これは、少し昔の栄えた王国お話。


一年中花が咲き乱れ、果実はよく熟れた。自然豊か、穏やかで平和なフェンリル王国という国があった。
そこには心優しい人々から好かれる国王ナマク、美しき姫、ナロミーネ。姫を守る幼き守護兵のシャロレイド・ロリスなどが平和に暮らしていた。
何も知らず、ただ平和という暮らしに身を委ね…。
しかし、その生活は長く続かなかった――


北暦3967年、神在月――

近隣の軍事主義国家ナロニカ帝国に不穏な動きあり…。

それは極一部で噂されていたことだった。国王の耳にも少ししか情報は入らなかった。
当然、姫やロリスの耳には届くこともなく、わずかとは知らぬ平和な時を過ごしていた。
姫を想う守護兵と守護兵を想う姫。
二つの想いは大きくずれ、気付いた時には戦争という大きな壁に阻まれていった。

ナロニカ戦役開戦の1ヶ月前から平和から曇っていくナロニカ戦役直後まで描き出す。
幼き守護兵シャロレイド・ロリスが目にしたナロニカ戦役とは…。姫やロリス、フェンリルの人々は一体どうなるのか。

物語の結末は…誰も知らない……



小説「Love Liberty Life」の過去。ちょっぴりあまくて切ないファンタジー物語。