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イラク同盟軍死亡者統計(Iraq Coalition Casualty Count)
http://lunaville.org/warcasualties/Summary.aspx 
To: TUP <TUP-ML@egroups.co.jp>,TUP速報 <TUP-Bulletin@egroups.co.jp>
X-Mailer: Becky! ver. 2.00.07
From: Schu Sugawara <schu@io.ocn.ne.jp>
Date: Mon, 21 Jul 2003 18:23:25 -0400
Subject: [TUP-Bulletin] TUP速報142号 03年7月21日 メディアは
米兵死者数を低めに伝えている
イラクでの米軍死者が連日増えていることに世界の世論はショックを受けて
います。ただ、実際には純粋な戦闘による死者以外に様々な理由で死亡した
兵士たちが存在します。それを以下の記事は伝えています。駐留とはそれほ
どさまざまな危険をはらむもの。自衛隊を派遣しようとする政府関係者はそ
うした認識を持っているのでしょうか。
               (今村和宏/TUPメンバー)
[注:このオリジナル記事配信後4日で、米軍死者数は8名増えて93名に増加]
「メディアは米兵死者数を低めに伝えている」
 ――5月以来の死者数は正式発表の3倍
2003年7月17日 グレッグ・ミッチェル
Editor & Publisher オンライン
ブッシュ大統領が5月2日に戦闘終結を宣言してから33人米兵が戦闘で死亡した
という今日の報道は、十分悲観すべき内容。戦死した本人や遺族にとっては悲劇
だし、ホワイトハウスにとっても問題だ。ただ、実際の数字はもっと深刻なのに
メディアではほとんど報道されない。

米軍の正式記録では、5月2日以来イラクで死亡した米兵は戦闘以外での死亡者
多数を含めると85名。敵との戦い以外で死亡した兵士も死んだことに変わりなく、
遺族の悲しみも同じだ。またそのほとんどが米国本土にいたら生きていたことも
間違いない。それなのに、ずっと低い33名という数字をメディアは報道しつづけ
ている。

イラク同盟軍死亡者統計(Iraq Coalition Casualty Count)というウェブサイト
http://lunaville.org/warcasualties/Summary.aspx) はイラクで死亡した
すべての同盟軍側兵士の数を追跡している。出典はペンタゴンと米中央軍司令部
の公式プレスリリース、アーミータイムズ、CNN死亡追跡欄など。

今回のイラク戦争で戦闘による死者が148名に達し、とうとう第1次湾岸戦争の
戦死者147名を越えたことが報道で大々的に取り上げられた。しかし、イラク同
盟軍死亡者統計サイトによれば同期間中、米軍の死亡者数合計は224名となる。
このウェブサイトは死者数だけでなく、氏名、年齢、出身地のほか、軍が提供す
る(しばしば断片的な)死亡状況も記載している。

85名の統計を見ると、銃撃による死亡者19名に匹敵する17名が車両事故で死亡
していることがわかる。また10名が手榴弾攻撃で死亡しているが、7名は手榴弾
の暴発、7名はヘリコプター墜落による死亡。6名は味方の銃弾に倒れ、3名は
溺死している。自殺と思われる死者も5名いると、ペンタゴン官僚は公表した。

非戦闘死者の一番最近の例に、海兵隊員コリー・ライアン・ゲーリン(18歳、カ
リフォルニア、サンティー市)が挙げられる。かれはバビロンの宮殿の屋根で見
張り中20メートル落下し死亡。7月13日、ジャロア・プエジョ・コロナド陸軍軍
曹(36)は交通整理をしていてコントロールを失ったダンプカーにひかれて死亡
した。同13日、公式には身元未確認の兵士が味方の銃弾に倒れている。9日には
もう1名の海兵隊員(20)がクエートの車両事故で死亡している。

このほか多くの死者は、あいまいに「非戦闘状況下の負傷の結果」とある。最近
の1名は地雷除去作業で死亡。その他は溺死か自然死、車両事故による死とされ
ている。

(抄訳:今村 和宏/TUPメンバー)
原文:
http://www.editorandpublisher.com/editorandpublisher/headlines/
article_display.jsp?vnu_content_id=1935586

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