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東海旅客鉄道

◆373系

1995年に、165系の置き換えをメインに、普通列車から特急まで使用できる汎用性の高い車両として登場しました。一応の格付けは特急車です。特急「伊那路」、「ふじかわ」や「ホームライナー豊橋」と「ホームライナー大垣」、ほかにも大垣〜米原間でも普通列車が設定され、過去には特急「東海」(2007年廃止)、特急の間合い運用として夜行快速「ムーンライトながら」など(2009年の臨時列車化に伴って373系での運行を終了)として使用していました。

車体は21m級2ドアで、顔を普通鋼、ほかをステンレスとしています。普通列車の時の立ち客を考慮したのか客室とデッキを仕切る扉は省略されていて、代わりの保温対策として乗降扉を半自動としています。また制御方式は東芝製個別制御のGTO素子によるVVVFで、1M2Tで構成されています。ホームライナー大垣ではこの3両を2編成増結した6両編成、ムーンライトながらでは3編成増結して3M6Tの9両編成で運用されます。なお、制動に関しては閑散路線での運用も考慮して発電ブレーキ対応回生ブレーキです。また抑速ブレーキも搭載しています。

内装はひじ掛け内蔵テーブル付の回転式リクライニングクロスシート、クハ372形以外は連結部に4人掛けの固定テーブル付セミコンパートメント(半個室)で、クハ372形は代わりにトイレと洗面所、公衆電話を設置しています。車内販売や自販機はなし、グリーン車もなしです。

特急東海 ムーンライトながら 到着 折り返し普通列車に
ながらのヘッドマーク 普通列車のヘッドマーク 内装 デッキ寄り
セミコンパートメント 高画質版 早朝(秋)
mp3 (6.5MB / 04' 41)
373-8 関東では貴重な東芝製GTOの音で、標準的な音です。この車両は東芝製モーターの車両らしく派手に異音を発しています。デッキと客室を仕切る扉がないので、ムーンライトながらでは夜行とは思えないほど変調音が強烈に入ってきます。

◆313系

1999年、103系などの老朽車両の置き換え用として登場しました。用途に合わせてさまざまなバリエーションが存在し、0番台は転換クロスシート、車端部のみロングシートとなった1000番台、転換クロスシートで車端部がロングシートの1500番台、ボックスシートでワンマン対応の3000番台、そしてセントラルライナー用の8500番台が存在します。ご覧の通り373系をベースとしたデザインです。

制御方式は3レベルIGBTのデュアルモードインバータで、メーカーは東海の贔屓先である東芝ですが、一部は三菱製もあるそうです。三菱でも特に音の違いはありません。

インバータ
mp3 (4.2MB / 03' 40)
313 騒音対策が徹底しているらしく、静かすぎてつまらないです。音が小さいので分かりにくいと思いますが中速域での走行音が373系そっくりです。
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