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電子回路のBasic
  その4:パワーMOS FET
1.Pチャンネル
  品番が”2SJ”で始まるPチャンネルは、S→Dへ電流を吐き出す
  大きな電流をプラス側コントロール(オンオフ)したい時には便利
  リレーの代役とすることも可能

  ピンアサインは左から
   @ ゲート (G)
   A ドレイン(D)
   B ソース (S)

  Spec. of 【2SJ304】
  ・ドレイン電流 : Id=-14A
  ・許容損失 : Pd=40W
  ・ドレイン−ソース間電圧 : Vdss=-60V
  ・オン抵抗 : Rds=80mΩ

2.パワーMOS FETの使い方
  (ロード・スイッチ作動例)
  ソース端子を電源プラスへ、負荷はドレイン側へ接続する
  ゲート(G)の電圧がしきい値以下である時、ドレイン(D)はソース(S)に接続される
  しきい値はソース電圧に相対する

  ゲート(G)電圧 Hi → OFF (電球消灯)

  ゲート(G)電圧 Lo → ON (電球点灯)


  ゲート(G)は電圧コントロールのため殆ど電流は流れ込まない

3.パワーMOS FETの魅力

  ・大電流を電圧によりリレーチックにオンオフコントロールができること(メカニカルリレーの代役に最適)

  ・S-D間のオン抵抗が極めて低いため、大電流を流しても高温発熱し難い


  ●とにかく静電気に弱い

4.1a接点リレーライクな回路例
  A点の電圧がHiであると、Bより負荷を繋ぐCへ電流が流れる
  A点の電圧がLoであるとB→Cへの電流は遮断される

  このとき負荷はドレイン側に接続する
5.Nチャンネル
  品番が”2SK”で始まるNチャンネルはDから電流を吸い込むタイプ
  大きな電流をアース側コントロールしたい時には便利
  リレーの代役とすることも可能

  ピンアサインはPチャンネルと同じで左から
   @ ゲート (G)
   A ドレイン(D)
   B ソース (S)

6.マイナスコントロール
  ゲート(G)の電圧がしきい値以上である時、ドレイン(D)は電流を吸い込む(2SK3140の場合1〜2.5V)

  ゲート電圧Hi (2.5V超) → ON(電球点灯)
  ゲート電圧Lo (1.0V未満) → OFF(消灯)

  ゲートへ流れる電流を実測値したところ、僅か0.4mA程度
  電流の流れる方向は、D→S、負荷はドレイン側に接続する

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