ナビ・オーディオ灯火関係他諸元データ大写真集問答箱(FAQ)掲示板(BBS)



  夜間駐車自動ハザード
     夜間、駐車中に後続車が接近すると自車の存在をアピールするため自動でハザードを点滅させる
2.ユニット
  ウインカー電球は1個21Wとして約1.7A流れる
  これが前後で合計2個だと、計算上片側当たり約3.4A流れることになる(LED系は微少電力なのでこの場合無視)

  左右それぞれのウインカー系へは、10Aのリレーから各々5Aのダイオードを介して信号をダイレクトで供給してやる
  この際、点滅動作はPICからこのリレーをフリッカーコントロールすることにより行う
1.回路図
  2個の光センサー(CdS)により周囲の明るさを測定し、次の2条件が成立した場合にはリレーをフリッカードライブさせることにより左右のウインカーを同時に点滅させる

  まず、@夜間であることの確認は、バックドアガラス上部に設置したセンサー(CdS0)により周辺の明るさを計測
  次に、A後続車が接近しているか否かは、リヤバンパ付近に設置したセンサー(CdS1)により明るさを計測し、このCdS1が後続車の前照灯で照らされ抵抗値が低下した場合に限り出力させる

  他に入力信号として、
   @ 駐車時以外は作動しないようにするため、キーシリンダに鍵が挿入されていないこと
      ( → ポートGP5)
      : 『Key off』信号の入手先はアンサーバックプラス大元
   A ノーマルのハザードが作動中である場合は作動させないこと
      (回路図中破線部 → ポートGP3)
   B 過放電防止対策としてバッテリー電圧が一定値以下の場合は作動させないこと
      ( → ポートAN2/GP2)

  PIC12F675のADコンバータを利用し、条件を満たした場合にはリレーによる点滅信号を左右ウインカーへ供給してやることにより、ハザードが作動しているかのように見せかけ後続車へ注意を促す
  ポートGP<0:2>はAN<0:2>としてアナログポート設定、GP3及びGP5はデジタル入力ポート、GP4は出力ポートとしている

  (回路図中、電源部及びパスコンの記載は省略)


3.CdS
  外径約12mmの樹脂ケース入り防滴タイプ

  屋内で抵抗値を測定してみたところ、蛍光灯直下で約0.2kΩ、暗室にて表面を塞いだ状態では約240kΩであった
  (1個¥150)×2個

4.バックドア右側CdS取付部
  バックドア右側トリムを外し、CdSの取付場所を確認する
  テスタで測定したところ、ここ(真鍮肌)は車両側と遜色の無い良好なアースが取れていたので利用することとした(アースラインを友締め)

5.バックドア上部
  (CdS→バックドア内への配線)
  CdSからトリム内を通してハイマウントストップランプ裏からバックドア内部へ配線する
  このように迂回させているのは、配線を通す適当な穴を利用するため
  左の黒いチューブは、リヤウオッシャーノズル&ホース


6.バックドア内→車室内への配線
  青いラインをバックドアからジョイントホース内を通し、Dピラートリム内部へ配線を行う
  新たにアースを取る必要が無かったので、ここを通過させるのはCdSのプラス側1本で済んだ
  サードシート右側用シートベルトショルダアンカーボルト1本を外せば車室トリム内側へのアプローチが可能

7.バックドア右側トリムへCdSを埋め込む
  リヤスポイラーの影となる位置を避け、トリムへ穴を開けてCdSを取り付ける
  裏側は、小さな基板ごとホットボンドで固定してある

8.トリムを組み付ける
  天候が曇りの時、バックドアを跳ね上げたこの状態で抵抗値を測定してみたところ約250Ω、CdSの表面を指先で塞ぐと約2.5kΩの値を示した

  

9.後続車検出用CdS
  バンパー右にある牽引フック部の蓋に穴を開けて、後続車の前照灯から照射される光を捉えるCdSを埋め込む

10.右側方向指示器への配線追加
  方向指示器のプラス側へ分岐ラインを追加する
  保護チューブを一部カットする

  後方に見える青いラインはCdS0からのもの

11.分岐ラインをカシメる
  ウインカー系の「緑に黄」ラインがプラス側である

12.コネクタを接続
  スパイラルチューブを巻き付けることにより保護を行い、タイラップでしっかりと止める
  ウインカーバルブコネクタをきっちり差し込んで右側終了
  
  次に、左側ウインカー系へも同様の分岐作業を実施する

13.接続して終了
  ウインカー系への電流は、サーキットテスタ実読みで1系統(片側)当たり約2.8Aであった
  測定値の判断はピークホールドではなく目視結果なので、実際にはもう少し流れていると思われる(3A程度)

14.インプレッション等

  作業時間は2時間程度、パーツ代は約¥1k

  明るさを検出するレベルの微調整は2個のトリマによりセッティング。

  この場合のハザードを作動させる電源は、メインバッテリーの消耗を避けるため、AVバックアップ用バッテリーから流すこととしました。

  後続車がいないのにやたらハザードを点滅させておくのは無駄だと感じていましたが、路上に一時停車させておく時には重宝しています。


←前の項目 次の項目へ…

ナビ・オーディオ灯火関係他諸元データ大写真集問答箱(FAQ)掲示板(BBS)

掲載内容の判断や施工する際は、全て自己責任に基づき実行して下さい
無断転用をお断りします

Copyright(C) 2006 AOI all rights reserved