| ハイビーム光量制御(実験中) | |
| マイコンコントロールによりハイビームの明るさを可変できるようにした |
| 1.回路図 対向車が無い単独走行等において、ハイビームを点灯させると道路標識やガードレール等に光が反射し自分にとって眩し過ぎることがあるので、そんなときのためハイビーム単体で減光できるようにすることとした また、対向車に眩しくさせない弱い光へ容易に調整できるようにし、これによりロービームの補助をもさせられるように設計する ボリューム(VR)によって決定されるGP4の電圧をA/D変換し、目標周波数は100Hz、周期は10msec固定として、ADコンバートリザルト値(0〜255)に対応しデューティ比を0→50%まで可変させる どんなに明るく調整したとしてもノーマルの半分程度の明るさとなるようオン時間は最大50%(5msec)とするため、単位時間を20μsecとして、5msecは20μsec×250回、これを大まかな目標とする なお、ノーマルのコントロール系とは並列に接続することにより、ノーマルのハイビーム機能には全く影響を与えないようにする |
2.ユニット PICチップを利用したPWMとして、一種のパルス制御式調光器である パワーMOSFETは、Nチャンネルの2SK3163(75A,110W、1個\200)をチョイス ハイビームは1個60W電球で左右合計120Wであるが、パルス点灯なので問題なし VRは基板外付けにして運転中にコントロールできる位置へ設置する VRをゼロ位置付近へ絞り込めば、ハイビームは完全に消灯状態となる グリーンのLEDは作動モニター用 |
| 3.コントロールボリューム取付 ステアリングコラム・アッパーカバーの右側面に6.5mmの穴を開け、可変抵抗を取り付けた ボリュームは、クリック感からスイッチ付を購入、スイッチ回路は利用しない これは最も手前に回したこの位置にすると、”カチっ”とスイッチのクリック音とともに節度ある操作感が得られ、完全消灯のポジションであることが分かり易い利点がある |
4.コラムアッパーカバー裏側 基板はアッパーカバー天井裏へホットボンドにて固定した(右上は可変抵抗器) PICの電源はACCから分岐し、アースラインはイグニッションキーシリンダのボディ前スクリューへ友締め ユニットの消費電流は、LED消灯時で約3mA |
5.ハイビームコントロールライン ライティングスイッチコネクタJ45の「赤に黄」ラインがハイビームのマイナス側である このラインは2.0sqと太く、同じく2.0sqの黄色ラインを分岐させた |
| 6.組み付け ノーマルハイビームの電流を測定してみたところ、エンジン停止状態において約7.8Aであった |
7.コラムカバーを復元して完了 格納スペースとボリュームの操作性から、ボリュームの取付けは走行中にも容易に調整ができるこの位置に決定した 可変抵抗に取り付けたノブは外径φ20 |
8.ハイビーム点灯表示灯 このパイロットLEDはハイビームの電球と並列接続されており、これの明るさにより調光程度を大まかに把握できる 写真はノーマルの全点灯状態(100%) |
| 9.50%点灯時 このユニット経由でのピーク状態 |
10.ゼロ近く、ほんの数%点灯時 |
11.全点灯のハイビーム ハイビームは、確かノーマルバルブのまま |
| 12.ポジション程度に調光 車幅灯と同程度の明るさに調整してみた 見かけ上の電流が小さくなり暗くなると、一層、黄色く写る |
13.50%点灯状態 写真写りでは、まるでイエローのフォグランプみたいだ 思わず夜の雪道で試してみたくなった なお、ロービームはバーナーを変更している |
14.別の角度から 構想どおりの良い感じに仕上がった このユニットの作動条件は、ロービームを点灯させることによりヘッドランプリレーがムーブしていることを前提としている |
| 15.インプレッション等 作業時間は、ユニット作成約0.5時間、プログラム作成約1時間、車両インストール等約2時間、パーツ代は¥1k未満。 このユニットを取り付けた後であっても、ライティングスイッチレバーを前方へ倒せばノーマルと同じく100%点灯のハイビーム、パッシングも同様に機能します。 また、電源を投入したイニシャル作動時はオフスタートとしています。具体的には、PICの電源であるACCをオンにしたスタート時には非作動状態とし、ボリュームを一旦、ゼロ付近へ落とすと作動を開始させるようにしています。 【基準適合性について】 平成18年1月1日以降に製作された灯火新基準の自動車に対しては、「走行用前照灯は、すれ違い用前照灯の点灯操作を行ったときにすべての走行用前照灯が消灯するものであること。」と明確に規定されていますので、すれ違い用前照灯と同時に点灯させる場合は、「その他の灯火」の明るさ制限である300cdを超えては不適合となりますでしょう。 一方、私の初期型240は平成13年式なので、この規制がかかる前の「・・減光し、または下向きにすること。」をクリアすればOKとしても、他の交通の妨げになる、対向車に対し幻惑を与える光度にしてはダメですね。対向車が幻惑し、こちらに突進されては困りますので単独走行時や高速道路等以外においてはΔゼロに調整することとしています。 また、光度が増減する灯火は一部の規定された灯火を除き基本的にダメですが、「配光可変型前照灯」と見ることができれば適用されない部分であると読み取れます。 ハイビームはドノーマルでも十分明るいハロゲンバルブなのですが、街中走行が多いのでパッシング以外まともに点灯させる機会は殆ど無いのが実情です。 ・・・これではもったいないのでチョロっと怪しく点灯できるようにしてみました。 (*^_^*) PS:ヘッドライトカバーはポリカーボネイト樹脂であることから、紫外線を吸収し曇ってしまっています。コンパウンドで削れば表面のコーティング層を取り去ってしまうため、新たにコーティングを施す必要があるでしょう。 |
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