

3R (骸骨1/15)(ブリッツ/18) 骸骨1/体力点-2 ←Crushed!!

4R (骸骨2/14)(ブリッツ/20) 骸骨2/体力点-2

5R (骸骨2/14)(ブリッツ/20) 骸骨2/体力点-2

6R (骸骨2/11)(ブリッツ/21) 骸骨2/体力点-2 ←Destroy!!

 

 今度はノーダメージ。俺は速やかに骸骨どもを骨の山に変えた!!

 しかしこいつら、どちらも妙に目玉がぎょろりんと生々しい・・・いや、目にはまっているのは黒真珠だ!両目×2体分で、俺は全部で4個の黒真珠を手に入れた!

 ひゃっほう!(´∀`) さっそく今回の冒険のキーアイテムをたくさん獲得し、ご機嫌の俺様。引き続いてこの部屋の中を探ると、隅に錆びた金属の箱があった。

 へっへっへ。さらにまた宝物かよ。いーじゃんいーじゃん。俺は箱を壁に叩きつけて蓋を開ける。すると・・・あらら、中から緑色の霧のようなものが漏れてきたぞ・・・

 新しく生えた俺のえらに刺激臭が襲いかかる!うっこいつは毒液だ!!

 ここで運試しは吉。俺は急いでこの箱を放り投げて遠ざけ、なんとか毒を吸収せずに助かった。

 

 ふうう、危ねえ危ねえ。ちょっと調子に乗り過ぎたかな。

 ここら辺が潮時のようだ。地下から縦穴を上り、この建物を離れて外に出ることにしよう。

 しかし上の階にはバラクーダ、下の階には骸骨かぁ。あの優しい人魚のお姉さん、とんでもない怪物と同居してたんだなあ。これが海底遺跡アトランティスのクォリティってやつか・・・(´-`

 

 

 

老人魚の仕事場で道具魚を買う --Demons of the Deep--

 

【技術点11/11 体力点17/20 運点12/13

 

 建物を離れて魔法陣のある中庭まで戻る。遺跡の上を泳ぎながら改めて見ると、アトランティスってのはなかなかに荘厳な遺跡だ。魚以外に動きまわるものはなく、廃墟だらけだが、それでもなお建築様式は不思議な美しさを保っている。

 ・・・っと。見とれている場合じゃねえぞ。日が暮れるまでにブラッドアックスに復讐する目途をつけないと、この海底にいられなくなっちまう。

 さて、ここからどこに進もうか?

 

 (1)屋根の壊れかけた巨大な赤いドームか?

 (2)妙にきれいな、滑らかな砂地か?

 (3)ほとんど壊れていない、四角い石造りの建物か?

 

 アトランティスの頃の歴史知識なんてねえからな。どこも危険か安全かわからない。なので俺は行き当たりばったり、最初に見えたところから片っ端に探ってやろうと決めた。1)だ!

 

 ふーむ、ここはどうやらコロッセウム(円形闘技場)だったらしい。

 赤いドームの壊れた屋根から中に入ると、そこには楕円形の地面があり、周りは石造りのベンチが何重にも取り巻いていた。このベンチは大理石製で、海流のせいか清潔に保たれている。

 ん?待て?座席の下の暗がりに何かいる?

 今、キラリと何か光った。俺が剣の先でつついてみると・・・ごばあっ!

 海蛇の群れが飛び出してきやがった!!( ̄□ ̄;)

 全部まとめて1体の怪物として戦え!ただしこいつらの牙には毒があり、ダメージは体力点-2じゃなくて-3点になる。気をつけろ!!

 

【海蛇 技術点9 体力点7】 

1R (海蛇/13)(ブリッツ/16) 海蛇/体力点-2

2R (海蛇/19)(ブリッツ/16) ブリッツ/体力点-3

 アッー!噛まれたぁー!!(;´Д`)

3R (海蛇/13)(ブリッツ/18) 海蛇/体力点-2

4R (海蛇/18)(ブリッツ/17) ブリッツ/体力点-3

 ギャー!まーたーかー!!。・゚・(ノД`)・゚・。

5R (海蛇/14)(ブリッツ/20) 海蛇/体力点-2

 てめーら、いーかげんにしろ!!(゚⊿゚)

6R (海蛇/16)(ブリッツ/20) 海蛇/体力点-2 ←OverKill!!

 調子こいてんじゃ、ねえっての!!(*`д´)

 

 俺は怒り狂って逆襲し、海蛇どもをブチブチに切り裂いた。それからベンチを調べてみるのだが目ぼしいものは見つからない・・・あふうう噛まれ損かよ(, _ )

 チキショー、こーなったら闘技場の地面まで下りてやらあ!!

 だけど序盤で体力点-6は痛いなあ。仕方なくここで食料1つ消費(残り9食)、体力点+4しておこう。

 

 闘技場の地面の上にはモリ1本落ちていた。

 俺はそれを背中にしょって、壊れた赤いドームの屋根を見上げる。はるか昔、アトランティスが陸上にあって栄えていた頃は、ここで剣闘士たちの死闘や見世物が繰り広げられたんだなあ・・・と思い、何となく感傷に浸ってしまう。

 さて、ではここから、床の高さにある出入り口をくぐってみよう。

 出入り口を抜けて地下に伸びていく通路は、さながら海底の迷路だ。たぶん剣闘士の控室だったのかな。通路の先が真っ暗なので不安になって、引き返そうとしたその時だ。

 青白いリンのような、ぽわっとした光が見える。

 そっちに向かって泳いでいくと・・・

 

 着いた部屋には年老いた男の人魚がいた。なんだ男か(*゚д゚) 、ペッ

 

 いやいや待て待て。この爺さんおもしろいことに職人らしく、作業台の上で板を切っているんだが、その道具は小型のノコギリ鮫だ!それに作業場を照らしている明かりの正体は、なんと頭の上に浮かんでいるホタルイカチョウチンアンコウだ!!(・∀・)オモシローイ

 

人魚の爺さん「おうおう、なんだあんたあ!陸の人間がわしに何の用でぃ?」

ブリッツ「いや、俺はブリッツというケチな人間でさあ。危害を加えるつもりはないよ。どうしてここに来たかというと、実はかくかくしかじか・・・」

人魚の爺さん「ほうほう・・・そいつぁおもしれえ・・・」

 

 人魚の爺さんはきっぷのいい大工職人で、生粋のアトランティスっ子だ(なんだそりゃ)。最初は陸の人間である俺に驚いたが、さっぱりした性格で愛想は良い。だから何となく俺とウマが合うのかな。おまけに人情深かった(笑)。

 火吹山から始まってバンシー号撃沈までの俺の波乱万丈の物語に聞き入り、最後はホロリと涙を流して同情してくれる。

 

人魚の爺さん「そうかあ、かわいそうになあ。アンセリカちゃん」(ぐすっ)

ブリッツ「まあな。へへっ・・・」

人魚の爺さん「よっしゃ、そういうことなら、わしの道具魚をいくつか持っていきんしゃい。これらは魔法の魚だから、おぬしの役に立つはずじゃ!テヤンデェ!」(どん、と自分の胸を叩く)

ブリッツ「ほんとっスか、ありがてえぜ!」

人魚の爺さん「おうっその代ぇり、粗末に扱ったら承知しねえぞベランメエ!」

 

 というわけで交渉成立。

 職人気質の人魚の爺さんは、秘伝の品である道具魚を売ってくれる。値段は1匹につき金貨2枚、または黒真珠1だ。そして売ってくれるのは・・・「ノコギリ鮫」「オノ魚」「キリ魚」「ホタルイカ」・・・の4種類だ。

 今、俺の手元には黒真珠4個と金貨4枚がある。黒真珠はこの後の冒険で絶対必要になってくるからここで消費したくない。とすれば金貨4枚の方を使うとして、2種類の魚か。

 うーん、迷っちゃうけど、これにしたぞ!

 俺は金貨4枚を支払い、人魚の爺さんからノコギリ鮫とホタルイカを手に入れた。ノコギリ鮫は閉じ込められたときの脱出に使えそうだし、ホタルイカは暗い所の光源になるからな。これはいいアイテムだぞ!(^v^)

 

人魚の爺さん「がんばれよ若いの!“ぶらっどあっくす”とやらをギャフンと言わせたれ!」

ブリッツ「おう!爺さんも達者でなあー!!」( *‘∀‘ )ノシ

 

 俺は友好的に爺さんと別れ、老人魚の仕事場を抜けて先を進む。

 さらに海底の廊下を進むとやがてコロッセウムの出口に着いた。出たところは、以前見たあの滑らかな砂地だった。

 

 

 

幽霊の頼みを聞いてやる --Demons of the Deep--

 

【技術点11/11 体力点15/20 運点12/13

 

 きめが細かくて白い砂地の中央に入っていく。

 すると、その中心点にあったのは、苔に覆われた人間の頭蓋骨だ!!(@o@)

 しかも俺が近づくと、頭蓋骨の周りの水が揺れて、俺の頭の中にかすかな声が聞こえてくるじゃないの。ゆゆゆ、ゆーれいってやつかΣ(||゚Д゚)ヒィィィィ

 だけどそれがどーしたってんでえ。アンデッドなんかに臆するなブリッツ。こう見えても幾多の試練を潜り抜けた冒険者だろおまいは!!

 というわけで恐怖をぐっと抑え、揺れる水の中から浮かんできた、船乗りの姿をした幽霊と向き合うことにした。

 

幽霊「うらめしい・・・うらめしい・・・」

ブリッツ「どどど、どうしたってんでい。頼みがあるならブリッツ様にお任せあれ。だけどとり憑きだけはカンベンな(←特攻野郎Aチームのノリで)」

 

 この幽霊はウラギ・ラーレタという名前を自己紹介してきやがった。かつて船長だったのだが、乗組員の反乱に遭った末に殺されちまったのだ。そして身体は魚に食われ、骨はバラバラに撒かれてしまったので、安らかに眠ることができないそうだ。

 

ウラギ「私の骨を集めて、きちんと埋葬していただけますか。さもないと私は・・・うらめしい・・・うらめしい・・・」

ブリッツ「よーしわかった。そーいうことなら力を貸してやらあ!」

 

 俺も元は海賊船の船長だったし、部下に裏切られたあんたの恨みや辛みはよーくわかる。というわけで、できるだけ協力してやることにしよう。しかし、しかし、だ。

 このだだっ広いアトランティスの海域から・・・人骨をかき集めるという作業は・・・

 な か な か タ イ ヘ ン だ ぞ (´Д`υ)

 えっちらおっちら水の中を泳ぎまわって、石やサンゴをひっくり返して骨を集め回っているうちに、俺はすっかりくたびれちまった。

 

 『君の体力点を半分に減らすこと(端数は切り捨て)』

 ぎょえー、ということは、体力点が一気にマイナス8点もダウンかよ!!(;д;)

 

 しかもご丁寧に「端数切り捨て」ってオメー・・・(涙)。しょうがないな。食料をまた1つ消費しとこう(残り8個)。体力点+4だ。

 食料をモグモグ食いながらだけど、幽霊にお願いされるままにようやく骨を集め終えて、俺は頭蓋骨と一緒にして大きな壺に納める。そして海底の岩の間に安置し、砂で隠した。

 アーくたびれた、さあ、これで満足かい?(´д`)=3

 「ええ・・・ありがとう・・・ございますうううう!」幽霊のウラギは涙をはらはらと流して喜んでくれる。まあ、良いことしたので俺の心も晴れたかな。ここで運点2点回復だ。

 

ウラギ「お礼を・・・お礼を・・・いたしましょううううう・・・」

 

 そしてさらに幽霊は砂地の中のある地点まで案内してくれる。

 そこには1つのビンがぽつんと砂に突っ込んで刺さっている。ビンには栓がしてあるが、こいつに何らかの魔法を感じるんだってさ!!

 ほうほうほう、マジックアイテムかもしれねえな。ここで1d6、出目は5だ。そうすると・・・

 俺はビンを慎重に持ち上げて調べてみる。それは青いガラスでできていて、封がしっかりされている。ガラス越しにのぞくと、中身は「グレイロック様へ」と書かれた封筒が入っているみたいだ。

 ふーむ・・・もっと調べたいところだが、ここで封を開けたら、封筒の中の紙が水にふやけてぐじゃぐじゃになっちゃうなあ。もう少し適した場所で開封することにして、とりあえずここでは、そのビンを革袋の中に入れて持っていくだけにしよう。

 そして俺は、何度もお礼を言う律儀な船長の幽霊に別れを告げ、先ほど見かけた石造りの建物の方角へと泳いでいくのだった。

 

 さてさて、たどり着いた建物は、なんだか知らないが立派な施設だ。

 正面入口に回ってみると、そこには立派な大理石の階段に青銅の大扉。そしてその前でどーんと進入口を塞いでいるのは、うはっ俺の身体の2倍くらいはある、巨大な太った魚だ。

 お化けカサゴじゃねーの!!( ̄□ ̄;)

 そいつは俺の姿を認識すると、パクパク口を動かしながら、ゆっくりと泳ぎ寄ってくる。こんなでっかい魚じゃあ、固いうろこを剣で突き抜けられるか怪しいもんだ。なので戦闘は選択しない。その代りに俺は背中にしょっていたモリを構える。こいつはコロッセウムで手に入れていたアイテムだ。こっちの方が有用だろう!

 さあ、来いや!!<`Д´>

 ごばあーーー!自分のテリトリーにノコノコ入ってきた外敵を撃退しようと、お化けカサゴが口を大きく開けて突進してきた。俺は身を巧みにかわし、カウンターの態勢でモリを奴の頭にぶち込む!!

 ここで技術点チェック、あっぶねー出目11じゃん。ギリギリ成功!!

 俺の一撃は奴のエラの隙間にグッサリ刺さる!お化けカサゴは驚いて身を震わせ、モリを身体に突き刺したまま、ぴゅーっと逃げ出しちまった。

 やれやれだ。では、中に入るとするか・・・

 俺は巨大な青銅の扉を泳ぎ抜けて、石造りの建物の中に入っていく。

 

 

 

アトランティスの大宝冠 --Demons of the Deep--

 

【技術点11/11 体力点11/20 運点13/13

 

 石造りの建物の中に入って正体がわかった。ここは霊廟だ。それもどうやら相当高位な身分を祭っているらしい。

 壁に沿って石像が立っている。人間のものもあれば、魚に近い生き物の姿もある。いずれも誇り高くて気高いポーズをとっていて、碑文は見たこともない文字が刻まれている。きっと古の都アトランティスの人々が使っていた言葉なんだろう。

 巨大な霊廟の奥に、これまた巨大な男の彫像があった。この像は右手に大きな杖を持ち、頭に王冠を載せている。うはっ!

 王冠スゲエ!(m´・∀・)

 こいつは石像の一部じゃない。緑色のヒスイで作られた精巧なもので、跳ねているイルカが連なった形をした、相当な値打ちモンだ。なるほどここの霊廟は、アトランティスの代々の王を祭っていると見た!

 もちろん俺はこの宝物を自分のにしようとする。石造の頭から外そうと、そーっと手を伸ばしていく・・・すると石像の目が動いた!ギロリと俺を睨み、唇が動く。骨まで響くような野太い声だ!!

 

石像「アトランティスの大宝冠を奪おうとするものは誰じゃ?」

ブリッツ「はーい、僕でーす!(*´`ω´)/」(←正直者)

石像「その大宝冠を賭けて戦うか、臆病者らしく逃げ去るか?」

ブリッツ「宝物を前にして逃げるなんて冗談じゃねえや!!ヽ(`Д´)ノ」(←ホントに正直者)

 

 俺は剣を握りしめ、男の石像に向かっていく。対する石像は杖で応戦するが、台座から足が離れないため動きは鈍い。しかし装甲は固いぞ。体力点が高ぇ!

 

【石像 技術点6 体力点16】 

1R (石像/14)(ブリッツ/23) 石像/体力点-2

2R (石像/15)(ブリッツ/18) 石像/体力点-2

3R (石像/17)(ブリッツ/20) 石像/体力点-2

4R (石像/16)(ブリッツ/17) 石像/体力点-2

5R (石像/13)(ブリッツ/19) 石像/体力点-2

6R (石像/9)(ブリッツ/21) 石像/体力点-2

7R (石像/15)(ブリッツ/16) 石像/体力点-2

8R (石像/15)(ブリッツ/19) 石像/体力点-2

 

 それでも、獲物が目の前にぶら下がっているときの俺様は、ツヨイ!(`・ω・´) b ビシイッ!!

 パーフェクトゲームで相手を退け、俺は彫像を粉々に打ち砕く。そしてヒスイでできた工芸品、アトランティスの大宝冠をゲットだぜ!!(≡゚∀゚≡)

 ホクホクしながら次に行くところを探す。霊廟の床には大きな上げ蓋があった。青銅の環が付いており、引けば開きそうだ。

 どうする?ここから地下に降りるか???

 うーむ、気が進まねえ。というのは、この大宝冠がアトランティスの王のもので、いちばんの宝だとしたら、地下にいるのは王の墓所を守るスゲエ怪物・・・じゃないかな。なんとなく、そんな気がするんだ。

 なので俺は冒険者(掠奪者?)の第六感に従い、これ以上この霊廟に深入りすることなく、建物の外に出た。

 

 霊廟を出てしばらく泳いで海中を進むと、次に遭遇したのは・・・

 

イルカ「キュキュ~♪」

 

 つぶらな瞳をしたイルカだ。まあかわいい( ´ ▽ ` )

 イルカは俺を見つけると、人懐っこそうに近寄ってきた。何かを伝えたそうに「キュ、キュ、キュキュ~!」と鳴き声を上げている。どうしよう。エサが欲しいのかな?

 そのとき、ヒスイの大宝冠がピカッと緑色に輝いた!

 

イルカ「いやあ、人間に会えてうれしいですよ」

ブリッツ「ええっ?(@o@)」

イルカ「その光る長い鉄を引っ込めてくれませんか?」

ブリッツ「なんだなんだ、お前の言っていることがわかるぞ?」

イルカ「ええ、あなたの言葉もわかりますよ。ところで、ここいらで美味しそうな魚は見かけませんでしたかね?」

 

 どうやら俺がさっき手に入れたアトランティスの大宝冠、こいつはイルカたち(というか知能の高い動物たち)と会話を交わせるマジックアイテムだったらしい。

 なーるほどー。俺は“光る長い鉄”--つまり剣のことだ--を鞘におさめ、このイルカと会話を楽しむ。といっても、この陽気なイルカはとても早口でまくし立ててくるから、おれはもっぱら聞き役なんだがな。

 

 だが、そんな呑気な海中散歩も長くは続かない。

 「キュッ!」イルカくんが警戒の声を上げて、俺の左側に素早く回った。何かが俺らの近くにやってきたのだ。

 

 ズンズンズンズン、ズンズンズンズン、チャララ~♪(JAWSのテーマで)

 こっちに向かってくるのは、砂のような色の巨大な・・・

 

イルカ「気をつけて、サメです!」

サメ「いよーぅ、おめえ、2本足の変な生き物連れてるなあ??」

イルカ「ふーん!この人は強い戦士なんだぞう!!お前の乱暴もこれまでさ!!!」

サメ「おもしれえ。まとめてバリボリ骨まで噛み砕ーーーく!!」

ブリッツ「お、おい、ちょっとちょっと・・・」

 

 アトランティスの大宝冠のおかげで奴らの会話が丸わかりだ。ちょっと待てよ。お互い冷静になろうぜ。魚同士の戦いに俺を巻き込むなよ!!(あっイルカは哺乳類か・・・)

 

イルカ(ひそひそと)「言っときますけどね、あなたの方が泳ぐの遅いですよ。逃げたとしても先に追いつかれて食われるのは・・・」

ブリッツ「わかったわかった!やってやらあ!!」(しゃきーんと剣を抜く)

 

 こうして俺とイルカは、獰猛なサメに共同で立ち向かうことになった!!!

 

 

 

イルカのキークィートと友達になる --Demons of the Deep--

 

【技術点11/11 体力点11/20 運点13/13

 

 こうして、俺とイルカくんは力を合わせて巨大なサメと戦うことになった。

 俺らのタッグはそれぞれが攻撃するが、サメが攻撃するのはどっちか一方だけ(これは俺が指定する)。もしサメの攻撃点が上回っていたとしても、そっちを選択していなければ、ダメージは与えられない。もし俺とイルカくんの両方がサメの攻撃点を上回っていたら、一気に2×2でマイナス4点のダメージだ。つまりはいつも俺がやられてる複数戦闘の特別ルールが、裏返して逆になったと思えばいいわけだ。

 それじゃあいこうか、フルボッコにしてやんぞヽ(*`Д´)ノグォラァ!!

 

【サメ 技術点8 体力点15

【イルカ 技術点10 体力点9

1R サメはブリッツを選択 (サメ/14)(イルカ/15)(ブリッツ/21) サメ/体力点-4

 ブリッツ「攻撃は俺が引きつける!お前は思う存分泳ぎまわれ!!」

 イルカ「了解だキュ!!」

2R サメはブリッツを選択 (サメ/19)(イルカ/18)(ブリッツ/20) サメ/体力点-2

 ブリッツ「OKOKこの調子!でやあっ!!」(ぶちっ、とヒレをちぎる)

 サメ「うおおお、こいつらTUEEEEEE!!」

3R サメはブリッツを選択 (サメ/14)(イルカ/19)(ブリッツ/19) サメ/体力点-4

 ブリッツ「今日のご飯はふかひれスープゥ♪~(´ー`~)

 サメ「いやだ!俺は食う方だ!食われてたまるかアアア!!」

4R サメはブリッツを選択 (サメ/16)(イルカ/16)(ブリッツ/14) ブリッツ/体力点-2

 ブリッツ「うあお!噛ーまーれーたー!!」

 イルカ「油断しちゃダメッキュよー!」

5R サメはブリッツを選択 (サメ/15)(イルカ/15)(ブリッツ/21) サメ/体力点-2

 イルカ「危ないっス、えーい!」

 ブリッツ「援護サンキュ( ´ ▽ ` )ノ さあイッキに決めようぜ!!」

6R サメはブリッツを選択 (サメ/14)(イルカ/16)(ブリッツ/19) サメ/体力点-4 ←Overkill!!

 イルカ&ブリッツ「でやああああああああ!!!」

 

 正義のツープラトンアタックがサメの胴体をクロスファイアで輪切りにする。どうだ!海の乱暴者を始末してやったぜ!!

 俺はサメの鋭い歯1つぶちっとむしり取り、戦利品として革袋にしまう。それからイルカくんと勝利のハイタッチを交わすのだった。イヤッホーイ!( ・∀・)人(・∀・ )

 確固たる友情を築いた俺たちは改めて自己紹介。この人懐っこいイルカくんはキークィートという名前を持っていた。

 

キークィート「人間さん、よろしくだキュ!」

ブリッツ「おう、俺の名はブリッツ。こちらこそよろしくな!」

キークィート「はてさて、ヒスイの王冠を持っているということは、ひょっとしてあなたはアトランティス王の末裔だキュ??」

ブリッツ「いや、別にそう言うわけじゃないんだ。つい行きがかり上、この海底に流れ流れてきちまって・・・ヘッヘッヘ・・・」(←複雑な表情の笑顔)

キークィート「まあいいです。その大宝冠を持っている方に従うのが、我らイルカ族の使命なのです。なのでブリッツさんの冒険に手を貸しますです!!」

ブリッツ「ホントかい、そいつぁありがてぇや!!(・∀・)」

キークィート「さあ背中に乗って!しっかりつかまっててよー♪」

ブリッツ「こう・・・かい・・・うわっ、ととと!!」

 

 キークィートは俺を背中に乗せると、ばびゅーんと急発進した!

 う お お お おおお、速えええ え え え え !!!

 

 さすが身体の形が流線型なイルカだ。キークィートは俺が泳ぐより何十倍のスピードで、水をかき分けどんどん先へと進んでいく。

 はあーこりゃ楽チンだわ。海の少年♪ゴーゴー、トリットーン♪ってなカンジ(*^-^*)

 こうして、俺とキークィートは素晴らしい速さでサンゴ礁の隙間を抜け、険しい海底の崖をスイスイと越えていった。

 やがて見えてきたのは・・・沈没船そして海底庭園の鉄の門だ。

 キークィートが言うには、ここに“頼りになる人間”が住んでいるらしい。

 

キークィート「門を入って左に行くのです。どこにも触れてはいけないですよ。もし助けがいるときがあれば、僕の名前を呼んでくれれば、いつでも駆けつけますでキュ!!」

ブリッツ「あんがとよ。じゃーな!!」

 

 イルカのキークィートはこの地点で俺を降ろすと、尾ヒレを振り振り、最後にお別れのキスをほっぺたにして、泳ぎ去って行った。

 サメとの戦闘に巻き込まれて面倒くさかったけど、おかげでいい奴とダチになれたな。もしどこかの地点まで急速に移動したいときがきたなら、あの高速イルカの名前を呼べばいい。きっと役に立ってくれるはずだ。へへへー!!(^v^)

 

 さて、では、ちょっとここで小休止。

 体力点が1ケタなのは不安なので、食料を1つ食べて体力点+4しとこうか(残り7食)。モグモグモグ・・・よーし、それでは先に進もう。

 キークィートによると、俺の復讐の手助けをしてくれそうな奴が、この海底庭園の中にいるって言ってた。うーん、でも、その前にちょっと寄り道したいな。

 俺は先に沈没船の中を覗いてみることに決めた。

 だってさ、やっぱり沈没船って言えば、中に沈んでいるのはお宝だもんなあ!!(*゚∀゚)=3

 

 

 

沈没船と海底庭園 --Demons of the Deep--

 

【技術点11/11 体力点13/20 運点13/13

 

 沈没船の帆柱はまだ立っていて、帆の断片が海流の中に漂っている。

 それを見て、ついこの前に沈められた俺の海賊船バンシー号と、噴進砲の前に散っていった仲間たちを思い出しちまった。チッキショー、ブラッドアックスめ、許さねええええ!!(`Д´)

 ・・・っと。

 さて、こみ上げる怒りはこれくらいにして、さっそく中に入ってみるとしようか。

 しかし船腹の大きな穴から入ると、だしぬけに暗い場所に入ったので、目の前がぼんやりとしか見えねえ。おれは手探りで進んでいくが・・・

 ここで運試し。まだ運点は13なので自動的に吉だ。

 うわっと危ねえ!俺の脚が巨大なシャコ貝を踏みつけるところだった。ガッチーンと貝は勢いよく殻を閉じたので、挟まれてたら足の甲が千切れてたかもしれねえぜ《(;´Д`)》ブルブル

 ビビらせやがってコノヤロー!

 俺はしゃがんで、腹立ちまぎれに貝の殻の間を剣で突いた。一刺しで貝は絶命する。そいつがパカッと口を開けたら、その中には大きな銀色の真珠が入っていた!

 こいつぁいいや!ありがたく頂戴しておこう。ヘヘヘ・・・(ドスッ!!)・・・うわああ、今度は何だああああ!!??

 天井から、俺の背中に飛び降りてきた奴がいる!ヽ('A`)

 イテテテ!奇襲をくらって体力点-2だ。俺は身体を震わせてそいつを振り落とし、やっと襲いかかってきた敵の姿が目視できた。

 カニだ!それもとびきりでかい、大クモガニだ!!

 

【大クモガニ 技術点7 体力点10

1R (大クモガニ/11)(ブリッツ/18) 大クモガニ/体力点-2

2R (大クモガニ/9)(ブリッツ/19) 大クモガニ/体力点-2

3R (大クモガニ/14)(ブリッツ/23) 大クモガニ/体力点-2

4R (大クモガニ/9)(ブリッツ/23) 大クモガニ/体力点-2

5R (大クモガニ/13)(ブリッツ/17) 大クモガニ/体力点-2 ←KiLL!!

 

 不意打ちにはびっくりしたけどな、落ち着いて対処すればこんな奴は敵じゃない。俺は終始圧倒して大クモガニを仕留めた!

 よーしそれじゃあ、今ここにいる沈没船の廊下から、どこに行くか?

 ふむふむ、まずは船長室に入ってみよう。

 

 船長室の中、水を吸った机の上には、書類が散らばっていた。その中には・・・おっ、海図があるぞ。

 これからの冒険の手がかりになるかもしれない。水を吸っていたのでバラバラにならないよう、慎重に広げてみる。これでも俺は船乗りだしな。現在位置はしっかりとわかる。

 そして・・・ふーむ、なるほど・・・・( ̄∀ ̄ )

 この近海には実にたくさんの島々があるようだ。タールフェザー島、ゴーブリミー島、ロックス島、ケストレル島、などなど。そしてそれらの島には、海賊のしるしであるジョリーロジャー(骸骨とエックス状に組み合わさった骨の絵)も描いてある。

 えっ、ということは、つまりこの辺の島々それぞれが、海賊の根拠地なわけだ。

 ここらへんは海賊銀座だったんだ。ΣΣ(゚д゚lll)ガガーン !

 そーすっと、その中からどうやってブラッドアックスを見つけたものか・・・うーむ・・・海図は大きくて持ってけそうにない。俺は気分が暗くなって船長室を出るしかなかった。

 

 次に宝物倉へ向かおう。俺は船倉目指して下へ泳いでいく。

 だが、そこは・・・か ら っ ぽ で し た ┐(´ー`)┌ マイッタネ♪

 船の壁は壊されていたけど、沈没の原因は座礁じゃない。何か大きな鉤爪のようなもので引き裂かれたようだ。そしてもっと重要なこと。この船には、どんなに丹念に調べても、宝物はない。

 唯一の収穫は、船板の間に挟まっていた金貨1だけだ。あーあ!(;´д`)

 俺はショボーンとして沈没船から外に出るのだった・・・

 

 えーっとそれじゃあ、寄り道はこれくらいにして、海底庭園に入っていくとするか。

 ここは地上の庭園と同じようなつくりだが、木や花はサンゴや水草、たわむれる小鳥は色とりどりの魚に置き換えられる。フフフ、なんとも不思議な光景だぜ(^^)。

 さっき別れた友達、イルカのキークィートの情報では、俺を助けてくれそうな人物に出会うには、ここは左の方の小道らしい。そして何も手を触れちゃなんねえ、と・・・

 左の曲がりくねった小道を進むと、大理石の噴水があって、細かい泡を噴き出している。

 そして噴水の受け台の中には、何かキラッと光る物がある。いやだめだ。えーい、無視だ無視。気にするな!

 俺は小道を先に進む。やがて庭園というより果樹園のような感じになってきた。

 サンゴの枝に絡まっている蔦のような水草には、赤やオレンジ色の実がついている。海底の砂地では小さなカニや魚が、その落ちた実を食いあさっているぞ。

 どうする?俺も食ってみるか???

 いやだめだ。ほっとけ。無視だ無視、きーにーすーるーなー!!ヽ(´・д・`)

 

 何とも不思議な光景の連続だが、俺は何とか好奇心を振り切って、小道を進むことにした。

 不意にサンゴの林が途切れ、きれいに刈り込まれた空き地に出た。その空き地の中央には、巨大な虹色の泡に包まれた、普通の木の小屋が建っている!しかも泡の中には、ありふれた陸上の植木と、猫までいるじゃねえか!!(@д@)ホエー

 俺は泳ぎ寄って泡の外から小屋の窓を覗きこんだ。

 中にいたのは1人の人間の老人だ。そいつは机に向かっていたが、俺に気づくと手真似で小屋の正面に回るよう合図する。

 老人の動きはキビキビしていて、おかしいところは何もない。このジイサンが、俺を手助けしてくれるのか、なあ・・・?

 俺は半信半疑で小屋の正面にあるドアをノックするのだった。

 

 

 

グレイロックに届けた手紙 --Demons of the Deep--

 

【技術点11/11 体力点11/20 運点12/13

 

 俺はおそるおそる小屋を包んでいる泡を抜ける。うっ肌がもぞもぞする。そして泡の中に入ると、海に沈められる前のように肺呼吸していた!

 「ほう・・・では、お前さんは魔法使いではなかったというわけか」目を白黒させている俺に向かって、目つきが鋭くひげもじゃの老人はほくそ笑む。

 そして「なるほど強力な呪文じゃ。だが心配はいらん。このわしの家も別の呪文で守られているのじゃ。だからお前さんを守っている魔法の効力に影響はないよ」なんて言いつつ、俺の首に生えたエラをしげしげと眺めている。

 

ブリッツ「ええっと、俺はブリッツって言うんだけど、あんたの名は?」

グレイロック「わしか?わしの名はグレイロックという」

ブリッツ「グレイロック!ちょうど良かった。これ、あんたのじゃない?」(ごそごそ)

 

 俺は革袋の中から、以前砂地で手に入れたガラスビンを取り出す。中に「グレイロック様へ」と書かれた封筒が入っていたアレだ。あの時は水中でビンの中に入っていた紙を出せなかったけど、ここなら大丈夫だ!

 

グレイロック「おお!これはこれは!!」(封筒を開けて読み始める)

ブリッツ「ねえ、なんて書いてあるのさ?!(・∀・)

グレイロック「いいからちょっと黙っておれ!」

ブリッツ「う、はぁい・・・(´・ω・`)」 

 

 どうやら明らかに重要な手紙らしい。このジイサンはフムフムとうなずきながら読み終わり、その手紙をローブのポケットの中にしまった。

 

グレイロック「なるほど、この男はあんたの隠し玉というわけか。ポート・ブラックサンドの偏屈爺いめが・・・」

ブリッツ「ふえ?なんか言った???」

グレイロック「ああいやいや何でもない。それより、手紙を届けてくれたお礼をせねば、な!」

 

 グレイロックは指をパチリと鳴らす。すると俺の身体の周りがパアッと輝いた。ウワーオ!活力が湧いてくるぜ!体力点と運点が原点まで回復する!!(≡゚∀゚≡)

 

グレイロック「それで、お主はなんでこんなとこまで来たんじゃね?」

ブリッツ「それはねえ、かくかくしかじか・・・(身の上話)・・・」

グレイロック「ふむふむ・・・」

ブリッツ「というわけで、海賊のブラッドアックスに復讐をwwwギギギwwwww(`Δ´)」

 

 グレイロックは杖で空中に四角を描き、額の中の絵を見るように、俺をしげしげと観察する。うっなんだか値踏みされているみたいなカンジ。やがて老人はため息をついて、ブツブツとつぶやいた。

 

グレイロック「なるほど。粗にして野だが、卑ではない・・・」

ブリッツ「あの、ちょっと、本当に力を貸してくれるの?」

グレイロック「勇敢なだけではどうにもなるまい。知恵があればこそ、勝利が得られる。勇気と知恵が結びつけば、幸いが手に入ろう」

ブリッツ「ごめん、俺、頭悪いからさあ、言ってることちょっとわからないんだけど!」(いらいら)

グレイロック「黒い真珠は持っておるか?」

 

 やれやれ、やっと本題に入ったぞ。黒真珠持ってるよ!今のところ4つ!!

 グレイロックの話によると、こいつはとても強力な魔法の品なんだってさ。

 具体的には、2粒の真珠を投げて「ケ・ユヘン・パクヤ・ヒ」と呪文を唱えると、骸骨の騎士が現れて俺のために戦ってくれる。

 ちなみに骸骨ったって、単なる弱っちいスケルトンじゃねえぞ。「不死の騎士団」とかいう強力なアンデッド軍団らしい。スゲエゼ!

 こいつは一度に10粒まで有効だ。つまり、最大で5体の骸骨の騎士」が現れる。そして戦いが終わったとき、そこで滅却されていなければ「デルド・エン・パー」という呪文で消え失せ、霊界に戻っていくということだ。

 

ブリッツ「・・・(´・∀・`)ヘー」

グレイロック「忘れるでないぞ!黒い真珠はアトランティスのどこかにまだまだある。しかし大部分は海ドラゴンのような怪物に守られているがな」

ブリッツ「はーい。わかりましたー( ´ ▽ ` )ノ」

グレイロック「さて、ひょっとしてお前さん、銀色の真珠は持っているか?」

 

 これだよね?沈没船で俺の脚を挟もうとしたシャコ貝が持ってた・・・

 俺がそれを見せると、グレイロックのジイサンは微笑んだ。

 

グレイロック「けっこうけっこう!この真珠に含まれている魔法は、お前には使えないが、わしにはとても使い道があるのじゃ。その真珠と交換に、お前にこの3種類の魔法薬のうち、どれかをやろう!」

 

 マジッスカ!(゚∀゚) さあ、どれを選ぼうか???

 

 (1)力の薬

 (2)ツキ薬

 (3)気体化の薬

 

 (1)と(2)はFighiting Fantasyでおなじみの原点回復薬だ。冒険の成功に直結するキーアイテムとしては、(3)の気体化の薬なのかな・・・

 いや待てよ、ここは海中だよな。身体がガセアウスフォームしちゃったらぶくぶくと泡になって海面に上昇しちゃってヒイイ(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

 ちょっと怖くなったので(3)は却下!体力回復はまだ食料7個残っているし、ここは運点の回復用に(2)のツキ薬さ!

 そう考えて、俺はグレイロックからのプレゼントである、緑色の液体が入った三角形の小ビンを受け取った。こいつを飲めば一気に運点が原点まで回復し、しかも原運点が1点増えーる!!

 

 さて、そろそろ彼が俺にしてやれることも終わりだ。能力値回復に貴重な情報だろ、それに原点回復薬までくれた。さんきゅーべりーまっち!ヽ(゚∀゚)

 え?なになに?最後の別れ際に・・・「海ドラゴンに会いたいか」だって?

 うーんその怪物、黒真珠は確実に持ってるんだろうけど、強いんだろ?

 いきなりはやめとくわ。多分このアトランティスのどこかに「海ドラゴン殺しの槍」みたいなのがあんじゃねーの?そんなのを探し出してからにしとくよ。

 「それなら暗い場所には近寄らないことじゃ」ちっちっと指を振りつつ、そう言って・・・(ガコン!)・・・グレイロックは床の上げ蓋を開けた。

 えっ、ちょっと待った、ここって・・・

 

グレイロック「わしの水洗トイレじゃ」

ブリッツ「いやーん!(つд∩)

グレイロック「ここがいちばんの近道なんじゃ、とっとと入れ。では、さらば!!」

 

 どっぼーん!俺は小屋の下の水流トンネルに押し込まれる。そしてグレイロックは天井についていた鎖をくいっと引き、ごばー、じゃじゃー!!俺は小屋からなーがーさーれーるー!(>_<)

 魔法の泡を抜けるとき、また肌がちくちくする。そして俺は再びエラ呼吸に戻っていた。 

 そーかぁ、そーいうオチかぁぁぁぁ。チキショー!

 

 

 

海オーガとグダグダ戦闘 --Demons of the Deep--

 

【技術点11/11 体力点20/20 運点13/13

 

 グレイロックの小屋からのトンネルはやがて登り坂になり、上げ蓋のところにたどり着いた。

 あまり期待せずに蓋を押し上げてみると、それはごぱっと開いた。おお、元の海中世界に戻ったみたいだ。頭上からは日の光が差し込んでくる。

 さてさて、こっからどう進むべぇか・・・んんっ?(・_・)

 そう遠くない場所に屋根の壊れた小さな家がある。俺はこいつを調べようと近づいていくことにした。

 

 こんちゃーす・・・

 屋根の穴から中に入ってみると、ここは長い間誰も住んでいないような廃屋だ。中では色とりどりのイソギンチャクと熱帯魚が俺を出迎えてくれたりして、なかなかにキレイな光景だ。

 その中でもひときわ目立つ大イソギンチャクがある。そこに魚が近寄ると・・・あっ!(@△@)

 細いピンク色の触手が巻きつき、毒針で刺した!

 哀れな魚はぷかあっと動きを止め、イソギンチャクの口にゆっくり運ばれていく・・・

 おっかねえなあもう。キレイな光景なんて油断してる場合じゃなかったよ。大イソギンチャクの根元には人間の手の骨のようなものも見えてる。たぶん人魚の屍骸だろうな。こいつの餌は魚だけじゃないってことか(;’A ’)

 だけど気になるのはその骨の近くにある小さな木箱だ。蓋が開いてないし、箱の中に何か入ってそうだぞ?

 よーし、毒針のリスクはあるが、いっちょトライしてみるかな。

 俺は剣を突き出して箱をかきだそうとする。大イソギンチャクの触手は剣に触れたとたん固くなった。明らかに嫌がっている。金属の感触が気に入らないのだ!

 ここで運試し、運点13なので自動的に吉だ。触手は俺の方にも伸びてくるが、若干距離が足りない。へへ、ざまーみろだ。というわけで無事に木箱をゲットしたぞ。

 さっそく木箱の蓋を開けると・・・うわっぷ!(xox)

 泡が勢い良く噴き出して俺の顔を直撃する!

 予期せぬ不意打ちだ。しかしこの魔法のバブルに包まれると、なぜか気分がよくなって血行促進、頭痛、肩こり、その他もろもろ冒険の疲れがしゅわーっと消えていく・・・え、マジ?

 原体力点+1だってさ!!(しかも、現在の体力点も新しい原体力点まで伸ばす)

 

 ヤクヨウ━━━ヽ((゚ヽ(゚∀ヽ(゚∀゚ヽ(゚∀゚)ノ゚∀゚)ノ∀゚)ノ゚))ノ━━━バブ!!!!

 

 俺の身体はホクホクのポカポカだ。おう、しかも箱の中には短剣まで入っているぞ。

 こいつは魔法の剣らしく「ウミツバメの剣」と柄に刻まれている。本文によると・・・『戦闘の際にこのウミツバメの剣を使うことにしたら、215に進んで、その効果を調べよ』・・・だってさ。

 そのときまでどんな効果があるかはお預けだが、すごく役立ってくれそうだ。楽しみだぜ!

 もちろんこの「ウミツバメの剣」も持っていくことにしよう。もうけもうけ!俺はにんまりしながらイソギンチャクだらけの家を後にするのだった。

 

 そしてその先は、やがて海底の地形が谷底になってきた。

 海溝ってほどじゃないが、だんだん日光が届かなくなって、薄暗くて不安だ。うーん、だったらアレを使おうか。俺はガサゴソと革袋を探って・・・

 ホタルイカ!キミに決めたッ!!(  ̄▽ ̄)ノ”

 俺は人魚の大工職人から以前買っておいたホタルイカを取り出す。そいつは青い光をぽわっと放ちながら、行く手を照らしてくれるのだ。へへっ、なかなか役に立つ道具魚だぜ。

 こうして俺は、険しい崖の表面を調べながら、さらに深く潜る。ここまで深くなると、今まで目にしたこともない奇妙な魚や海草も見受けられる。

 そして崖にぽっかり口を開けた洞窟があり、その前には粗末なテーブルとベンチもあった。

 どうやらこの洞窟には人間(ないしはヒューマノイド系)の居住している形跡があるぞ・・・って、なんだよホタルイカ!どこに行くんだよ、暗くなっちゃうだろー!!( ̄□ ̄)

 俺はホタルイカがピューっと逃げ出したわけがすぐわかった。

 ゴバアア!洞窟の中から何かが襲いかかってきたんだ!!

 その形状はずんぐりむっくりしてて、最初はゴッグかと思ったよ。だけどそうじゃない。俺の身長の2倍はある、巨大な海オーガ(Sea Ogreだ!!

 そそそ、それはなにか?陸上でのしのし歩いている大鬼、オーガの海中戦特化型ってわけか?つまりはマリンザクみたいなもんか?(←ガンダムネタしつこい)

 そいつは俺を捕まえようと、水かきのある太くて長い腕を伸ばしてきた。ここで運試しだってよ。へへっ、まだ運点12だから大丈夫、吉さ。

 捕まるもんか!俺はこいつのベアハッグ攻撃をひらりとかわすことができた。そして剣を抜いて迎撃する!

 

【海オーガ 技術点7 体力点18

1R (海オーガ/13)(ブリッツ/22) 海オーガ/体力点-2

 な ん だ そ の 体 力 点 の ム ダ な 高 さ は (笑)

2R (海オーガ/16)(ブリッツ/19) 海オーガ/体力点-2

 俺はこいつが振りまわす巨大な拳をかいくぐり・・・

3R (海オーガ/13)(ブリッツ/18) 海オーガ/体力点-2

 蝶のように舞い! 蜂のように刺す!!

4R (海オーガ/14)(ブリッツ/14) Draw

 うんにゃちがった・・・

5R (海オーガ/17)(ブリッツ/20) 海オーガ/体力点-2

 ヒラメのように舞い

6R (海オーガ/14)(ブリッツ/20) 海オーガ/体力点-2

 ハリセンボンのように刺す

7R (海オーガ/13)(ブリッツ/21) 海オーガ/体力点-2

 なんだかそんなカンジ!もうgdgd!!(´д`)

8R (海オーガ/16)(ブリッツ/14) ブリッツ/体力点-2

 あう!!アホなこと考えてたら奴の拳が俺の顔面にヒーット!!

9R (海オーガ/11)(ブリッツ/21) 海オーガ/体力点-2

 ってえなコノヤロー!俺は身体をターンさせ、バタ足で突進!

10R (海オーガ/9)(ブリッツ/15) 海オーガ/体力点-2

 そして剣の切っ先を奴の腹の中にブスッと埋め込む。

11R (海オーガ/13)(ブリッツ/20) 海オーガ/体力点-2

 とりゃー!ぶったぎってやらあああああ!!

 

 俺は力任せに海オーガの胴体を真っ二つに切断してやる。どずーん!奴の身体は大木が切り倒されるように海底を転がるのだった。

 

 

 

カニを食ったり食われたり・・・ --Demons of the Deep--

 

【技術点11/11 体力点19/21 運点11/13

 

 しかしまあ、海オーガは技術点7だからあまり手ごわくない、チト疲れた(*´ー`*)

 俺は海オーガの住んでいた洞窟に入って休息がてら調べてみる。ここにあったアイテムは食料2個分の新鮮な魚と、ありふれた外見の剣だ。これで食料は9個分に増えるし、予備の武器も必要だな。どちらも持っていくことにしよう。

 それから・・・なんだこりゃ?指輪??

 俺が見つけたのは真鍮の渦巻形の指輪だ。指輪に刻まれているのは、多分アトランティスの古代文字。うーん、ちょっと迷ったけど、指にはめてみよう。えい!

 お!おお!おおおお!!!(*・∀・*)

 指輪は縮んで指にぴったりはまる。そして力がみなぎってくる。すごい、すごいぞこれ。俺の原体力点が+2される!(しかも現在の体力点も+2)。

 

 トルマリン━━━ヽ((゚ヽ(゚∀ヽ(゚∀゚ヽ(゚∀゚)ノ゚∀゚)ノ∀゚)ノ゚))ノ━━━パワー!!!!

 

 こんな宝物がごろごろ転がっているんだから、アトランティスってのはヨカところバイ!鼻血吹きそうだぜ!!(^v^)

 俺は足取り軽く海オーガの洞窟を後にして、流れに乗ってゆっくり谷を進む。地形は暗闇の谷間からだんだん上に向かい、明るくなってきたー。

 

 ここら辺は岩の多い海底だ。

 そう遠くないところに古いレンガ造りの建物が見える。よーしあそこも調べてみっか。イイ気になっている俺が泳いで近づいてみると・・・

 そこにいたのは、カニだ!それもとびきりデケェ大ガニ2匹!!

 そいつらはレンガの建物が自分の巣のようだ。マイホームを守ろうとぶくぶく泡を吹いて威嚇してやがる。さあってどーしよっかな???

 

 (1)カニと戦うか?

 (2)その場を離れるか?

 (3)食べ物を投げ与えるか?

 

 建物を調べるため、ちょっとどいてほしいので、(3)だな。俺はさっそく、さっきの海オーガの洞窟で手に入れた新鮮な魚を、カニに与えてみた(食料2食分なので、残り7個だ)。

 巨大カニは俺のプレゼントをつかまえて、喜んで食べる。よーしありがたく思えよ。じゃあ、俺を通して・・・って、あれ、なんで俺の前に立ちふさがってんだ??

 奴らは食欲に火がついたらしい。「オードブルの次は、お前を食べちゃうぞー!」みたいなカンジで、ハサミをカチカチ叩いてじりじり近寄ってくる。

 しょせん甲殻類の恩義なんてそんなもんか。食料あげ損(ノД`)

 ちいっしょうがねえな!俺は大カニの周りを素早く泳ぎまわり、一度に1匹ずつと戦う!!

 

【大ガニ1 技術点7 体力点11

【大ガニ2 技術点8 体力点10

1R (大ガニ1/15)(ブリッツ/19) 大ガニ1/体力点-2

2R (大ガニ1/11)(ブリッツ/21) 大ガニ1/体力点-2

 ここまでは順調に敵のハサミを受け流していたが・・・

3R (大ガニ1/14)(ブリッツ/1ゾロ) ブリッツ/体力点-3

 うおあー!挟まれた!!ろっ骨折れるうう!!!(><)

4R (大ガニ1/13)(ブリッツ/21) 大ガニ1/体力点-2

 俺を挟んだまま食おうとする大ガニの口に・・・

5R (大ガニ1/16)(ブリッツ/17) 大ガニ1/体力点-2

 ゴボーー!

6R (大ガニ1/11)(ブリッツ/20) 大ガニ1/体力点-2

 深々と剣を突き刺してやったゼ!!

7R (大ガニ1/17)(ブリッツ/18) 大ガニ1/体力点-2 ←OverKiLL!!

 ざまーみろだ。さあもう1体、さっさとこっちに来いやぁカモーンщ(゚Д゚щ)

8R (大ガニ2/12)(ブリッツ/22) 大ガニ2/体力点-2

9R (大ガニ2/15)(ブリッツ/18) 大ガニ2/体力点-2

10R (大ガニ2/18)(ブリッツ/16) ブリッツ/体力点-2

11R (大ガニ2/17)(ブリッツ/18) 大ガニ2/体力点-2

12R (大ガニ2/16)(ブリッツ/20) 大ガニ2/体力点-2

13R (大ガニ2/20)(ブリッツ/15) ブリッツ/体力点-2

14R (大ガニ2/12)(ブリッツ/18) 大ガニ2/体力点-2 ←KiLL!!

 

 ふうう、大ガニの2体目も何とか仕留めたものの、無駄に歯向いやがって!原体力点が上がっていたから余裕あったけど、そうじゃなきゃヤバかったかもな。

 どこからともなく小さな魚が集まってきて、俺が切り刻んだカニの白い肉をついばみ始める。俺も食べてみよっか・・・(ぱくっ)・・・まあ!

 シャッキリポンと舌の上で踊るわぁ(*´▽`*)=3

 美味なカニに舌鼓をうち、体力点+4ですよダンナ。さらにカニの爪1つ壊れずに残っていたので、持っていくぞ。こいつは食料1個分になった(残り8個)。

 

 さて腹も膨らんだし、改めてレンガの建物の中を調べてみるべえ。

 ここは何の手入れもされていない建物・・・中にいたのは・・・ヒイ!壁にびっしりカニがいるううう!('A`)

 そいつらはさっきの大ガニほど大きくはなく、せいぜい皿くらいの大きさだが、とにかく数が多いる。自分たちの巣に侵入してきた俺に向かってハサミを突き立てて向かってくる。

 (ちく!)イテ!(ちくちく!)イッテテ、足を突き刺すな!!

 度胸のある小カニの攻撃で体力点-1だ。俺はそいつを剣で殺し、さらに奥に進む。

 しかしウジャウジャ俺の身体にたかってくる小カニたち。必死に剣を振りまわしてそいつらも殺しまくるが、いかんせん数が多い!!

 (ちく!)あう!(ちくちく!)あうあう!こらアカンわ(_´Д`)

 余計な意地を張った俺様は、1d6だけの体力点を失ってしまう・・・(コロコロ)・・・はい、マイナス6点です!!お約束!!!(泣)

 じょーだんじゃない。これ以上ここにいると、今度は俺がカニのエサだ。建物の外に出よう!!

 俺は死の物狂いで小カニどもを振り払う。ここで運試しは吉。なんとかこれ以上のダメージは負わずに撤退することができた。

 やれやれひどい目にあったぜ。うーむ、ここんところダイスの出目が悪いなあ。

 

 よっしゃ景気つけだ。食料2つまとめ食いして体力点+8しとこう(残り6個)。

 さて、ここからどこに進むか、だが・・・

 

 

 

ウミツバメの剣で海ドラゴンの急所を突く --Demons of the Deep--

 

【技術点11/11 体力点19/23 運点10/13

 

 (今さらだけど)ここは海底遺跡アトランティスのど真ん中だ。はるか昔に大海原へ沈んだ都に俺はいる。さて、ここからどこにいくか、見える範囲で目立つランドマークといえば・・・

 

 (1)遠くに見える大聖堂か?

 (2)輝いているサンゴ礁か?

 (3)暗い洞窟のある崖か?

 

 (1)と(2)は、何となく海賊上がりの俺様には似合わねえなあタハハ( ´ω`)

 というわけで昔バンシー号でブイブイ言わせてた日蔭者の俺様は、ここであえて(3)を選ぶことにした。薄暗い洞窟のある崖まで泳いでいこう。

 

 崖の横腹にある洞窟の入口は、俺の背の2倍はある。

   (ここにもし生き物が住んでいるなら、相当の大きさの奴が・・・)

 入口の岩には巨大な鉤爪でひっかいたような跡もある。

   (固い岩にこんな深々と傷をつけるとすれば、相当な力の持ち主・・・)

 

 ΣΣ(゚д゚lll)ハッ!! 賢いジイサンのグレイロックはなんて言ってたっけ!?!?

 「(海ドラゴンと遭遇したくなければ)暗い場所には近寄らないことじゃ」

 ヤバーイ!ココ、ヤバーイ!!

 しかしもう遅い。洞窟の曲がり角を抜けたその先には・・・

 

 海 ド ラ ゴ ン が お り ま し た 。 ヽ(°▽°)ノ

 

 どっしぇー!そいつは体長45メートルのドラゴンだ。緑と青の鱗を光らせ、短剣を思わせる象牙色の爪をしている。うず高い財宝の上でとぐろを巻き、大砲の砲弾ほどもある目ん玉でギョロリと俺を睨みつけている。

 まずいなー。以前レッドドラゴンと相対するケースがあったけど、あんときは“ドラゴン殺しの槍”という必殺アイテムで対応できた(詳しくは「死神の首飾り」参照)。

 だけど今回は何の準備もできてねーぞお。今から逃げ出しても・・・泳ぎじゃあっちの方が一枚上手だ。追いつかれちまうだろーな。どーする??

 

海ドラゴン「わしの住み家に何の用じゃゴルァ・・・」

 

 冷静に聞いてくるだけ凄味があってコワイヨ゜゜(´□`。)°゜。ママン・・

 

ブリッツ「あのですね、俺はブリッツといいます。どうしてここに来たかというと・・・」

 

 ここでかくかくしかじか身の上話だ。とにかく時間を稼げ!何とか交渉してみよう!!

 俺は海賊ブラッドアックスに船を沈められたこと、そしてその復讐を果たしたいのだと、海賊への憎しみを滔々と海ドラゴンに語る。

 ね?かわいそうっしょ?もしよければ俺に力を貸してくんないかな??

 だが、誠心誠意プレゼンしたにも関わらず、海ドラゴンの返答は・・・

 

海ドラゴン(ふわあっと大アクビしてから)「・・・で? 海賊などが、どうだというのだ?」

ブリッツ「 《(;´Д`)》 」

海ドラゴン「奴らは船を沈め、自分の船まで沈めることもある。そうなれば、海の底のわしのところには、ますます財宝が集まってくるわけだ。人間どもがすべて海賊だろうと、わしには何の関係もなーい!」

 

 奴は大きな顎をパクっと閉じて話し終えた。それからまっすぐ俺の方に近寄ってくる。その目の輝きは 飢 え て い る 証 拠 だ。

 闘うしかねえ!俺は覚悟して剣を握り直す。い、生き残るぞーー!!!

 しかしこいつの能力値は・・・技術点10に・・・な、なんと体力点は・・・

 ぶうー!体力点24だとーう!('A`)

 水棲生物なので炎を吐くことはないが、牙も鉤爪も恐るべき凶器だ。さすがドラゴンだなあ。おっとちょっと待て、そうだ、あれだ!こんな時こそあれを使うんだ!

 ウミツバメの剣!!

 

 (ここでパラグラフ215番をチェーック!)

 

 俺はウミツバメの剣を取り出し、海ドラゴンに投げつける。えーい!!

 その剣は敵に向かって、スーッと吸い込まれるように、滑らかに水中を進む。そして・・・

 ブッシュー!急所を確実に貫いた!!

 「ぐはああああ!」長らく経験していない苦痛に悶える海ドラゴン。な、なんと、奴の体力点がイッキにマイナス10点だ!(しかしこれで使いきりです。もうこのアイテムは使えません)

 さあこれなら俺の方が能力値的に有利にだぞ。これなら倒せないこともない!!

 

【海ドラゴン 技術点10 体力点14

1R (海ドラゴン/20)(ブリッツ/20) Draw

 俺の剣と海ドラゴンの牙がガチーン!と組み合う。水中なのに火花が散りそうだ!!

2R (海ドラゴン/14)(ブリッツ/18) 海ドラゴン/体力点-2

3R (海ドラゴン/17)(ブリッツ/19) 海ドラゴン/体力点-2

 ガツン!ガツーン!俺の斬撃が海ドラゴンの鱗を剥ぎとっていく!そりゃー!!

4R (海ドラゴン/14)(ブリッツ/19) 海ドラゴン/体力点-2

5R (海ドラゴン/22)(ブリッツ/21) ブリッツ/体力点-2

6R (海ドラゴン/20)(ブリッツ/19) ブリッツ/体力点-2

7R (海ドラゴン/15)(ブリッツ/18) 海ドラゴン/体力点-2

 一進一退の攻防!俺も海ドラゴンも傷だらけだ。しかし次のイニシアチブは・・・

8R (海ドラゴン/12)(ブリッツ/18) 海ドラゴン/体力点-2

 俺がとった!俺の稲妻のような突きに「ぐひいい!」と身をよじらせて苦しむ海ドラゴン

9R (海ドラゴン/16)(ブリッツ/14) ブリッツ/体力点-2

 だが奴は完全に逆上しやがった!

10R (海ドラゴン/22)(ブリッツ/20) ブリッツ/体力点-2

 ばしーん!半狂乱の尻尾が俺をぶちかます!

11R (海ドラゴン/18)(ブリッツ/16) ブリッツ/体力点-2

 ちっきしょー、なかなか最後の一撃を放つことができない。

12R (海ドラゴン/16)(ブリッツ/15) ブリッツ/体力点-2

 奴がでかい身体で波を起こして、なかなか近付けないんだ!!

13R (海ドラゴン/12)(ブリッツ/17) 運試し吉 海ドラゴン/体力点-4 ←KiLL!!

 だが一瞬、奴が姿勢を立て直した。その隙を俺は見過ごさなかった!!

 俺様の必殺の一撃をくらえええーーー!

 

 グシャアアア! 「げひゃああ!!!」 どっずううんん!

 俺の渾身の一撃を受け、海ドラゴンはひっくり返ってジタバタと海底を暴れまわる。しかしその動きも徐々に弱まってきて・・・ぴくぴくと痙攣したのち・・・動かなくなった・・・

 うおーーーー!やったぞ!!俺は勝ちどきの雄叫びをあげる。

 海の王者にふさわしく、雄々しく戦って、海ドラゴンを倒したんだ!!

 

 うひょー!(@v@)

 死闘を終えた俺は、あたりを見回して思わずニンマリする。海ドラゴンの洞窟には一生かかっても使いきれないほどの財宝があったのだ。

 だが、復讐を果たすために先を急ぐ俺が、今持って行けるのはそのうちほんの一握りだけだ。金貨12黒真珠2つ、それに美しいサファイア1のみだ。

 ちっ、まあいいか。あとで取りにくればいいさ。

 憎き海賊どもをケチョンケチョンにやっつけてからな。首洗って待ってろよブラッドアックス!ドラゴンスレイヤーが貴様をブッ殺しに行くぞ!(`А´)

 俺は洞窟の奥に向かって泳ぎ、狭い穴を抜ける。そして出た先は、光が降り注ぐ柔らかい海草の緑の野原、その真ん中だった。

 

 

 

緑の海草の原っぱにて --Demons of the Deep--

 

【技術点11/11 体力点7/23 運点9/13

 

 いやーしかし、海ドラゴンとの激闘は高くついたな。

 ヒットポイント残り3.5発ってのはちょっとヤバいから、ここでまた食料2つ食っとこうか(体力点+8・残り4個)。

 モグモグモグ・・・

 緑の海草の原っぱに座って小休止だ。俺が食事していると、近くでワカメをついばんでいたタツノオトシゴが、興味シンシン近づいてきた。そいつの大きさはとても立派で、ぴょこんと立つと俺の背丈くらいはある。

 しっかしお前、見れば見るほど、すっとんきょうな顔をしているなあ(笑)

 タツノオトシゴは大人しい生物だから、戦闘とか、そーいう物騒なことにはならない。俺は砂地に生えている海草を摘んでやって、そいつの口に持っていった。

 そいつはちょっと“おっかなびっくり”って感じだったが、やがて落ち着いてくると、俺の手から海草を食べ始める。よっしゃ、餌付け成功!

 待てよ、だったらこいつ、家畜みたいに乗りこなせないかな??

 調子に乗って、タツノオトシゴの背中にぴょーんと飛び乗ってみる!俺が腕を首に回したら、タツノオトシゴはびっくりして棒立ちになった!!

 

ブリッツ「はいよー!シルバー!!」ヘ(゚∀゚ヘ)アヒャ

タツノオトシゴ「・・・!!!」

 

 ここで運試しは凶だった!ドスーン!振り落とされてしまった・・・┐(´△`)

 落馬、いや、落タツノオトシゴ(←語呂悪し)のショックで体力点-2だ。

 次はあの、遠くに見える大聖堂まで行きたかったんだが・・・もちろんタツノオトシゴはぴゅーっと逃げてしまったので、俺はしょぼーんと大海原を泳いでいくしかない。

 

 あーあ、無駄なことしちゃったな。やっぱり楽しようとしたのが間違いだったか。だけどなんか今回の冒険は、ダイスの出目が悪いなあ。

 そろそろ今回の冒険もいいところまで来たと思うが、運点が8まで低下しちゃったのは、この先ちょっと不安だ。

 また海ドラゴン級のモンスターが出てこないとも限らないし、運試し凶でサドンデスみたいなイベントが起こりそうな予感もする。

 それじゃまあ、ここで・・・イッポン(・ω・)イットク?

 俺はグレイロックからもらったツキ薬をぐびっと飲み干すことにした。こいつは運点を原点まで回復してくれて、さらに原運点も1点増える魔法の薬なのだ。

 きゅぽっ(←栓を抜く音)・・・ゴクゴクゴク・・・ぷっはー!

 よーし!元気回復!先を急ぐぞ!!(^д^;)

 

 大聖堂目指して泳いでいくと、壊れた石が転がっている場所を通りかかった。だがその石は・・・もぞもぞ動いている・・・?

 俺は好奇心に駆られて近づいてみる。いや、これは石が動いているんじゃないぞ。

 気持ち悪い光景に背筋がぞっと寒くなる。

 石に血虫(ヒル)がくっついている!それもスゲェ数で!!びっしりと真っ赤な血虫がたかっているんだ!!

 ヒィー(((゚Д゚)))ガタガタ  

 しかもだ。その血虫は一つひとつが俺の腕ほどの太さがありやがる。でかぁい・・・。

 えーい、ここには巨大な生物しかおらんのか!!

 多分アトランティスに遺された魔法の力で、生物という生物が、すべてジャイアントサイズに成長しちゃったんだろな。ヤダなあ、もう・・・(ノД`)

 なーんて考えていると、それらの血虫は、目がないくせに俺がいることを感じ取った。歯の生えた口を開けてうぞぞぞぞ・・・っと俺に這いずり寄ってくる。

 ぞーっと生理的嫌悪を感じて、防衛本能で俺は剣を抜く!もう、抜いちゃう!(#゚Д゚)ニャー!!

 

【血虫の群れ 技術点6 体力点13

1R (血虫の群れ/13)(ブリッツ/15) 血虫の群れ/体力点-2

2R (血虫の群れ/12)(ブリッツ/16) 血虫の群れ/体力点-2

3R (血虫の群れ/15)(ブリッツ/21) 血虫の群れ/体力点-2

4R (血虫の群れ/14)(ブリッツ/18) 血虫の群れ/体力点-2

5R (血虫の群れ/13)(ブリッツ/23) 血虫の群れ/体力点-2

6R (血虫の群れ/17)(ブリッツ/16) ブリッツ/体力点-2

 あう!身体に吸い付かれた!ちゅーちゅー吸われるうう!!

7R (血虫の群れ/9)(ブリッツ/21) 血虫の群れ/体力点-2

 って、コノヤロー、調子コイてんじゃねえ!

8R (血虫の群れ/16)(ブリッツ/18) 血虫の群れ/体力点-2 ←Overkill!!

 切り刻んでやる!!

 

 俺は血虫をギッタンギッタンにして、1匹残らず退治した。ふーんだ!(*゚д゚)

 血虫の屍骸はみるみるうちに溶けて、赤くネバネバしたものに変わっていく。そして見えてきたのは、岩のそばにあった人間の白骨死体だ。そうかこのお方、さっきの血虫どもに骨までしゃぶられていたってわけか(ー人ー)ナムー

 破れた革袋の中には金貨2が入っていた。俺はそいつを自分のものとし、再び大聖堂に向けて泳ぎ出すのだった。

 

 俺が目指していた大聖堂は、もうかなり近くまで見えてきた。

 そして近づけば近づくほどわかることなのだが・・・この荘厳な建物は・・・

 うーむ・・・ス・・・スゲエ・・・(@△@)

 

 

 

大聖堂の不思議なステンドグラス --Demons of the Deep--

 

【技術点11/11 体力点11/23 運点14/14

 

 なんとまあ、大聖堂は巨大なゴシック式の建物だった。

 こんな凝った造りの建物、アランシアでもクールでも、俺が今まで訪れたどの街でもお目にかかったことはないぜ。アトランティスってのは相当な高文明地域だったんだなあ・・・

 正面門をくぐり、礼拝堂の広間に入る。俺を出迎えてくれたのは、巨大なステンドグラスを通して差し込む、柔らかい光だ。いやされたー(´ー`

 ステンドグラスは様々な絵が組み込まれている。海底の光景もあれば、陸上の光景もあり、中には凶暴な海賊どもにとっ捕まって、スマキにされて海に突き落とされる可哀想な剣士の姿も・・・って、あれ?あれれ?

 それって俺のことじゃね???(・A・)

 奇妙なことに、これらのステンドグラスはゆらゆらと動いている。刻一刻と情景が変化しているのだ。俺様を海に沈めた海賊船トロール号--ちっきしょー、あのブラッドアックスの姿まで見えやがる--は、意気揚々と引上げ、海を渡り、魚の形をした島に錨をおろした。そこで大宴会をしてやがる。MU-KA-TU-KU-ZE!!(-"- )

 で、海に落とされた俺はどうなったかというと・・・てな感じで、ついつい、この動くステンドグラスに見入っていたら、広間にエンゼルフィッシュの大群が入ってきた。

 いや、正確には、その姿が描かれたステンドグラスから、実体化して漏れ出すように俺の周りを漂っている。なんて幻想的な光景・・・

 しかし、そんなふ抜けた気持もここまでだ!( ゚Д゚)

 

 俺を取り囲むステンドグラスの1つに、イトマキエイを描いたものがある。そいつも他の魚と同じくガラスの枠を飛び出した。そして俺に猛然と襲いかかってきたんだ。

 これは夢か現実かわからない。だが、棘の生えた長い尻尾を持つ悪魔のような魚が、俺を食い殺そうと泳いでくる。だったら戦うしかあるまい!俺は剣を抜いて斬りかかーる!!

 

【イトマキエイ 技術点8 体力点13

1R (イトマキエイ/13)(ブリッツ/18) イトマキエイ/体力点-2

2R (イトマキエイ/10)(ブリッツ/19) イトマキエイ/体力点-2

3R (イトマキエイ/17)(ブリッツ/18) イトマキエイ/体力点-2

4R (イトマキエイ/12)(ブリッツ/23) イトマキエイ/体力点-2

5R (イトマキエイ/12)(ブリッツ/19) イトマキエイ/体力点-2

6R (イトマキエイ/17)(ブリッツ/18) イトマキエイ/体力点-2

7R (イトマキエイ/15)(ブリッツ/19) イトマキエイ/体力点-2 ←Overkill!!

 

 イエス、パーフェクト!!!(^v^)

 最近出目の悪さに悩まされていたけどな。今度の戦いでは慎重に剣を繰り出し、落ち着いて仕留めることができた。動かなくなったイトマキエイは実体化したまま、腹を上にしてぷかーっと浮かんでいく。

 さて、邪魔者はいなくなったし、俺の姿を描いたステンドグラス鑑賞の続きだ。

 海に沈められて、海底遺跡を彷徨っている俺様は・・・な、なんと・・・巨大な触手から逃げ回ってます(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

 そそそ、それって、そんな怪物とこれから遭遇するってこと?

 やだなあもう。あっなんか絡みつかれている。うわー、ギリギリ締め上げられてますよ、口から血ぃ吐いてますよ。うひゃああああ(ノД`)

 見るに耐えなくなって、俺はそこから目をそらす。その隣の窓にあったステンドグラスは・・・なんだこりゃ、細身の剣(レイピア)を構えた・・・剣士・・・だがその頭部は・・・

 さ か な ?

 うわっ!なんだああ!!

 不意に、礼拝堂の広間の光景がぐにゃりとひん曲がった。異次元に取り囲まれるような錯覚を感じる。

 そう、俺は、このステンドグラスの中に、閉じ込められちまった!!

               _, ._

 ・・・ ・・・ ・・・  ( ゚ Д゚) ???

 

 不思議なことが立て続けに起こって、ちょっと俺の頭がついていけなくなってきた。

 いつのまにか俺の目の前に立っていたのは、人間の大きさをした魚--いや、魚によく似た人間なのかもしれない--の剣士だ。

 頭は魚、身体は人間。なんだそryaaaa!!(`А´)

 そいつは大きな羽飾りをつけた帽子をかぶり、長い革靴を踏みならし、しゃれた服を着込んでいる。そして腰にさしたレイピアをしゃきーんと抜き、気取ったしぐさで挨拶した。

 それからこの奇妙なヒューマノイドクリーチャーは、つかつかと俺の方に近寄ってくるぞ。どうする?どうする?

 

 (1)攻撃するか?

 (2)「いったいどうしたのか」と尋ねるか?

 (3)その場に座り込んで、幻覚が消えるのを待つか?

 

 ちょwww(3)wwwwナイス選択肢wwwwww(´∀`)

 まっとうな精神をした人間なら、ここは(3)だろう。そうだよな、最近ちょっと俺、疲れてるのかもな・・・ヘっ、ヘヘヘ・・・

 ちくっ!( ・_・)ノ∝━━━⇒(*><)アウーチ!! 

 無視してたら、そいつは半怒気味に俺の鼻先を剣で突っつきやがった。これは現実で俺の幻覚じゃなかったんだ!(運点-1

 

ブリッツ「ななな、なにしやがんだコノヤロー!!」

シラノ「それはこっちのセリフだ。吾輩は剣魚人のシラノ。七つの海でも最高の剣士に対して、その非礼な態度はなんだ!!」

ブリッツ「ういっ?シラノ・・・なんて、しらんのー、なんてなー!!」(*´∀`*)

シラノ「無駄口を叩きなさんな!吾輩に剣を習いたくて、ここに来たんであろう?」

ブリッツ「・・・へぇ?」

シラノ「授業料は黒真珠1か、金貨2だ」

ブリッツ「いや、あのね、ちょっと・・・」

シラノ「このシラノから教われば、誰でも腕が上がるぞ!えっへん!!」

 

 剣魚人のシラノとかいう奇妙な剣士は、胸を張ってそう言う。どうやら俺に剣術をコーチしてやってもいいぞ、ということらしい。それも一方的に申し出てきやがった。

 おいおい、俺の暴れっぷりを知らねえらしいな。海ドラゴンすら退治した海の王者ブリッツ様に対して、「剣を教えてやる」だとぉ?

 クソ生意気なこと言ってやがんなあ!しょせん魚のくせに!!

 でも、ここは相手を騙してやろうキヒヒヒ(=´v`=)

 俺はわざとらしく卑屈な態度をとって、金貨2枚を差し出した。

 

ブリッツ「おおお、おねげえしますシラノ様。剣の道を教えて下せえ。これは謝礼としておひとつドゾー・・・(金貨2枚をちゃりんちゃりん)」

シラノ「うむ、その謙虚さたるや、よし!」

 

 ばーかばーか、ダマされてやがる。へへへ!

 俺様が返り討ちでコテンパンにノシてやらあ!!(`ー´)

 

 

 

シラノ師匠より必殺流水剣を伝授される --Demons of the Deep--

 

【技術点11/11 体力点11/23 運点13/14

 

 「ちょっと息が切れているようだね。稽古の前にこれでも飲みたまえ」そう言って、剣魚人シラノは俺に銀の水筒を投げてよこす。

 中の水をごくりと飲み干すと、こいつは海洋深層水だ!(←ウソ)体力点+2だってさ(´∀`)

 さて、そろそろ頃合か。俺とシラノは敬礼して、剣を鞘から抜き、構えの姿勢をとった。ふっふっふっ馬鹿めが。わざわざ俺の体力点を増やしてから、戦いに挑むなんてな。その気障な三銃士きどりの高慢ちきな魚人面、剥ぎ取ってやろうじゃないか!

 

シラノ「ではがんばりたまえ!君の腕前を拝見しよう!!」

ブリッツ「いざ、参る!!」

 

 魔法のステンドグラスの中で剣術試合が始まった!

 といってもこれは殺し合いじゃないからな。どっちかが3回ダメージを与えた時点で勝利だ・・・って、うお!こ、こいつ、TUEEEEEE!!Σ(゚д゚|||)ガーン

 

【シラノ 技術点11 体力点10

1R (シラノ/19)(ブリッツ/17) ブリッツ/体力点-2

2R (シラノ/18)(ブリッツ/17) ブリッツ/体力点-2

3R (シラノ/16)(ブリッツ/16) Draw

4R (シラノ/14)(ブリッツ/20) シラノ/体力点-2

5R (シラノ/20)(ブリッツ/20) Draw

6R (シラノ/21)(ブリッツ/16) ブリッツ/体力点-2 ←You Lose!!

 

 ドサッ・・・_||

 俺はひざまづく。嘘だ・・・まさか・・・剣の腕でこの俺様が・・・。

 だがこれは本当のことだ。試合は終わった。俺は負けたんだ。ち、ちっ、チキショオオーーー。

 こんなふざけた顔の奴にヽ(`Д´)ノウワァァァン!

 

シラノ「やはり吾輩には勝てなかったな!」

ブリッツ「あんた・・・ただ者じゃ・・・ない・・・っすね・・・」

シラノ「相手を見た目で判断したな?こんな素っ頓狂な奴に負けるわけない、と。勝手に侮り、そして見事負けおったな。あっはっは!」

ブリッツ「うっ。恥ずかしい・・・(´-ω-`)

シラノ「だが悲観することはないぞ。この偉大なるシラノに勝てるはずもないが、それでも、よく戦った!!」(ぽん、とブリッツの肩に手を置く)

ブリッツ「し、師匠と呼ばせてください!!」(うるうるうる)

 

 悔しいが、剣の腕は確かにシラノの方が上だった(そして人間としての大きさも)。

 俺は彼の教えを受けることにする。そこらへん妙なプライドないからね。これから先も生き残っていくためには、学ぶべきところは学ばなきゃ(^v^)

 「その雑草のようなたくましさこそ、君のいちばんの武器だ!」と、シラノは熱心に俺に教えてくれた。彼曰く、俺の剣は全くの我流なので、踏み込みの際にやや力が入りすぎる。力んだ分スピードが遅くなる。また、スタンスがやや左側に重心が流れている、などなど・・・

 的確なアドバイスだ。教えられた通りやってみると・・・(ヒュン!ヒュン!)・・・うわ、すげえ、その剣の流れ、流水の如し!!

 

シラノ「うむその通り。剣の道は水の如し・・・水は軽やかに姿を変え、それでいて岩をも砕く力を持つ、最高の物質なのだ!」

ブリッツ「すげえ、すげえっすよ、師匠!!(・∀・)」

シラノ「君は口は悪いが、勘はいいらしいな。私の教えたことを、こんなすぐに会得できるとは。あっはっは!!」

 

 シラノは軽やかに笑う。俺様という一番弟子ができてうれしそうだ。

 俺も今まで、剣術についてここまで専門的に学ぶことはなかった。いつも切った張った実戦の修羅場で身についた独学だったもんな。いろいろアドバイスを受けると目から鱗が落ちることばかりだ。砂地に水がしみ込むようにシラノ師匠の教えをぐいぐい吸収していく。

 そして彼から剣術のコーチを受け終わった俺は・・・水のように軽やかに、剣の切っ先を動かすことができるようになり・・・剣術の腕が上がった!!

 

 原技術点+2

 

 キタ━━━(゚∀゚)( ゚∀)(  ゚)(  )(  )(。  )(A。 )(。A。)━━━!!!

 

シラノ「見事!もう、私が教えてあげることは何もない。免許皆伝だ!」

ブリッツ「あざーーーっす!!」

 

 俺に必殺流水剣の極意を叩き込ませたシラノは、満足げにうなづくと、足をかつんと踏み鳴らす。そしてにっこりと微笑み、唐突に別れを告げた。

 

シラノ「では、さらば!( *‘∀‘ )ノ 」

ブリッツ「えっ、そんな、急に・・・わああーーーお!!(@o@)」

 

 しゅみ・・・しゅみ・・・しゅみみみいいいいいん・・・

 

 俺の身体は、いつの間にか、元の海底に戻っていた。

 突然現れたのと同じく、シラノ師匠のお姿は、突然消え去ってしまった。ここはステンドグラスがあった大聖堂から遠く離れ、あたりには岩の破片や腐った材木が散乱している。

 いったい何だったのだ?夢だったんだろうか??(・д・)

 俺は剣を抜き、試し斬りしてみる・・・(ひゅん!ひゅん!)・・・うむ、剣の道筋、流れる水のごとし!

 あれは夢じゃなかった。俺が会得した必殺流水剣の極意は、しっかり残っている!!

 俺の技術点は今や13点になった。13点だぜ13点!これならブラッドアックスをギッタギタにぶった斬ってやれるぜー!!!

 万全を期してここで食料2つ食っておく(体力点+8、残り2個)。元気百倍!今すぐ奴が乗っている海賊船トロール号に駆けつけてやりたい・・・ところだが・・・

 

 こ こ は ど こ よ ?

 俺がいるところは、何だか大きな残骸の真ん中だ。船だか建物だかわからないが、材木や石や板きれ、金属片などに取り囲まれている。

 そして、くいっと何かが俺のベルトを引っ張った。

 タコだ!小さなタコが俺にへばりつき、触手で革袋を探りまわっている。

 おっとお!革袋の中の物を掠め取ろうとしたタコを剣で切りつけ、追っ払おうとするが・・・タコは他にも続々とやってきて、どんどん俺の身体にまとわりつく!!

 あひゃ・・・ちょっと・・・やめてえ!チュウチュウ吸わないでえええ!(+_+)

 イヤーン(=´ω`=

 俺が女性冒険者だったら「なにこのエロしちゅえーしょん」となる光景だが、むさ苦しい男なのでさっさと逃げるしかない(´゚ω゚)(゚ω゚`)ネー

 というわけで運試し。運点13なので結果は自動的に吉だ。

 俺は何とかタコちゃんズを振り切って逃げおおせることができた。噛まれた跡は痛むけど、そんなに重い傷じゃない。体力点-1OK

 しかし持ち物が盗まれた!

 本文の指示によると『食料1食分と、品物1つ(自分で選んでよい)がなくなっている』か・・・とうとう食料は残り1だ。そして失くすアイテムは、悔しいけど海オーガの住み家で手に入れた予備の剣がなくなったことにしよう。もうここまでくれば、それはなくても大丈夫だろ。

 

 さてさて、俺はタコに追われて夢中で泳いで逃げてきたわけだが、付近に大きなサンゴ礁が見える。今度はそっちに行ってみることに決めた。

 

 

 

海の怪物クラーケンを屠った! --Demons of the Deep--

 

【技術点13/13 体力点14/23 運点12/14

 

 大きなサンゴ礁に向けて泳いでいくと、ここの地形は、巨大な岩のすり鉢のようだ。俺はそっと盆地の底に降り立つ。この付近だけサンゴが生えてない。俺の足下にあるのは透明な・・・ガラスの球体?

 いやこのでっかいボール、ぶよぶよしてるからガラスじゃなくて・・・ギロっと俺をにらんだ!これは目玉だ!途方もなく巨大な目玉!!

 ちょっと待てよ、こんな、大きな目玉を持つ海の生物と言ったら・・・

 (((((((( ;゚Д゚)))))))ガクガクブルブルガタガタブルガタガクガク

 その瞬間、周りのサンゴ礁がぐおおおーーっと持ちあがり、俺を包むように押し寄せてくる。俺は悟った。周りに生えていたのはサンゴじゃない。吸盤なんだ。そして動いている地形は10本に細長く伸びている。つまり吸盤を有した巨大な触手だ。

 つまり、つまりだ!俺が今いるところは

 

 伝説の巨大生物、クラーケン!!その口元だ!!!

 

 うひゃー!⊂⌒~⊃。Д。)⊃ 

 ひっくり返って逃げ惑う俺様。ここに近づく前にあった大きな残骸、そーかあ、あれはこのクラーケンに引きずり込まれて沈んだ船だったんだ・・・って、お!おわ!おわああああ!!

 クラーケンは大波を起こして俺を吸いこもうとする!

 俺は迫ってくる巨大な触手を危うくかわして、何とか残骸の壁の隙間に隠れた。こんな狭苦しいところにクラーケンは入ってこれないので、身の安全は確保できたぞ。

 ふいー!(*´ー`*)ーЭ

 今のうちにとりあえず最後の食料食っとけ(体力点+4)。モグモグモグ・・・これで食料も全部食いきっちゃったか。さて、しかしここからどうやって脱出するか・・・

 外で待ちくたびれたのか、ドカベキバキ!と触手で俺が隠れている残骸を引っぺがしはじめるクラーケン。袋のネズミだ!ここからどこにも逃げ道はない!!

 戦うべきか逃げるべきか、俺の頭がグルングルン回転する。しゃあねえ、覚悟決めて突撃するしかないか。敵は図体でかくて怖そうだけど、俺は技術点13だから何とかなるかな?

 いやーでも、俺の今の体力点は18で、あっちはその倍くらいありそうだ。このあと最終ボスのブラッドアックス戦も控えている身としては、その前の戦闘で体力点を消耗したくない。

 じゃあ何か役に立つアイテムは・・・ガサゴソ・・・俺は革袋を探る・・・そしてニヤッと笑った。おっとこいつ、イケそうじゃねーか???

 

ブリッツ「ノコギリ鮫、キミに決めたっ!!」

 

 以前使ったホタルイカに続き、再び俺はポ◎モンっぽく、人魚の大工爺さんから購入した道具魚1つ、ノコギリ鮫のモンスターボール(←ウソ)を投げつけた。そいつはみるみるうちに大きくなって、ギザギザのクチバシをもった体長1mのサメに変形する!

 そしてクラーケンに猛然と襲いかかっていき、触手をギコギコと切り落とし始めた!よし!行け!がんばれーーーー!!(0゜▽゜)0

 

 こうしてノコギリ鮫とクラーケンの激烈な水中の戦いが続いて・・・

 再び静かになったとき・・・

 俺のノコギリ鮫の姿はどこにも見えなくなってしまった・・・

 

 しかし、挑戦者を退けたクラーケンも、ひどく負傷しているぞ。触手が2本も失われている!この結果、クラーケンの技術点は-2、体力点も-10されたのだ!

 (クラーケンの能力値 技術点10/体力点30 → 技術点8/体力点20に低下!!)

 でかしたノコギリ鮫!これなら勝てるっ!さあ、真打ち登場でいっ!!

 俺は剣を握りしめ、手負いの海の怪物に向かって活路を切り開く!!

 

【クラーケン 技術点8 体力点20

1R (クラーケン/15)(ブリッツ/21) クラーケン/体力点-2

 うわ!

2R (クラーケン/11)(ブリッツ/19) クラーケン/体力点-2

 ウソのように

3R (クラーケン/13)(ブリッツ/21) クラーケン/体力点-2

 身体が軽い!!

4R (クラーケン/13)(ブリッツ/17) クラーケン/体力点-2

 なんか俺様、マグネットコーティング完了ってカンジ!!ヽ(°▽°)ノ

5R (クラーケン/15)(ブリッツ/18) クラーケン/体力点-2

 シラノ師匠に教わった、水のように流れる太刀さばきで、俺は次々と触手を切り払っていく。

 奴は今まで俺のような小さな敵と戦ったことはない。俺をつかまえきれない!!

6R (クラーケン/13)(ブリッツ/18) クラーケン/体力点-2

 勢いは圧倒的だ!よし、一気に決めてやる!!

7R (クラーケン/16)(ブリッツ/18) 運試し吉 クラーケン/体力点-4

 でりゃああーーー!!

8R (クラーケン/15)(ブリッツ/19) 運試し吉 クラーケン/体力点-4 ←KiLL!!

 ずぅおおりゃああーーー!!!!(`∀´)

 

 運任せスマッシュ2連発で、俺はクラーケンを屠った!!!

 ぐてえっと身を横たわらせ、動かなくなったクラーケン。そのぶにょぶにょした胴体の上で俺は安堵のため息をつく。

 いやーなんとかなったな。クラーケンを倒すなんていう伝説級の偉業を成し遂げて運点+3だ。しかしこんな自慢話をしても、船乗りの集まる酒場じゃ誰も信じてくれないだろうなあ。へへへ・・・

 おっ?黒真珠見っけ!!(゚∀゚)

 残念ながらクラーケンに宝物を集める知能はなかったが、奴の巣穴には黒真珠が3転がっていた。ホクホクしながら俺はそれらを革袋に入れる。これで今まで集めた黒真珠は・・・骸骨から4つ、海ドラゴンから2つ、クラーケンから3つで・・・全部で9個!

 グレイロック爺さんの話によると、一度に使用できる黒真珠の数は10個までだから、まあまあの結果ってところかな?(^v^)

 

 頭上では、夕焼けの光が海を真っ赤に染めているのがわかる。

 ああそうだ。この冒険の最初で出会ったマーメイドの姉ちゃんの言葉を思い出した。

 もうすぐ、俺を守っている魔法の効力が切れるのだ。

 

 

 

復讐するは不死の騎士団 --Demons of the Deep--

 

【技術点13/13 体力点18/23 運点13/14

 

 日の光が薄暗くなってきた。そして、ちょっと息苦しくなってきた気もする。夕暮れの訪れとともに、俺を水中呼吸させる魔法の効果が切れかかっているのだ。

 さあここで、ブラッドアックスにきっちりカリを返せるかどうか、最終チェーーーック!!

 『氷の水晶を持っているか?』

 なんですかソレ?持ってないとアウトっすか??ドキドキ・・・(´Д`υ)

 『もし、親切なイルカの名前を知っているなら・・・』

 よかったー!ショボーンENDじゃなかったよー! *・゜゚・*:....:*・゜(゚∀゚)゚・*:.. ..:*・゜゚・*

 俺はさっそく、友達になったイルカの名前を呼ぶ。そいつの名は・・・

 

ブリッツ「キークィート!」

キークィート(ばびゅーんと現れる)「お久しぶりでキュ!ブリッツ!!」

ブリッツ「おわわ、突然現れやがった。びっくりするじゃねえか」

キークィート「エヘヘ~♪」

 

 俺は以前サメから助けた、この親切なイルカの背中にまたがる。こいつの泳ぎの速さなら、完全に魔法が切れる前に、この海域のどこだって、あっという間に到着できるのさ!!

 「それでは、どこまで行くでキュか?」とキークィートが行き先を尋ねてきた。さて、俺が手に入れたブラッドアックス船長のアジトの手がかり、それは・・・

 

 (1)海賊の島か?

 (2)魚の形の島か?

 (3)ドクロの形の島か?

 (4)ブラッドアックス船長の島か?

 

 もちろん(2)さ!俺は魔法のステンドグラスで奴の居場所を掴んでいるんだ!!

 

ブリッツ「つーわけで、魚の形の島まで、俺を届けてくんな!!」

キークィート「簡単ですとも!!!」

 

 ば び ゅ う う う うううん!!!

 目的地に向かって、矢のように最高速度で泳ぐキークィート。俺はその背中にしっかりとしがみつく。相変わらず早いねぇ。風景が飛ぶようだぜ。

 あっという間に俺たちは魚の形の島に到着する。そしてその魚の、口の部分にある入江の方に回っていくと・・・ああ、いた!

 翼竜のように黒く広がった帆。でかでかと描かれたジョリーロジャー!!

 ブ ラ ッ ド ア ッ ク ス ! !

 「それでは幸運を祈りますキュ!」そう言ってキークィートは去っていった。ありがとよ、お前も達者でなー!(^v^)ノシ

 さあて、それでは俺も・・・リベンジ開始といきますか!!(; ・`д・´)

 俺は今、奴の乗船トロール号の船腹にぺたっと貼り付いている。ここからの運命はまさに俺の決断一つにかかっている。ふふふ、ゾクゾクするじゃねえか! 

 

 錨のロープを見つけた。そこからトロール号の甲板へ登っていく。

 甲板上では性悪の海賊どもが宴会の真っ最中だ。元々は俺様の宝だぞコノヤロー!

 「キャプテン・ブリッツ!!」真っ先に俺を見つけたのは、捕虜になっていた俺様の元部下、ダグラスとブルズアイ、そしてマサムネだ。海面から上がってきて濡れそぼった俺の身体を、まるで蘇った亡霊を見るような目で、口をあんぐり開けている。

 100人はいるブラッドアックスの手下も、みな一様に意外そうな表情だ。だがその奥にいる首領のブラッドアックスだけは、余裕ぶっこいて平然と杯でラム酒を飲み続けている。

 「貴様・・・生きていたのか・・・」奴がギロリと俺を睨む。人食いサメですら尻尾巻いて逃げ出すような凶悪な眼光。

 ビビルかよ!俺だって海ドラゴンとクラーケンを仕留めて、ここまでたどり着いたんだ!!

 海に落ちる真っ赤な夕陽を背にして、武者ぶるいしながら、次に俺が革袋の中からガサゴソと取り出したのは・・・9個の黒真珠。

 そいつをグレイロックから教わった通りに甲板に叩きつけて呪文を唱える。

 出でよ!不死の騎士団!!

 

ブリッツ「ケ・ユヘン・バクヤ・ヒ!!!」

 

 なになに、本文によると・・・

 『その呪文の言葉を逆に言って、その番号の項にすすめ』だってさ。つまり、俺が進むパラグラフは、わーぉ!!(・∀・)

 黒真珠の周りに煙が立ち上り、それら白い骨の形に変わる。

 生まれてきたのは骸骨の騎士!(表紙イラスト参照)

 しかもそれぞれがメインマストの背丈くらいはある大きさだ。黒真珠2個につき1体召喚できたから、全部で4体の亡霊騎士がトロール号を取り囲む!!

 すげえ、とんでもないもの召喚しちゃったよオイ・・・( ̄□ ̄;)

 俺も、ブラッドアックスも、ダグラスもブルズアイもマサムネも、ブラッドアックスの手下の海賊100人も、みな、一様に悟る。

 

 この怪物には、誰もかなわない。絶対かなわない。

 古の都アトランティスの四方位を守護していたガーディアンに

 生命ある者で太刀打ちできる奴は、いない!

 

 そしてこの恐るべきアンデッドは、背筋が凍る声で--いや、実際に海面が凍ってた。それほど存在自体が冷たいんだ--おごそかに告げる。

 

骸骨騎士「我らは不死の騎士団なり・・・」

海賊たち「ひいいいい!」(´A`)

骸骨騎士「あるじの召喚に従い・・・」

海賊たち「うひゃあああ!」(|| ゚Д゚)

骸骨騎士「敵対者を冥府へ連れ去るのみ・・・」

海賊たち「お助けえええ!」。・゚・(ノД`)・゚・。

骸骨騎士「定命の者、これに抗すること、かなわず!!」

海賊たち「こ、ここ、降参します!降参しますうーー!!」

 

 ヽ(´Д`)(´Д`)(´Д`)(´Д`)

 

 あはは、なんだか俺、エレヒの石から死者の道を通って、ウンバールを征圧しちゃったアラゴルンって感じだね(ノ゚∀゚)

 もともと迷信深い船乗りだ。今まで目にしたものの中で最も恐ろしい光景を目にして、完全に士気崩壊しやがった。船から飛び降りたり、その場で昏倒して失神したり、あまりの恐怖に発狂する者もいたが、それ以外のほとんどはその場にひざまづき、俺に助けてくれと命乞いする。

 

ブラッドアックス「いじけたフナムシ野郎どもが!!」

 

 さあ、これで収まらないのがブラッドアックスだ。

 パニック状態から回復した(←さすがだ!)奴は怒り狂い、剣を振りまわして俺に斬りかかってくる!

 だが・・・その背後から・・・ZASH!!

 

ブラッドアックス「ぐはぁ!」

マサムネ「我らバンシー号の恨み、思い知れ!!」

 

 ダグラス、ブルズアイ、マサムネが長ドス(じゃなくてカトラス)を、奴に深々と埋め込む。

 それが合図だった。今までブラッドアックスの手下だった奴らも次々と裏切り、元親玉の巨体に群がって切り刻み始める。

 「ご命令は何ですか、船長?命を助けてくれるなら、一人残らずあなたの部下になります!!」と、俺様に向かって卑屈に笑う手下ども。

 「貴様ら・・・ぐぁああああ・・・」凄まじい生命力で、ブラッドアックスはまだ生きており、口から血ヘドを吐きながらもギロリと周りを睨みつける。しかしその顔には死相がくっきりと浮き出ている。もうおしまいだ。ボス猿の最期というわけだ。

 そういうこと、お前の時代は終わりってことよ。

 さて、止めを刺してやるか。

 

ブリッツ「このブリッツ様に剣と食料を渡すなんて、お前はバカか?」

ブラッドアックス「・・・!!」

 

 剣戟一閃!俺は奴の首を、胴体から切り落とした!!

 

 

 

236!そして次の冒険への幕間 --Demons of the Deep--

 

【技術点13/13 体力点18/23 運点13/14

 

 なぜラストパラグラフなのに400じゃないかというと、それはアメリケ~ンなスティーブ・ジャクソンだから!!( ´ ▽ ` )

 マルチエンディングの中でもいい方の結末だと思うんだけどね、どーなんでしょ???

 

ブリッツ「何だよなんだよ、お前ら!でしゃばりやがって!!」

 

 俺は斬り落としたブラッドアックスの首級を、ダグラス・ブルズアイ・マサムネの元バンシー号三人組に投げてやる。ちえ!何だよもー!!

 

ブリッツ「あっけねえなあ。カッコヨク最終決戦とか、考えてたのによー!!」

マサムネ「まあそう言うな、でござる」

ダグラス「俺達も相当恨み溜まってたんで、へい」

ブルズアイ「最後のオイシイとこは、キャプテン、持ってったっしょ?」

ブリッツ「んー、まあな。スッキリしたわー!」

 

 ギャハハハハと、大笑いする俺たち。さあ、戦利品の分配だー!!(*´∀`*)

 とはいっても、俺は決めたのさ。もう海賊家業はこりごりだ(あらら)。

 俺ら、大海賊のブラッドアックスを倒して、それなりに財産と名声もできたしな。ここらへんでお互い、引退するなりジョブチェンジするなり、新しい人生を見つけるのもイインジャネ?ということで話が落ち着いた。

 ダグラス、ブルズアイ、マサムネ。さあ、そこんとこよーく考えて、戦利品をとっていきな。今の俺様は機嫌がいいからな、お前らの望むものを優先して与えてやるぜ!!(^v^)

 

ダグラス「じゃあ、あっしは・・・」

 

 俺をよく補佐してくれた副頭目のダグラスには、ブラッドアックスが持っていた財宝をすべてくれてやった。ダグラスはポート・ブラックサンドに戻って、犯罪者から足を洗って、その資金を元手に酒場を開業するんだそうだ。やがて彼の開いた酒場「男泣きバンシー亭」はポート・ブラックサンドで1,2を争う繁盛店になるのだが、それはまあ別の話だ。

 

ブルズアイ「俺は・・・こいつら、もらっていいッスか?」

 

 甲板長として乗組員を統率していたブルズアイは、ブラッドアックスの元手下の海賊乗組員100人を与えてやった。ブルズアイはこいつらの頭領になって、商船を海賊から護る傭兵団を旗揚げするんだってさ。さしずめ海兵隊の元祖ってところだな。「口でクソたれる前と後にsirと言え!!」なんて、さっそくシゴキにかかってやがる。俺様の迫力には負けるがな。

 

 というわけでダグラスとブルズアイは、自分たちの欲しいものをとって、さっさとこの海域を離れていった。じゃあな、またどこかで、縁があったら会おうぜ!!(^v^)ノシ

 

 さて、マサムネは・・・

 

ブリッツ「お前は、何が欲しいんだい?」

マサムネ「拙者は何も要りませぬ」

ブリッツ「おいおい、遠慮深いのもたいがいにしとけよ、あとで後悔するぞ?」

マサムネ「それでは・・・」

ブリッツ「んー?」

マサムネ「ブリッツ殿の、戦いの手腕を、いただきたくござる!!」

 

 ふえ?なに言ってんだあ、おい?(・ω・)

 

 「お願い申す!」マサムネはガバっとその場で土下座する。その表情はマジで眼光鋭く、ぴしっと伸びた背筋は凛々しく威厳に溢れていた。

 そういやあ、お互いに過去は詮索しなかったが・・・

 お前さん、ただのチンピラじゃねえな。なにやらワケありげだ。事情を話してみなよ?

 

マサムネ「拙者の苗字はハセガワ・・・長谷川正宗と申す。八幡国の将軍家の血筋に連なる者でござる」

ブリッツ「ハチマンコク?ショーグン??」

 

 マサムネは滔々と自分の素姓を語りはじめる。

 バンシー号に乗り込んでいた頃は、俺の背後を安心して預けられた、剣の達人マサムネ。こいつは八幡国の将軍、長谷川喜平の弟だったのだ。なるほどサムライの剣術を英才教育で学んでたのか。道理でスゲエ切れ味だったわけだぜ。

 どうしてそんな高貴な身分のサムライが、海賊なんかに身をやつしてたかって言うと・・・

 

マサムネ「拙者の故郷、八幡国は、尋常ならざる危難にあり申す」

ブリッツ「ふむふむ・・・」

 

 八幡国に伝わる伝家の宝刀--「鍔鳴りの太刀」--持ち主に偉大な力を与えるこの宝剣は、先祖代々将軍たる長谷川家が保管してきた。いわば八幡国の魂だ。ドワーフ族の「戦いのハンマー」みたいなもんだな。

 鍔鳴りの太刀の力によって、周囲の蛮族どもは攻め込むことができず、この一風変わった国は太平の世を謳歌していた。

 しかし、そこに闇が忍び寄る・・・

 

マサムネ「言葉巧みに兄へ悪しき心を吹きこみ、民草のための政から目をそらせ、国を混乱に陥れた奸臣が現れたのでござる。そやつの名は・・・イキル!」

 

 平和に慣れきった将軍の長谷川喜平は、いつの間にやらイキルという悪の大老にそそのかされ、心を曇らせた暗愚の君主となってしまった。そして鍔鳴りの太刀の保管を奴に預けることに決めてしまったのだ。

 もちろん弟の正宗(つまり俺の目の前にいる、こいつ)は反対した。鍔鳴りの太刀は、まことに正しい心根のサムライでなければ、預けるべきではないと。その強力な効能が得体の知れぬ者に扱われることがあれば、必ずや災いを招くと。

 しかし時すでに遅く、すっかりイキルに騙されていた将軍の喜平は、いちいちうるさく諫言する忠義の弟に謀反の疑いをかけた。もちろんそこには、彼を疎んじたイキルの妄言も含まれている。

 こうしてマサムネは、家族も地位も部下も領地もみんな奪われ、将軍家から追放されてしまった。そして忍者暗殺集団の凶刃から命からがら逃れ、祖国から流れ流れて、いつの間にやら生き抜くために海賊になっちゃった、と・・・

 お前さんも大変だなあ(´・A`)

 

ブリッツ「で、イキルは?その後、お前の国はどうなったんだい??」

マサムネ「にっくき彼の者は、盗み出した鍔鳴りの太刀を我が物とし、本性を現しました。今は闇将軍イキルと名乗り、野に下って鬼軽城にて乱を興してござる。奴の旗の元には、数多の化物や鬼女、亡霊武士や修羅までもかき集まり、もはや八幡国は風前の灯火と・・・」

 

 くくっ、と、正座したまま悔し涙を流すマサムネ。

 

マサムネ「愚かな兄と、笑ってくだされ・・・自業自得と・・・」

ブリッツ「ふうむ・・・」

マサムネ「しかし、八幡国が、我が故郷が、怪物どもに蹂躙されるのは耐え難く候。今までは自暴自棄となって目をそらし、盗賊の真似事をしておりましたが・・・」

ブリッツ「なるほどねえ・・・」

マサムネ「ブリッツ殿ほどの猛者ならば、望みもあると確信した次第。どうか!どうか!力をお貸しくだされ!!」

 

 マサムネ、再び、土下座ー!!(笑)

 うーん、どーしよっかなぁ。ハチマンコクって聞いたことも行ったこともないし、知らない風習の土地で、なかなか面倒なことにもなりそうだが・・・

 だけど俺もこれから、特に行き先を決めているわけでもないしなあ。

 大の男がここまで頭を下げて懇願してるんだ。断ったら、寝覚めが悪いしなあ。

 俺はちょっと考えてから、にやりと笑う。それから口笛を吹いた!おーい!キークィート!!

 人懐っこい高速イルカが、水面からにょっきりと顔を出した。

 

キークィート「呼んだでキュか?」

ブリッツ「ハチマンコクまで2人乗っけてくれ。クールの東海岸にある辺鄙な土地だ」

マサムネ「・・・!!!」

キークィート「了解でキュ!海の王者ブリッツさん!!」

ブリッツ「さあ、お前の兄さんのショーグンとやらに、まずはご挨拶といこうじゃねえか」

マサムネ「この御恩、生涯、忘れませぬっっっ!!」

 

 たはは、水臭いこと言うなや。

 さあ、またまた大暴れだ!忙しくなるぜ!!

 俺とマサムネを背中に乗せ、ばびゅーんと高速航行を開始するイルカのキークィート。見る見るうちに大洋を突っ切り、暗黒大陸クールの東海岸にある、隔絶された文化圏の八幡国に近づいていく。 

 こりゃあ楽だなあ。凪や嵐もお構いなしだ。波を蹴立てるイルカの背中につかまり、他にやることもなくて、呑気にだべるくらい余裕のある俺とマサムネ。

 

ブリッツ「あーあ、魚にも飽きたなあ。八幡国に着いたら、なんか美味いもの食わせてくれや」

マサムネ「承知。しかしそれより前に、サムライの礼儀作法を、とくと伝授しなければ!」

ブリッツ「ういっ?な に そ れ ? ?」

マサムネ「名誉点がゼロに低下したらどうなるか、とか・・・」

 

 マサムネは俺に耳打ちする。ごにょ、ごにょ、ごにょ・・・

 八幡国では・・・名誉がなくなっちゃうと・・・((((( ;゚Д゚)))))ガクガクブルブル

 

ブリッツ「ちょっと待った、聞いてないよー!」(´д`)

 

 

 

【というわけでブリッツ君の冒険は、「サムライの剣」へと続きます!】