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京都・桂高校作出の品種群

同校では片山一平先生と草花クラブの生徒たちにより、アジサイの品種改良が続けられています。同校作出の、いわゆるハイドランジアとは異なったユニークな品種群が、すでに市場に出されています。さらに引き続き、新たな品種を世に問う予定もあるようです。

それらの品種をまとめて紹介しましょう。2003.5.31.現在。*2005.12.14.現在11品種という。

尚、このページの写真は、すべて片山一平先生のご好意により提供していただいたものです。無断使用はご遠慮下さい。

1.ニューバース桂 2.ピクシー桂の舞姫 3.桂のロクメイカン 
4.ちちんぷいぷい桂の地球(ほし) 5.桂夢衣(かむい) 6.ピクシー桂の藍姫
7.ピクシー桂の織姫 8.ピクシー桂の彦星 9.ピクシー桂の銀河 
10.プリンセス桂 11.瑠璃の桂(るりのかつら)

片山一平先生のお話では、いわゆる西洋アジサイ系の品種は家庭の庭で大きくなりすぎ、夏から冬に枝を切りつめられ、開花しなくなる。コンパクトなアジサイを作出すれば家庭の庭でも無用な切りつめがされず、毎年開花すると思い品種改良に取り組んだそうです。

そんな思いで改良されたアジサイは、どれも小型で、花付きがよく、丈夫との評価を受けているようです。

1.ニューバース桂:最初の品種、コンパクト・花はマリエシー咲き(装飾花が多く半デマリに近いガク咲き)、ヤマアジサイの交雑選抜種。ピンクにも青にも咲かせられる。

2.ピクシー桂の舞姫:マイコアジサイを母種としニューバース桂と交配した。テマリ咲き、開花時も枝が垂れ下がらない。ピンクにも青にも咲かせられる。

3.桂のロクメイカン:ウズアジサイとニューバース桂の交雑種、咲き始めのガク片はスプーン状、ガク咲きから装飾花がしだいに増えテマリ咲き状になる。純白。

4.ちちんぷいぷい桂の地球(ほし):清澄サワアジサイとニューバース桂の交雑種、テマリ咲き、子持ちの花が遅れて育ち、咲進むと球形に近い密なテマリ咲きとなる。

5.桂夢衣(かむい):常山アジサイ(中国産)×ちちんぷいぷい桂の地球(ほし)。選抜が終わり、品種名が決まった。下の写真の最上段は選抜中の貴重な写真、多くの雑種個体の内の1つ。中段と下段は「桂夢衣(かむい)」の花と葉。

片山一平先生のお話では、常山×アジサイでもアジサイ×常山でも通常の交配方法で種子および苗を得ることができるそうです。

「桂夢衣」は常山の性質をひき、常緑性で冬は紅葉する。装飾花無し、花は常山:濃青色に対し桂夢衣は青。


雑種の蕾・選抜中


左:常山、右:雑種・選抜中

葉のような苞(ほう)が花房の内部にもできる。花房が3段になっている?

6.ピクシー桂の藍姫:「ちちんぷいぷい桂の地球」と「ピクシー桂の舞姫」の交配から選抜、


7.ピクシー桂の織姫:「ピクシー桂の舞姫」をより小型にすることを目標に育成した品種。現存する品種の中で最小級のアジサイ。平成18年 品種登録認定。

樹高約11センチで、こぶし大の花が咲く。


8.ピクシー桂の彦星:「桂の織姫」と同じ交配親から生まれた品種という。


9.ピクシー桂の銀河:淡青色テマリ、装飾花は小輪


10.プリンセス桂:
写真はありません

 

11.瑠璃(るり)の桂:韓国系ヤマアジサイと桂高校作出品種「ちちんぷいぷい桂の地球(ほし)」との交配による新品種。青の美しい半八重咲きの品種。平成17年 品種登録。葉に韓国系の特徴がでているようだ。