海賊船バンシー号

 

 

 

 

キャラクターコンバート&タイタンの歴史(4 --Seas of Blood--

 

 さあ、いよいよ夏本番ですが、FFリプレイブログ『Livre dont vous etes le heros(君が英雄になれる本)』も新シリーズがスタートです。

 今回から夏らしく海洋冒険モノとまいりましょう。『海賊船バンシー号(Seas of Blood)』がスタートゥ!!ヽ(*´∀`)

 さて今回はどんな冒険かっていうと、こんな感じ。

 

 君は海賊船バンシー号の船長です。恐れ知らずの荒くれ男どもを率いて、内海の岸辺を荒らしまわり、黄金や奴隷を狩り集めています。そんな君の強力なライバルが、殺しやアブダルだ。君もアブダルも、恐るべき海賊船長として、沿岸の都市国家に悪名を轟かせている。だが、どちらの方が優れた海賊なのか?前々からそんな疑問を抱いていた君たち2人は、獲物獲得競争をして、決着をつけることにしました!

 

 奴隷も戦利品で金貨に換金できるって(( ;゚д゚))アワワワワ

 えーっと、要するに、好き放題やれと。正義とか愛とか夢とか希望とか、そんなガキくさい言葉と関係なく、金貨分捕って、捕虜売り飛ばして、ライバルよりもイジ汚く稼いで悪名を高めなさい。それが今回の目標ぉー!(ええー?)

 いいでしょう!割り切りました!!

 アンセリカを失っていささかハートブレイクのブリッツ君、ここまで心がヤサグレたぁーっ!!

 さてそんなブリッツ@極悪モード全開ですが、前回『恐怖の神殿』を終えての能力値は以下の通り。このまま逝っ・・・じゃない、行っちまいましょう。

 

 【原技術点11 原体力点20 原運点13

 

 ハウスルールで達成点3点溜まっています。これは5点で原技術点+1なので、まだまだ溜めておくことにしましょう。

 あと、ちょっとレギュレーション変更。もう1つのハウスルールの金貨1/10持ち越しなんですが・・・うーんコレねぇ、あまり作用しているとは言い難いので、今回から廃止します。獲得アイテムを換金計算するのメンドクサくなってきたもんで。

 これからはルール通り初期所持金からスタートにします。今回の初期所持金は金貨20ですのでヨロシクー(^v^)v

 

 さて、今回の特殊ルールなのですが、今回の戦闘は2種類あるのだ。

 主人公のブリッツ(つまり「君」)だけが戦う「一騎打ち」と、船(あるいは集団)同士が戦う「大規模戦闘」です。

 まずはブリッツ君の手下である海賊船バンシー号の能力値を決めなきゃならない。1d6+6で原襲撃点、2d6+6で原戦力点が決まります。

 それではーさっそくー・・・はあっ!・・・(コロコロ)・・・こうなりました!!

 

 【原襲撃点11 原戦力点15

 

 一騎打ちはいつものFF戦闘の通り。大規模戦闘の場合は、敵の襲撃点+2d6と、こっちの襲撃点+2d6の振り合いとなり、負けた方が戦力点が-2され、戦力点が0になったら敗北です。海の藻屑です。あるいはさらし首です。

 技術点が襲撃点、体力点が戦力点に入れ替わったものと考えればいいかな。だけどこっちは運だめしは使えないけどね。

 

 それから「海賊船バンシー号」の冒険では、何日間航海しているか「航海日誌」をつけます。ライバルのアブダルとの勝負設定期間は50日。50日以内にどれだけ金貨をかき集めるかを競うわけですな。

 また、ブリッツ君の体力回復も航海日誌にて行われる。というのは、今回、食糧も原点回復薬も何もないのです。その代りに航海日誌に1日付け加える(つまり、何もせずに「休息」する)と体力点+1できる。もちろんその分だけ稼げる期間も少なくなっちゃうけどね。

 

 さあこれで準備完了!カモメの鳴き声が俺を呼んでるぜ(←意味不明)

 暗黒大陸クールの飛沫きらめく内海に、レッツ・ゴー!!

 

* * * * * * * * * * * * * * *

 

 というところでタイタン世界の紹介コーナー。

 今回はタイタン世界の歴史の続きだ。ええと、忘れちゃった人は38日の投稿が前回ですね。そっちを見てください。つまりは、暗黒大陸クールの死せる都で、アホな冒険者たちが混沌の落し子の棺桶を開けちゃったとこから。

 

 実はその前から、ゆっくりと闇の軍勢は力を蓄えていた。

 オークやゴブリン、トロールは辺境地帯で文明世界にちょっかい出していたし、アランシアでは邪悪な魔法使いが死体を操る技術を学び取ったし、クールの巨人山脈では時の為政者が無関心なのをいいことに暗黒勢力が勃興しつつあったし、どくろ砂漠では蛇人が砂地の温度を上昇させる(そしてアランシア全土を砂漠化する)魔法を発展させていたし、カーカバードでは祈祷師や呪術師が自然の力を捻じ曲げて夜と昼を入れ替えたり時間を戻したりしていた。広がり続ける裂け目から、ゆっくりと混沌が世界の中に染み出していたのだ。

 だけど死せる都の一連の事件、混沌の落し子の解放が決定打となった。この時点からタイタンの文明世界は「魔法大戦」という艱難辛苦を否応なしに味わうこととなる。

 

 まずは暗黒大陸クールの趨勢から記述していこう。

 

 魔法大戦の最初の烽火は、死せる都に近かったクール大陸南部のザゴウラだ。

 春になっても空は明るくならず、砂嵐が吹き荒れ、イナゴや蛇の群れが村々を襲った。これは自然の産物ではないと人々が悟った頃、混沌の軍勢がいきなり攻め込んできた!

 混沌の落し子がトロールやオーク、さらには不定形の生き物を引き連れてきたのだ。町は群れ集う汚らわしい軍隊の暴力で滅茶苦茶になってしまった。

 

 あっという間にザゴウラを破壊した後、混沌の軍隊は二手に分かれた。

 一隊は北東に向かい、大陸の中心部にある沃野を不毛の地に汚染させつつ、ケイベシュに達する。そこで北部からのオーク・ゴブリン連合軍と合流してこの街を粉砕した。そしてのたうち這いずりまわるように北東に抜け、港町アリオンを目指す。

 もう一隊は大陸西部で栄えていたクララシュ王国を襲うことにした。既にザゴウラの惨事を知って準備していたクララシュ軍は巨人山脈の金床峠で善戦したものの、ついにこの要衝を突破される。もはや王都シェイキスタは指呼の間にあり、風前の灯火だった・・・。

 

 だがここから善の勢力の猛反撃が始まる。

 アリオンに向かった混沌軍は、コルダの古き森で英雄ブレンダン・ブラッドアックス(後世のブラッドアックス船長とはまったくの別人)の待ち伏せ攻撃を食らった。タフな戦さとなったが、夕方になって血の染まる戦場に立っていたのは、ブラッドアックス率いる人間の軍隊だった。混沌軍は殲滅されたのだ。

 彼は胸糞悪い敵の死体を焼き払った後、急いでケイベシュの救援に向かう。

 だが時遅く、すでにケイベシュは陥落していた。ならばと、ブラッドアックスはさらに肉体の限界まで自軍を駆り立てる。

 歩け歩け!急がないと戦争が終わっちまうぞ!目標はシェイキスタ!

 

 シェイキスタの防衛軍は11日の間、反吐の出るような敵に対して粘り強く抗戦していた。

 そこにブラッドアックス率いるアリオン軍が、灰塵の荒れ野を縦貫行軍して到着したのだ。籠城軍と援軍の挟み撃ちとなった混沌の軍勢は容易に撤退できなくなり、まるで万力に締め付けられたリンゴのように押し潰されていった。

 この地の戦いは更に9日間続き、この地で混沌の軍勢は最後の一兵まで消滅した。しかし一方で王都シェイキスタも甚大な被害を受け、最終的には放棄せざるを得なくなってしまった・・・。

 

 暗黒大陸クールにおける魔法大戦は、各々の陣営にとって非常に高くつくものだった。

 オークやゴブリンは数百年の間、この大陸の支配に関する主導権を失ってしまう。人間は数多の素晴らしい都市と、数千に及ぶ戦士や市民を失った。そして何よりも最悪だったのは、混沌の悪行によって大陸中心部の穀倉地帯が荒廃し、二度と元に戻らない「混沌の荒れ野」と化したことだ。

 クールの前に通称として“暗黒大陸”と名づけられるようになったのは、この凄まじい戦いの後からである。

 

 ・・・と、長くなってしまったので今回はここまで。

 タイタン世界の歴史紹介、次回は魔法大戦におけるアランシアの趨勢です。

 お楽しみに!(^v^)ノ

 

 

 

バンシー号、出航!! --Seas of Blood--

 

【技術点11/11 体力点20/20 運点13/13】 【襲撃点11/11 戦力点15/15

【獲得金貨20枚】 【獲得奴隷0人】 【航海0日目】

 

 ---ブリッツ船長ってどんな人?

 

 「初めて出会った時はおっかなかったなあ」 「ふらっと現れていきなり前の船長を一刀両断だぜ」 「腹が減ってイラついたから、なんて理由でよ」 「すげえギラついた眼をしていたなあ」 「なんでも昔、雪の魔女をやっつけたって?」 「トカゲ王をぶっ潰したって聞いたよ!」 「元はファングの地下迷宮チャンピオンって噂だぜ」 「あまり昔のことは話さない。たまーに寂しそうな顔を見せるわな」 「剣術は見事。これは間違いないでござる」 「陽気だけど冗談はへたくそダニ」 「金遣いはすっげえ荒いよ」 「ああ見えて女の涙には弱いのな」 「儲けにならないことばかりクビ突っ込みやがる」 「でも、なんだかんだいってやるときゃあやるお人だよ」 「ブリッツ船長こそ海賊王さ!!」

 

 ---以上、バンシー号乗組員15名の証言でした。

 

 ・・・好き勝手言いやがって、まったく!!

 

 え?1人多いって?そう、最後は俺。あっはっは。

 ぃよーう!ひっさしぶりだねえヽ(゚∀゚)

 俺の名はブリッツ。けっこう昔はいろんな事やってた冒険者だった。

 だけどまあ、冒険者って、やっててもなんだか辛いこととか、嫌なことがたくさんあるんだよな。だから今はそんな割に合わないことはやめて、もっと実入りの良い仕事をしている。たくさん金貨を稼げて、酒や女やその他いろんな享楽をじゃんじゃか楽しめる仕事さ。すなわち・・・

 

 か ・ い ・ ぞ ・ く ・ だ 。 てへっ! (*≧∀≦*)

 

 今までメインに暮らしてたアランシアじゃあ、いろいろと厄介な奴らに出会いそうだから(ヤズトロモとかニコデマスとか、その辺のおせっかいな奴らだよ!)過去を隠して暗黒大陸クールの「内海(Inner Sea)」ってところまで流れ流れてきた。

 そこでひょんなことから手に入れた海賊船「バンシー号」を自分のものとして、かわいい15人の手下どもと一緒に暴れまわっている。

 ここらへんはあらゆる悪党、盗賊、強盗、人殺したちの巣窟で、悪徳に塗れた街ではあらゆる犯罪行為が許されるだけでなく、奨励されてもいるのさ。

 海賊稼業ってのもなかなかにおもしれえもんだ!イーヤッハー!!(*`▽´*)

 

 もっとも、金はたまらねえ(あらら)

 結構な数の商船は沈めたんだけどね。分捕った金貨は手下に分配して、残りは賭け事であらかたスッちまうの繰り返しだ。今日も今日とて内海のいちばん北にある街、タク市の賭博場にいるんだけど、俺の手持ち金貨は残り20・・・(´・ω・`)ショボーン

 

胴元「ブリッツ船長、どうすんだい?もうお開きかぁい?」

ブリッツ(さいころを握りしめて)「ううう、ちょっと待った、ええっと、どうしようかなあ」

???「ふふふ、ブリッツ、お楽しみじゃねえか!」

 

 おおっと、ここで俺のライバルの登場だ!

 黒い巻きひげを深々と蓄えた、ギョロついた眼をしたやせっぽちの男。

 「殺し屋アブダル」だ!

 こいつも俺と同じ海賊で、最近めきめきと羽振りが良くなっている。目の上のタンコブってやつよ。歯向った奴の鮮血で染め上げた真っ赤な帆を持つ「ヘイベルダール号」を自慢にしているスカしたアカ野郎さ。

 すでに今日、一晩で金貨300枚あまりをスッちまってる俺は、当然腹の虫が良くなかったわけで。がたんとテーブルを立って奴にメンチを切る。

 

ブリッツ「お楽しみどころか気分は最悪さ」

アブダル「なにぃ?」

ブリッツ「てめえみてえなチンケな野郎が目の前にいるんでな」

アブダル「ふっ、お前、俺に勝てると思ってんのか?」(酒臭い息を吐きかける)

ブリッツ「当然よ」(アブダルの顔面につばを吐く)

アブダル「やるかてめえっ!!!」

 

 そいでもって大ゲンカ(苦笑)

 賭博場の下働きが10人ばかり巻き添え食って死んだところで、「やめっろおお!わしの賭場で騒ぎはやめてくれええぇ!」と、賭博場の胴元が悲痛な叫びを上げ、殴り殴られ青アザだらけの俺とアブダルは引き離された。

 

ブリッツ「ふーっ!ふーっ!!」

アブダル「離せ!あのすばしこい野郎に教えてやる、アブダル様こそが内海で一番の海賊王だってな!!」

ブリッツ「ふざけんな、海賊王は俺様だ!!」

胴元「もういい、わかった、わかったよ!」

 

 タクの賭博場を取り仕切るこの男は、喧嘩の仲裁として、実に魅力的な提案をしてきた。

 『お互いが内海一だと思っているのなら、いっそ腕比べをして、どちらが本当に偉大な海賊か決めればいいじゃないか』だってよ!

 ウホッΣ(゚∀゚ )

 俺とアブダルはたちまちその考えが気に入った。そしてさっそくルールを取り決め、握手をして誓いの杯を交わす。海賊王を決めるグレート・レースの開幕だあっ!

 

 2人はそれぞれ1隻ずつの海賊船に乗り込み、同時にタク市を出港して、南の沖合にあるニプール島を目指す。この島に到着したとき略奪した金貨が多い方を勝ちとする。勝負の期限は50日!!

 

 そして翌朝。タク市の港。

 バンシー号の乗組員の奴らは船長の俺が帰ってくると、次はどこに向かうか聞きたがって囲んでくる。そんな俺の手下は全部で15名。ちなみに名前は・・・

 

 ダグラス(副頭目)  ブルズアイ(甲板長)  メイスン(料理長)

 クリッパー  ジャンセン  ザンバ  ドロクワ  

 ホワイトムース  サンドラ  バイパー  スリングショット

 ロブ・ジョイ  バーンズリー  マサムネ  ルカ

 

 どいつもこいつも、一騎当千の命知らずの親不孝者の豚娘どもだ。

 俺は奴らを一列に並ばせて事情を説明する。

 

ブリッツ「つーわけで、俺はアブダルに勝ちてぇんだ。力を貸してくれるな?」

乗組員15人「サー・イエス・サー!」

ブリッツ「アカのヘイベルダール号にコケにされたぜ?そんなこと許されるか?」

乗組員15人「サー・ノー・サー!」

ブリッツ「もちろん戦利品は、船の修繕費を差し引いた後、生き残った奴で等分だ」

乗組員15人「サンキュー・サー!」

ブリッツ「お前ら豚娘はバンシー号を愛しているか?」

乗組員15「生涯忠誠!命懸けて!闘魂!闘魂!闘魂!」

ブリッツ「海賊を満足させるものは?」

乗組員15「血だ!血だ!血だ!」

ブリッツ「俺たちの商売はなんだ?お嬢様?」

乗組員15「殺せ!殺せ!殺せ!」

ブリッツ「ふざけるな、聞こえんぞ!タマ落としたか!!」

乗組員15「殺せ!!殺せ!!殺せ!!」

ブリッツ「人殺しの顔をしろ!!」

乗組員15Uorhhhhh======!!!」(野獣のような雄叫び)

 

 よーしよし、テンション上がってきたよー!

 港の周りの荷受人が驚いて麻袋落したり、露天売りがクスクス笑ったりしているが、かまわず俺らはお仕事前の通過儀礼を続ける。ま、一種のゲン担ぎってとこさ。これを初めてから、海賊船バンシー号は負け知らずなんだってことで(`Д´)ゞ ビシッ!

 

ブリッツ「行くぞ野郎ども!ダイヤのクソをひねり出せ!!」

 

 俺がそう怒鳴ると、だだだっとバンシー号に乗り込む15人の手下たち。

 バンシー号のメインマストにジョリー・ロジャー(海賊旗)が翻る。

 ブリッツ海兵隊、出航ぉー!!(゚∀゚)

 

 

 

まずはウォーミングアップ --Seas of Blood--

 

【技術点11/11 体力点20/20 運点13/13】 【襲撃点11/11 戦力点15/15

【獲得金貨20枚】 【獲得奴隷0人】 【航海0日目】

 

 いよいよ勝負開始だ。

 高い石の塔に囲まれたタクの港を出港し、俺のバンシー号はグングン南に進む。風もよし。絶好の襲撃日和ってやつよ( ゚∀゚)

 赤い帆をした殺し屋アブダルのヘイベルダール号も俺の船の脇で波を切り分けて進んでいる。中指を突き立てる俺。貴様らアカどもに負けてたまるか!それから俺は懐から内海の地図を取り出して広げる。

 さぁて、ここからどこに行こうかな???

 

 

1)危険を冒して、思い切ってラガシュ市の沿岸の船を狙う。

2)シセラ砂漠に入っていって、西からの豊かな隊商を狙う。

3)内海を横切って獲物を探しながらエンラキ島へ向かう。

 

 まあ(2)は実入りが少なさそうだから除外。砂漠の隊商なんて、遭遇できるかどうか確率低いもんな。(1)か(3)か・・・これだけいい天候なのに、何もせず船をタラタラ動かすってのはもったいねえな。金持ちがたくさんいそうなラガシュでひと稼ぎすっか!(*゚∀゚)=3

 

ブリッツ「進路東!俺たちの目的地はラガシュだ!!」

乗組員15人「サー!イエス・サー!」

 

 ここで3d6を振る。出目が今の戦力点より下ならラガシュまで5日かかる。戦力点以上なら6日だ・・・(コロコロ)・・・16かよ。

 なんてザマだ!じじいのファックの方がまだ気合が入っているぞ!!!ヾ(。`Д´。)ノ彡

 俺は乗組員たちにそんな激励を浴びせつつ、えっちらおっちら、東の辺境地帯にあるラガシュ沿いにバンシー号を動かした。くっそー!いきなりアブダルにリード奪われちまったなあ!!

 俺らは堅固な町の城壁をじりじりと迂回しながら、パリネ河の河口に乗り入れる。そして内陸部にちょっと遡っていくと・・・わお!豪華な遊覧船、見っけ♪

 

ダグラス「キャプテン・ブリッツ、ひと仕事しますかい?」

ブリッツ「 あ た ぼ う よ ! !( ̄ー+)キラリ」

 

 カモはゆっくりと河を漕いでいるところだ。当然、俺らから逃れられん。集団戦闘だ!さっそくバンシー号を横付けし、ピカピカの兜をかぶった、わずかばかりの護衛兵に襲いかかーるっ!!!

 

【遊覧船 襲撃点8 戦力点6

1R (遊覧船/14)(バンシー号/17) 遊覧船/戦力点-2

2R (遊覧船/17)(バンシー号/21) 遊覧船/戦力点-2

3R (遊覧船/12)(バンシー号/16) 遊覧船/戦力点-2 ←Sunk!!

 

 はーい、無駄な抵抗は、ヨシナサーイ♪

 しょせんはひ弱な金持ちどもの道楽よ。あっという間に護衛兵を粉砕し、俺らは損害なしで遊覧船を制圧した。乗組員や乗客は河にざぶん、ざぶんと、自分から河に飛び込んでいる。俺らに捕まって奴隷にされるよりは、ワニに食われる危険を冒した方がマシってわけだ。

 そのうち遊覧船の内部から火の手が上がり始めた。チキショウ、逃げ出した船主が火をつけやがったな!「さっさと獲物を探せーっ!」そう怒鳴りつつ、俺は剣を片手にズカズカ船室に乗り込んでいくことにした。

 

ブリッツ「マサムネ、俺と一緒に続け!」

マサムネ「承知!!」

 

 ズバッ!ドシュッ!抵抗する、しないにかかわらず邪魔な目の前の船員を斬り伏せ、血飛沫にまみれながら通路を進む。俺の後ろを守るのは剣術が得意な八幡国出身のマサムネだ。

 さあて、煙が立ち込める船内で、錠の下りた2つの扉を見つけたぞ。

 左の扉?それとも右の扉?

 うーんと、右!俺はヤマ勘でドカッと右の扉を蹴破った。

 するとそこは寝室だった。あわてて出ていったらしい形跡で床に散らばっているのは、衣服、空の箱、宗教の祭具・・・そして持ち出し忘れた金の箱!中には金貨98があった!!

 うーっし上出来ぃ!ヽ(* ̄∇ ̄)ノ 俺は煙にむせびながら甲板に出る。もはやこの船はごうごうと炎に包まれて、これ以上獲物を探すことはできない。

 箱を小脇に抱えてバンシー号に戻ってきたら、俺の手下どもはちゃっかり遊覧船の生き残り3をつかまえていた。ほほう上品そうな顔立ちの姉ちゃんじゃねえか。奴隷市場で高く売れるだろうイヒヒヒヒ。最下層の船蔵にぶち込んどけ!!

 

 緒戦の出来としては上々だ。そして長居は無用。

 俺は満足して船首を回してパリネ河を引き返す。ところが内海に出たところで・・・

 

バーンズリー「キャプテン・ブリッツ!軍船だ!!」

ブリッツ「なにい!」

 

 俺らの暴れっぷりに緊急出動してきたラガシュ市の軍船が網を張ってやがった!

 ここでまた3d6。ちっ、あまりよくねえな。出目は15だ。戦力点以上ということは・・・軍船はこちらより早い!

 たちまちバンシー号に横付けすると、俺の船を引っかけ錨でがんじがらめにしやがった。敵兵が乗り移ってきたぞ!こうなったらしょうがねえ、迎え撃て!また集団戦闘だ!!

 

【ラガシュ市の軍船 襲撃点10 戦力点8

1R (ラガシュ市の軍船/12)(バンシー号/20) ラガシュ市の軍船/戦力点-2

2R (ラガシュ市の軍船/18)(バンシー号/20) ラガシュ市の軍船/戦力点-2

3R (ラガシュ市の軍船/15)(バンシー号/17) ラガシュ市の軍船/戦力点-2

4R (ラガシュ市の軍船/17)(バンシー号/19) ラガシュ市の軍船/戦力点-2 ←Sunk!!

 

 返 り 討 ち に し て や っ た ぜ !

 俺らは軍船を撃破し、船に乗り込んで獲物をあさる。金貨は見つからなかったが、奴隷市場で売ればいい値がつきそうな屈強な兵士を5人捕虜にできた。ようっしこいつらも船蔵にぶち込んどけゲヒャヒャヒャヒャ(*゚∀゚*)

 

ブリッツ「ピンク・パンティ越しの前戯は終わりだ豚娘ども。次はエンラキ島に向かうぞ!!」

乗組員15名「サー!イエス・サー!」

 

 

 

エンラキ島の落とし穴 --Seas of Blood--

 

【技術点11/11 体力点20/20 運点13/13】 【襲撃点11/11 戦力点15/15

【獲得金貨118枚】 【獲得奴隷8人】 【航海6日目】

 

 俺のバンシー号は波を蹴立てて内海を進む。

 ここで3d6・・・出目は7。現在の戦力点以下なので、5日ではなく4日経過しただけでエンラキ島に到着した!よくやった、うちに来て妹とファックしていいぞ!!(・∀・)

 

 さて、エンラキ島は神官戦士団アスール・エル・ダブロが生活している険しい島だ。この聖職者の一団は、石の神々に守られ、戦の神々を武器とし、島の中央にそびえる山の斜面に築いた砦の中で、規律に守られた修道騎士団のような生活をしている。

 もちろん宗教団体が儲かるってのはどこでも同じよ。無駄使いもしないで質素な暮らし、それでいて寄進の金はたんまりだから、溜め込んでいる財宝はデカイ。ハイリスク・ハイリターンってわけだな。

 どうやってここを襲ったものか・・・あの要塞みたいな寺院を真っ向から攻めるのは無理だなあ・・・腕を組んで考えてると「僕にいい考えがありますぜ!」と、乗組員の中でいちばん年下の若干10歳ながら、いちばん知恵の回る少年水兵のルカが、俺に策を申し出た。

 

 ごにょごにょごにょ・・・ふーむ、よし!それでいこうじゃないの!!(*゚ー゚)

 

 俺は目のつきにくい入江にバンシー号の錨を下し、こっそりと神官戦士の砦に向かうことにした。一緒に行く乗組員は老練な甲板長のブルズアイ、投げナイフが得意なジャンセン、それに言い出しっぺのルカだけだ。

 砦に近づくと、相手に見つからないように部下を隠し、俺が戻るのを待つように伝える。

 

ブルズアイ「大丈夫ですかい、キャプテン・・・」

ブリッツ「なあに、任せておきな」

ルカ「僕の計略に間違いはないのだ!」

ブリッツ「・・・と、こいつも言ってるよ」(ルカの頭をなでる)

 

 俺は、先日沈めた遊覧船が掲げていたラガシュ市の旗を振りながら、ゆっくりと砦の門に近づいていった。つまり、俺はラガシュ市からの使者と偽って砦の中に入り込むのだ。

 ルカの読み通り、人を疑うことを知らない神官戦士たちはころっと騙される。そして俺は神官戦士の長である神官長とさっそく面会することができた。ここは高貴な身分を装って丁寧に挨拶しておこう。へへへ。

 

ブリッツ「おお、北の地の真実と英知の守護者、隠れなきアスール・セル・ダブロ一族の偉大なる神官長よ。私は心からの友よりの祝福と知らせを携えてまいりました」

神官長「それは御親切に。お座りになって、茶でもいかがですか?お話はそれから伺いましょう」

 

 まだ若く、上品そうな青年の神官長は、微笑みを浮かべて俺に椅子をすすめる。

 俺は世間話をしてからおもむろにルカの授けた策のまま、用件を話した。ラガシュの市長がこの砦の攻撃を画策しているのですが、幸い、私には屈強な部下がいる、もし報酬をいただければ襲撃を撃退してあげましょう。砦に迎えていただけると幸いですが・・・

 

 俺の部下を砦の中に招き入れたら、そっから略奪開始だぜ。ヒー!ハー!(# ゚∀゚)