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  シフトアップポインター
     レブリミット近傍において、シフトアップを要求するオーバーレブ警告灯を装備した
1.回路図

  タコメーターへの信号を利用し、7414シュミットインバータに入れ波形整形(反転×反転で結果非反転)し、ワンチップマイコンのRB0/INTポートへ入力する

  プログラムソースにおいて、設定回転数に達したとき、まず3,700rpmを超えると予告として黄色LEDを点滅させ、5,400rpm以上で黄色LEDを消灯し赤色LEDを点灯させるともに、ブザーにて警報させる

  PICは16F84A、接続するオシレータは10MHzを使用する


2.ユニット
  電源ON時の初期デモで両方のLEDを点滅させている
 (基板上のLEDはセッティング用モニタ)

  ブザー系ドライブTrは備えておき、とりあえずブザーは接続していない(セッティング終了後…?)

3.今回のヒット部品(?)
  レギュレータにTA7805F(\80)を起用
  これは小型で場所を取らず、データシートでは最大出力1Aとされている
  このユニットではLEDを2個同時点灯させても消費電流は約80mA(ブザー除く)であり、ヒートシンクなしでもPICの電源には十分で、小信号バイポーラTO-92と同等のGOODサイズだ

  
4.信号ピックアップ
  エンジンコントロールコンピュータのコネクタJ5#27(TACHO)「白に青」に、タコメーターへの信号(パルス波)が出力されている(1回転2パルス)




出典:電子技術マニュアル

5.コネクタJ5
  エンジンコントロールコンピュータの上から2番目

6.J5#27「白に青」を分岐させる 7.実車チェック
  左の黄色LEDは約3,700rpmから点滅を開始する
  点滅周期は点灯100msec、消灯300msec
  ソースではタイマ0及び割り込みINTを利用し回転数を測定(パルスカウント)している


8.実車チェック2
  右の赤色LEDは5,400rpm以上にて点灯し、同時に左の黄色LEDは消灯する(仕様1)
  ほぼプログラムどおりの作動が得られた

9.装着
  ソースの仕様を変更して装着(仕様2)
  表示LEDは赤色1個のみ、4,800rpm以上にて点滅するようにした

10.インプレッション等

  作業時間は約2時間(ソース開発等除く)、パーツ代は約¥1k

  ステアリングホイールとアイポイントとの位置関係が悪く、タコメーターの美味しい部分が非常に見難いことから、また、ステアシフトマチックを使用して全開走行すると、1、2速でオーバーレブ防止のフューエルカットが作動するところまで引っ張ってしまい、ハンチングし慌ててアップシフトするということがあることから、雰囲気向上もありF1モドキのシフトアップポイントインジケーターを拵えました。

  ソース上のセッティングでは、
  仕様1:約3,700rpmから黄色LEDを点滅させ、約5,400rpm以上で赤色LEDを点灯(同時に黄色LEDを消灯)させるようにしています。
  仕様2:約4,800rpm以上で赤色LEDを点滅させるようにしています。

 〔仕様別の設定:回転数のお勘定〕
  タコメーターに接続されている回転パルスは、エンジン1回転で2パルス発生し、6,000rpmにおける1パルスの周期は5msec(200Hz)、アイドル回転の600rpmにおける1パルスの周期は50msec(20Hz)となっています。
  ・ 仕様1
  タイムオーバーフローが8回発生している間(設定により約100msec)に、1パルスで1回、パルス毎に割り込みをさせ、その割り込みした回数を数えています。
  分解能は約300rpmですが、レスポンスがイマイチで作動開始回転が安定しない場合もあり仕様2へ改良。
  ・ 仕様2
  プリスケーラーを利用し、タイムオーバーフロー割り込み1回の時間中に、単純にパルスの回数をカウントさせています。
  プリスケーラーレンジは最大の256にセットし、オシレータ10MHzからTMR0の初期設定値をD'12'とすることで、計算では 0.4μsec×256×(256-12)=24.98msec≒25msec単位でパルス数を数えるようにしています。(シュミレーター計測では24.93msecであった)
  計算上、これで6,000rpmにおける25msec当たりの発生パルス数は5個、分解能は1,200rpmと非常に荒いもののレスポンスを優先させ、また、点灯目標回転数である4,800rpm(パルス周期は6.25msec)以上だとピッタリ4個以上のパルス数をカウントすればOKとなります。(実際のセッティングではカウントアップ開始のパラメータはD'251'にセットして丁度 4,800rpmとなりました。)
  RB4〜RB6はパラレルに出力させており、約 4,800rpm以上にて同時に出力(点滅)を開始します。
  
  また、仕様改良の背景には、
  @ メーターパネル付近へ配置するLEDは1個としたかったこと
  A 2色LEDを試してみたが輝度が低いこともあり分かり辛くボツ…
  B 高輝度赤色LEDを1個とした場合、点灯ではイマイチのためピカピカ点滅させるほうが刺激的であること
  C 作動目標は5,500rpm前後としていたものの、作動範囲が狭いことから1個点滅でも楽しさ回数を増すため、通常のDレンジでも一瞬光る4,800rpmからとした(「4,800rpmから」とは開始点が若干早い気もしますが、ここからレッドゾーン手前までは低いギアなら瞬時に吹け上がります)
  なお、ブザーを配置することは、高輝度点滅LED1個で確実に分かることと、同乗者への音的配慮もあり装着は見送りました。

  完成後になってようやく気付いたのですが、単にパルスの山の数を「イチ、ニ、サン…」と指折り数えているだけなので、パルスは反転でも非反転でも関係ない…インバータはなにも6個も入っている必要などなく、4S584等小型のシングルシュミットトリガでOKであろうと。
  まあ、手持ちには無いので無理でしたが、もし購入できれば一層の小型化が可能でしょう。
  インバータの7404も試してみましたが、特に問題もなく作動するようです。また、パルスの波形を綺麗にしなくてもノイズさえ取り除いてやればそこそこ読めるかもしれないと思います。

  高速道路インターチェンジ合流の加速ゾーン等において、ステアシフトマチックの2速から全開ダッシュを仕掛けると目の前がピカピカピカッ! 雰囲気を盛り上げてくれています。。(戦闘態勢に入った闘牛のような…)


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