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  シフト インジケーター
     Dレンジで走行中、実際には何速を使用しているかをモニターし各ギア段数を数字で表示させる
1.シフトソレノイドのマトリックス
  Hは+約6V(GND比実測)、Lは0V
  △はロックアップを示し、ロックアップが作動すると+約6Vが発生する
2.シフトソレノイド信号の検出T
  F32コネクタはエンジンコントロールコンピューターユニットの最下段にある乳白色の大きいコネクタ
  SL1:#7「緑に白」
  SL2:#8「緑に黒」
  単独の抵抗値は実測で#7−#9:約5Ω、#8−#20:約5Ω 
(引用先:トヨタ「電子技術マニュアル」)
3.F32コネクタ(填っているもの)
  中央がエンジンコントロールコンピューター
  左隣のベージュ色はジャンクションブロック/ボディコンピューター

4.シフトソレノイド信号の検出U
  F34コネクタはエンジンコントロールコンピューターユニットの下から3番目にある乳白色の小さいコネクタ
  S4:#12「黒に白」 

(引用先:トヨタ「電子技術マニュアル)
5.F34コネクタ(外してあるもの)
  ターゲットから信号を取り出す分岐を作る
6.作成したピックアップ
  白色はSL1、黄色はSL2、灰色はS4からの分岐ライン
  

7.AOI流シフトインジケーター回路図
  7408はAND回路を4個、7404はNOT回路を6個内蔵している
  4511は7セグメントLED用のドライバ

  1速から3速については、各ロジックの出力を4511の入力(B,A)に接続している
  4速については、S4信号を直接4511の入力Cに与えている
  また、4511の出力側(a〜g)は7セグLEDの端子a〜gに対応している
  7セグLEDには、今回、数字の”1”から”4”までしか使用しないため、入力Dはアースに落としておく

  ドライバ4511の7セグLEDコントロールは次表のとおり
入 力 出 力
7セグLEDの表示
”1”
”2”
”3”
”4”


  なお、この場合、7セグLEDにはカソードコモンを使用する(回路図から明らかではある)

  この回路のみでは2→3速へのアップシフトの際、一瞬”1”が表示される(私の240は4WD車)ことから、次の対策回路を組み合わせる
  

8.対策回路
  回路はsl2が”H”であるとき、sl1が立ち上がると時定数C&Rの設定時間中、出力Qが”H”となる
  このとき、青B(2nd表示系)へは”H”を出力するとともに、赤A(1st表示系)はアースに落として”L”としてやる
  なお、作動確認は4WD車では完璧だ(2WD車では不明)
  +Bは同じ5VでOKだ
9.対策ユニット
  VRの設定は中間くらいで落ち着いた(あまりシビアではない)
  黄色がsl1、黒色がsl2、赤色がA、青色がBとなっている
10.2WD用対策案
  2WD車では4速時に表示は”5”または”6”と出ることがあるとのレポートを頂戴し、ならばS4信号が”H”となったときには1st系(同じ赤A)及び2nd系(同じ青B)をアースへ落として”L”としてやることでは如何か…(作動未確認)

11.電源回路
  安定化を図るため、3端子レギュレターで5Vに落としておく
  供給元はDレンジ信号から取り、とりあえずモニタリングはDレンジ&Mポジションとした
12.メインユニット完成
  右側が表示部である7セグLED、グリーン色を採用した
  台上にて作動確認を実施…
          良好良好  ( ^ o ^ )
  信号が入力されていない状態では”3”を表示する(正常状態)
13.仮接続にて作動確認
  ドライブレンジにシフトすると”1”を表示する
  グリーンでカソードコモンを探すのには苦労した(赤でアノードは沢山出回っている)
  Mモード時においても同様の作動状況であることを確認した

14.増速に合わせて表示が切り替わる 15.3速
  ステアマチックに切り替えても表示は同様
  ステアリングのシフトスイッチを押しても現物ギアが切り替わらない以上表示はリンクしない
16.4速

17.メータークラスタ内へ組み込み
  シフトパターン表示の近傍とした
  基板及び配線を黒色に塗装しないと目立つかと思ったが、スモークスクリーンの御陰でほとんどOK
18.オーバードライブオフ表示との位置関係
  隣にオーバードライブオフ表示があり、干渉しないことを確認
  この7セグLEDは大きさもバッチリで、消灯している以上目立たない
19.4速表示の状況
  完成!
  7セグLEDは裏でタイラップにより固定している
  ホットボンド等による永久的固定は後日検討することとした

20.おまけ

  7セグLED中のドットに「ロックアップモニター」の機能を組み込むとメイン回路図はこのようになります

  右側のTrは2SC1815のコンパチの2SA1015が良いでしょう

  ただ、ドットは小さく見難いので楽しくないかもしれません(お好みの世界で…)


21.マイコン制御回路
  汎用ロジックICに代えてワンチップマイコン(PIC16F84A)によりコントロールすることとした
  ロジックタイプで経験した表示の不具合は、ソフトウエアにて遅延を組むことにより解消させている
  各ポートの接続はソフト側にて対応できるのでシビアではない(ソフトを書き換えられる場合に限る)

  ロックアップモニターをビルドインしてある

22.7セグLED(必要部位抜粋)
  ソフト側で対応すればアノードコモンも楽に使用できる(ゼロを出力するだけだ)
  マイコンから各セグメントを直接ドライブしている

23.ユニット
  3端子レギュレターは場所をとるのでLタイプの方がよろしいでしょう(手持ちパーツ都合)
  ”3”が表示されているのは無信号時プルダウンにより3入力ポートともLoであるため
  7セグLEDは14Pソケットに填めている

24.作動確認
  単独のパーツ代は約¥1k

  PICを利用する利点は、ユニットを簡素化できることと、ソフトにより容易にセッティングが変えられることでしょう
  7セグLEDを差し替えて終了


25.インプレッション等
 
 〔ロジックタイプ〕
  作業時間は試作トライ及び改善対策を含め合計15時間以上、パーツ代は約¥3k(ただし開発中に逝っちゃったIC等はこれに含まず)でしたが、今更まともに作れば3時間程度で可能でしょう

  このインジケーターにより分かったこととして、アクセル開度により飛びシフト制御が頻繁に行われていることが明らかとなった
  具体的には、1速にてアクセルワイドオープンの後、車速が4速のカバーレンジに達しているところ(45〜50km/h)でアクセルを閉じる方向に操作すると、2・3速を飛び越えていきなり1→4速へシフトするケースがあることや、4速からアクセルを全閉にして減速すると3速へシフトダウンした後はロックアップを最大限継続し、低速ロックアップ限界に達すると2速へシフトすることなく3→1速へダウンされること等です

  ロックアップモニターと相まってビジュアル的にもとても楽しいアイテムです ( ^ _ ^ ) v
  (御陰でメータークラスタ内ばかりに目が行って危険ではありますが…)
  余ったロジックを活用し、ロックアップモニターをビルドインすることもできるが、あちらが先行していたためそのままです
  また、7セグLED中のドットをロックアップモニター表示に使用することも便利でしょう (上記「おまけ」のとおり)

  なお、私の240は4WDであり、2WDとはトランスミッションが異なり制御も若干違うため、2WDの方は事前のチェックをお勧めします



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