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  リヤブレーキパッド交換
1.SEIスポーツパッドに交換
  この住友電工のパッドは初期制動性に優れており、ディスク攻撃性が低く、スポーツパッドにしてはブレーキダストが少ないなど信頼性が高い
  なお、住友電工製(アドビックス)のパッドはトヨタの純正品(組立ライン装着)としてセルシオ、グランビア、RAV4、ハイラックス等に供給されている

2.パーツ番号は「SS679」
  実は240のリヤブレーキは新型エスティマと同一
  ちなみにフロントは新型ノア/ヴォクシーが同一
  240でも2WD/4WDは同一ブレーキを採用している
3.SSパッドのヒートレンジ
  MAXの設定は約450゜Cとなっており、フェードテストの高温時には約300゜Cとなることからストリートでは十分余裕のある設計だ
  CSパッドは街乗り低温時(〜100゜C)の領域では初期制動が悪くなるため不向き

4.ブツとご対面!
  メーカーロゴは格好いいが、この後すぐ見えなくなる運命に…
5.作業開始
  エアジャッキで上げてリジットラックをかませる
  今回の作業では、タイヤ/ホイールの脱着が最もチカラを必要とするところ

6.ホイール外した左後輪
  絵の左方向が車両の前方
  リヤキャリパは車軸の後方に装着されている

7.キャリパ構成図
  スライドピンに各々ボルトで止まっている
  左のボルト2本を外せばキャリパを分離できる

(引用先:トヨタ「電子技術マニュアル」)
8.キャリパ全体
  本体は鋳鉄製
  塗装するも良し
  
9.キャリパ上部
  ボルトの呼びは14

10.キャリパ下部
  今回の作業では、ホイールの脱着以外には、この上下のボルト2本を外すことのみ
  
11.キャリパ外し開始
  工具は呼びで14のメガネレンチと14のスパナを使用
12.キャリパ下部ボルト
  スパナでスライドピンを、メガネで取付ボルトを回す
  大きく「AISIN」の文字が浮かぶ
  キャリパを取り外す前にキャリパピストンを押し込めておくと取付時の作業が楽だ


13.キャリパを外した
  キャリパにはブレーキホースが接続されていることから、ホースにチカラが及ばないよう吊っておく

14.パッド構成図
  鳴き止め等目的のシムが各2枚入っている
 
(引用先:トヨタ「電子技術マニュアル」)
15.パッドを外す
  溝に填っているだけなので手でスライドさせれば簡単に外れる

16.新旧パッド比較
  右のノーマルはソリッドだが、左のSSパッドには対ダストのスリットが切られている
17.ノーマルパッド(キャリパピストン側)
  左下端に残厚警告のための爪がある(通常スポーツパッドにはない)
  摩擦材が1mm程度に減ると、この爪がディスクを引っ掻き、音を発する
  スポーツパッドに交換したら、自ら定期点検をキッチリ実施し、残量を監視する必要がある

 
18.シムを移植
  シムの渋みを付けるため、プライヤーで爪を少し内側に曲げてから取り付ける
  左がインナー(キャリパピストン側)、右がアウター(ホイール側)
  このようにシム形状が異なるので組み付けの際は間違えないよう注意

19.厚さ比較
  右2枚はこれまで約8,200km走行した後のノーマルであって、摩耗量は1mm以下である  
20.SSパッドを組み付ける
  シムのタイプ違いに注意
  キャリパピストンの丸い汚れの無いほうがアウター側
21.キャリパを組み付ける
  ステンレスシムが綺麗になって輝いている
  ホイールを取り付けて完了!
  続いて右側の作業を同様に行う
  左右全ての作業時間は約1.5h(作業員は私一人)


22.インプレッション等

  パッドを交換するならトヨタへの純正サプライヤーでもある信頼性を買って「SEI製」と決めていました。
  なぜリヤか?と言うと、残念ながら240用のフロントは未だ開発中(当時)とのことであり、リヤはエスと共通部品として既存していたためである。

  装着直後に感じたことは、十分、摺り合わせが出来上がっていないにもかかわらず、ブレーキング時に「リヤが沈み込む」安定感を与えてくれる、とてもイイ感触だっ。
  初期制動のタッチも言うこと無し、100km/hからのABSが入るフルブレーキでもEBDの御陰で前後同時にリリース(ABSが作動)される。(…リヤが先行しない)
  また、EBDの作用によりリヤブレーキはセーブされているため、フロントと比較してブレーキダストの発生は少なくなっています。
  当たりが出た後を期待させてくれる、楽しみなパッドだ!(パッドの当たりが出るのは概ね200km走行後)

  なお、ブレーキパッドの交換作業については、キャリパを取り外すことから「分解整備」に該当するため施工することができるのは認証を取得している整備工場か、または車検証に記載された自動車の使用者本人であって、施工後は記録簿に記載する義務を負う。(平たく言うと「自分の車は自分で整備することが可能で、やったら記録しておくこと」とされている。)

  → 追ってフロントパッドも交換しました。


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