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  リモコンエンジンスタータ
     本格的な無線機を利用したDTMFリモコンにより遠隔地からエンジンを始動できるようにした
1.リモスタ回路図
  無線機で受信したDTMFの音声信号をデコーダチップへ入力し、このチップから出力されるデコードされた4ビットのバイナリデータをPICマイコンで受ける
  DTMF信号を受けている間、デコーダチップのStD(#15)はHiとなること、また、Q1からQ4にて出力されるバイナリデータは、次にDTMF信号を受けるまで保持されることから、StDがHiであるときQ1〜Q4を読み取るようにプログラムソースを組む
  基本的には駐車位置表示ハザードと同様である

  ソースにて設定した複数桁のDTMF信号を受け、条件に適合する場合はエンジンスタートを開始させる
  まず、IG1及びIG2のリレーをムーブさせ、約1秒経過後、スタータリレーをムーブさせる
  1秒空けるのは、車両側のリレーの作動タイムラグを考慮し、電圧が安定したところでセルモーターを作動させるようにした

  スタータリレーのムーブ時間は、コンディションにより微調整したくなることから、50kΩのトリマで設定した電圧値をAD変換し、この値の大小により時間をコントロールさせている
  さらに、バッテリー電圧をAD変換し発電電圧を監視させることにより、エンジンの始動が完了したかを判別している

  エンジンスタート後、ウォーミングアップ中に運転席ドアが開くとカーテシスイッチのプラス側がアースに落ちることを拾って、本システムから一旦、エンジンを停止させるようにしている



2.ユニット1
  DTMFデコーダチップからドライバ段までを1枚の基板に組み込んだ

3.ユニット2
  パワーリレー3個は別の基板に配置し、ケースの下段に取り付けた
  ビスの長さは30mmで、キューブリレーの高さは13mmあることから、15mmのスペーサを噛ましてこの上にメインユニットを組んでいる
  
  パワーリレーは松下NAiS AJJM131(定格20A、最大35A/2min.)

  
4.端子部
  イグニッションスイッチへ接続するのはこの4端子である
  3Pコネクタは、上段横向き端子(赤)がバッテリーへ、下段左右縦向き端子(青&緑)がイグニッション系(IG1&IG2)へ接続される
  キボシ端子(白)はスタータ系(START)へ接続される


5.ユニット2の回路図

  3回路リレーであるが、パワーMOS FETに置き換えることも可能である

  パワーMOS FETは2SJ471をチョイス ( VDSS:−60V、ID:−30A、PD:30W )


  (マウスポインタを左図上に重ねると、図を切り替えます)







6.インプレッション等

  作業時間は合計5時間程度、パーツ代はユニット1 約¥1k、ユニット2 約1.5k、ケース/ケーブル/端子その他総合計で約4k。(無線機等除く。)

  リモスタによるウォームアップ時間は、とりあえず最大6分程度に設定しています。今後、シーズンにより再検討することとなるでしょう。

  テスト期間中、「このリモスタで始動させる → 始動後、イグニッションキーシリンダへキーを差し込みハンドルロックを解除 → 車両発進 → 走行中、キーを差し込んでいるにもかかわらず設定時間満了によりリレーが戻りエンジンが停止した。」ということがありました。
  この原因を検証したところ極めて単純な操作ミスで、イグニッションキーシリンダへ差し込んだキーはアクセサリ(ACC)の位置であったことが判明しました。人間操作においてフェイルセーフの観点からもこのようなことが発生しないよう、安全のため運転席ドアが開くと、リモスタ系から一旦、エンジンを停止させるようにしました。

  直接波による通信距離は無線機のパワーとアンテナに依存しますが、実用では駅前駐車場の車両から約500m離れた走行中の電車内からハンディのローパワーで送信し、良好に始動させることができ構想どおり。
  ちなみにDTMF信号はレピータをスルーするので、レピータ経由とするととんでもなく遠い位置から制御できます。(広域レピータだと何十キロのオーダー!)

  駅から歩き、車両に乗り込むタイミングでは完全に暖機が終了しているので、タイムロス無く走行を開始することができます。
  

  【キーレスエントリリモコン対策】
  リモスタによるエンジン稼働中、キーレスエントリリモコンを有効にする対策回路





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